学研の天体望遠鏡キット「天体望遠鏡ウルトラムーン」が届いたよ。しばらく品切れになっていたけれど、さっきアマゾンを見たら「2020年12月27日に入荷予定」ってなってた(追記:定価は2750円です。転売目的なのか、それ以上の値段で売られていることがあるみたいなのでご注意を)。箱には「はじめての天体観測にぴったり!」て書いてある。なんだかワクワクするなー。対象年齢は6歳以上なので、私にもぴったりだ。さぁ、開封の儀だ。
箱のなかは、こんな感じでパーツが詰まっている。あとカラーのガイドブックも入っているよ。組み立て説明書を兼ねているよ。
パーツは鏡筒、対物レンズ、ジョイント、接岸部、接眼レンズ2本(12倍、25倍)。ULTRA MOONと書かれた紙は、鏡筒にはるシールだよ。
トイレットペーパーの芯のようなものが鏡筒。これが2つある。材質は紙。まさにトイレットペーパーの芯のようなんだけれど、ロゴ入りシールをはれば貧相な感じはなくなるね。それに何より、内面反射を抑えるように黒く処理されているのがいいよね。わかってる〜。
対物レンズはガラス製のアクロマート。52mmで有効径は46mmと書いてある。月を見ると明るすぎるらしく、絞りがついていたよ。写真でわかると思うけれど、レンズの下の開口が小さくなってるでしょう? それが絞り。付け外しが可能なんだ。
接眼部のピント合わせは、スクリュー式。ぶっといボルトのような棒が接眼レンズになっている。12倍、25倍の接眼レンズで、いずれも、ねじ込んでピントをあわせる。学習用なら、これで十分だよな。三角の突起は、天体導入時の照星になる。それから、そう。太陽を見ちゃいけないよ。
にゃあさんは、お兄さんなので説明書を見なくても作れるんだ。パーツをすぽっ、すぽっと差し込んでいくだけ。ネジがいらないので、ほんとうに小学生にも作れる優しい作りになってる(実際に作る時は、説明書みてくださいね!)
で、架台に乗せる。1/4ネジ穴があるので、自由雲台(別売)に接続して三脚に乗せればOK! そうなんだが、ここはにゃあさんとしては、全国のお友だちに差を付けたいところ。BORG マルチバンド60φ【7065】(税込:7,332円)で固定してみた。これが驚くことにピッタリ! 2750円の紙製の望遠鏡に見えないぜ。どうだ、ガキども! ( ー`дー´)キリッ
嘘です、嘘です。ゴメンナサイ、泣くなってば…
これをポラリエに乗せたら、立派な望遠鏡だねぇ。
残念なことに月は見えなかったんだけれど、近くのビルに望遠鏡を向けたら、きちんとピントが合って、いつものようにビルの灯りが見えたよ。対物レンズと接眼レンズの固定部には、照星があるので、月を導入するくらいならカンタンだと思う。ただ、正立像じゃないので、逆立ちして見ることになるな。
コリメートをしてみようと思ったんだけれど、苦戦した結果、まともに撮れなかった。とはいえ、コリメートが難しいのはいつものことだ。
ガラス製アクロマートレンズといい、絞りといい、鏡筒の内面処理といい、結構、本格的で、お値段的にも頑張ってると思った(といっても、コルキットスピカも同じような価格帯だ)。組み立てもカンタンなので、お子様、お孫様にいいんじゃないかと思うよ。ぜひ、眼視でお月さんを見てみたい(私の狙いはそこじゃないけれど…)。
この記事へのコメント
おはようございます。
いやぁ…
この段ボール感がたまりませんね。
遥か昔実家にあった木製三脚の段ボール屈折。。。。
懐かしい記憶がよみがえります
moritoさん、昔はたくさんの天文ファンがいらしたみたいですね。こういう付録があちこちにあったのでしょうか。新参者の私には、この紙望遠鏡がとても新鮮です(^^)
バランス悪すぎ。(`´)
なんのって?
筒とその他の値段のバランスさ。^^;ソレガ タノシインダケドネ
是空さん、もっとバランスを崩したいのですが、どんな組み合わせが一番珍妙ですかね。それを考えているだけで楽しいです(^^)/
一番インパクトがありそうなのは、Advanced-VXに乗せた姿かな。
付かないと思うけど、x5バーローなんてものありだ。
^^ヤルナラトコトン
是空さん、なるほどAVXに紙筒は珍妙ですね!アンバランス感が半端ないです! 接眼部はちょっといじろうと思っていますよ。今夜は晴れているので、部活したい気分ですが、明日のお仕事に備えて寝ます。おやすみなさい。
最近話題のキット、ついににゃあさん家にも生えてきたのですね。
・・・な、なにっ!
鏡筒の外径がBORG互換!?
すごく欲しくなってきちゃいました
ネットでは売り切れ続出ですが、本屋さんでは平積みになっていると聞きました。慌てなくてよかったかもです。バンドも紙で作っちゃいましょうかね。珍妙な構成にするのは、是空さんからもリクエストをいただいているので、ゆっくりと考えます~