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東京の空、かろうじて捕らえたゆりかもめ

先日、エンゼルフィッシュの捕獲に失敗したので、とりあえずでも写る星雲、写らない星雲の別を探索してみようと思った。
シリウスがはっきり見えるから、近くのカモメを撮ることにした。東京で撮るから「ゆりかもめ」ってところかな。極軸合わせはポーラーメーターのみ。
今回は、言ってみれば、試し撮りなので、SharpCapのLiveStackで1秒コマをスタックしていった。5秒もすれば、カモメの顔面がうっすらと写っているのが分かった。エンゼルフィッシュのような失敗はないと見た。露光を2秒に切り替える。電線にひっかかる前に切り上げて、30分露光できた。
seagull_Stack_32bits_915frames_1830s.jpg
2秒露出なのに星が流れてる。まぁ、今回は気にしない。ざっとレベルを詰めてみたら、迷光?がかぶってる。フードしなかったからなぁ。
きちゃない出来上がりだけど、撮れることは分かった。次の機会に丁寧に撮ってみる。次の捕獲対象は、冬の南天だと、カリフォルニア、M78、魔女顔が候補かしら? それからクリスマス&コーン?
M42とバラは写ることは分かっているし、エンゼルフィッシュは撃沈されてしまった。ランニングマンはHαだと写りにくいことが分かってる。魔女顔もHαだと難しいだろうな。OIIIならいけるかもしれない。
撮影日:2017年12月27日
鏡筒:BORG 55FL
補正光学系:レデューサー7880 0.8x
カメラ:ASI1600 MM-COOL 冷却付き(-15度)
ガイド:なし
赤道儀:AP赤道儀
撮影:SharpCap 3.0:LiveStack
露出時間:2sec x 915frames 約30分
BIN:2
GAIN:400
フィルター:ZWO Hα 7nm

この記事へのコメント

  1. カモメしっかり撮れていますね。流石Hαだけあります。
    それにしてもちゃんと導入できるのが凄いです。ポタ赤を使っていた時は星の並びから導入したのですが、(それにしたってM42とかM45、M31位なもんです。)今はもうすっかり自動導入に頼り切ってしまっているので、自分で導入できるのは凄いなあと羨ましく思いますよ。

  2. SharpCapのLiveStack、面白いですね。
    カメラを回転させるとき、利用してます。
    それにしても、ゆりかもめ!綺麗に写ってますね。

  3. 昔、某汐留方面で働いていた頃、何度かゆりかもめで遠回りして帰りました。
    夜のゆりかもめは、かなーり好きでした。
    おっさん一人だと、かなーりあれですが…
    いつ撮影できるかなぁ… orz

  4. Gさん、ありがとうございます! 電子ファインダーにしてから、面白いように場所が分かるようになりました。スマホのARで天体の位置を特定しようとしていたかつての努力が嘘のようです。もっとも長焦点になると難しいとはおもいますが(^^)

  5. オヤジさん、ありがとうございます〜。SharpCapいいですよね。APTでもLiveStackができるみたいなので、そのうちAPTも試してみたいです!

  6. けむけむさん、今日は新橋で飲み会でした。ゆりかもめのゆったりとした感じと海が広がる車窓が好きです☆彡

  7. 1フレーム2秒とはかなり短時間ですが、しっかり写っていますね!
    自分は今年ライブスタックばかり使うようになってしまいました。
    処理が甘い部分があるかもしれませんが、短時間露出で大量に作られたフレームをDSSどころかスタックが高速なAutoStakkert!でも、後処理が面倒に思ってしまいます。

  8. cockatooさん、ありがとうございます!翌日がお仕事で遅くまで画像処理する時間がないときにライブスタックはありがたいです。天体導入で被写体を1秒単位で確認していけるもGOODですね!

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