国立天文台によると、金星は4月28日に最大光度に達するらしく、4月中旬以降マイナス4.5等以上の明るさを保つんだとか。25日夕方に西の空を見ていると、ひときわ明るいのは分かった。最近、これといって撮りたい天体もなかったので、その金星を撮ってみることにした。
惑星を撮るなら、普通の経緯台でいいやと部屋から引っ張り出してきたけれど、経緯台に載せたのがC5とAS385MCで6250mmくらいの長焦点だったので、ものの10秒くらいで画角からはずれていってしまう。甘くみてた。
AZ-GTiを引っ張り出してきて、導入も兼ねて金星でアライメントをする。金星は目に見えるので光学ファインダーで十分。撮影ソフトはSharpcapを選択。恒星時で追尾。これでおとなしくしてくれる。
そんなに暴れてないので、シーイングはいいほうなんだと思う。シャッタースピードは0.775ms、Gain=110として2000枚を撮影。うち10%をAS3!でコンポジットしたあと、Registaxで塩コショウをした。
三日月型の姿がはっきりと写っている。いつも見えている点の星が、実はこんな形で見えていることがあるんだと思うと感慨もあるけれど、金星だと言われなかったら、月みたいで何も面白くないな(笑)
初めての金星
金星が明るい。惑星撮影シリーズのなかでも忘れられがちなので撮っておくことにした。 本日は、5倍バローとQHY5III178C(えっ?)の組み合わせを見てみる回でもある。金星は、北極星で極軸を取るより早く現れたので、ポーラーメーターでのみ極軸...
この記事へのコメント
いい感じで撮れていますね~!
自分もこんな感じで撮りたいと思っています。
補強の為の鏡筒バンドのプリントは終わり、仮組してみましたがサイズは狙った通りに出来上がったようです。
バンド内側にフェルトを貼って~などの処理は明日やるつもりです。
C5とAS385MCで6,000mmオーバーですか!
取り回しが良さそうでいいですね。
BORG71FLだと全長が長すぎて扱いにくいです。
VMC95Lで拡大撮影を試した方が良いかもしれないなぁ・・・。
VMC95Lでシャープに写ればいいんだけど、あまり期待できないと思うんですよ。
普段、月ぐらいしか撮らない自分には惑星は難しいです。
8倍の双眼鏡でも丸くない事だけはなんとなく分かりますよ。
もしかしたら自分の目が乱視気味なのが影響しているかもしれませんが・・・。
カメラde遊ingさん、ありがとうございます! 間にバローをはさもうと思ったのですが、なくてもそれなりの大きさでした。6000mmオーバーといっても、クロップ効果込みですから、1250mmには違いないです。なので、VMC95LとNEXでもそこそこ行くんじゃないかと思いますよ。
金星、模様出ないですもんね~
地球照みたいなものもないですしねー
金星も三日月状だったんですね。
その下に居た三日月を撮ったのですが、なんとファイル破損で全滅orz
夕方撮った片栗の花も深夜に撮ったM8,M20も破損・・・
M8,20撮影中に異常に気付き、SDカード換えたら記録できるようになりましたが、
昨晩はTリング忘れて試したかった鏡筒のテストはできないわ、
流れまくりで長時間露光できないわ、風が強いわ、雲出てくるわで
泣きながら撤収しました。
今晩も夜半から晴れるようですが、3晩連続はキツイので悩み中です。
せろおさん、それは災難でした。ファイル破損ってどんな状況か分からないですが、私の場合、過去15年分の写真を入れたLightroomのカタログHDDの読み書きができなくなったり、ネコの写真を撮ったSDカードが読み書きできなくなったりしたときは、Easus Data Recoveryというソフトを使ったら、救出できました。Windows版があるのか分かりませんが、一度、救出ソフトを試してみる価値はありますよ
撮影直後のプレビューでは問題なかったのですが、
その後、カメラで画像を見ようとすると「この画像は表示できません」と出ました。
ご紹介いただいたEasus Data RecoveryのWindows版を試してみましたが、
復元動作はするものの復元後のファイルも開けません。
正常なときでも書き込みが遅かった(その時点で気付け)ので、
SDカード自体の不具合かと思われます。
ダメージがデカイ写真ではないので、壊れたファイルは諦めます。
むむむ、残念でした。お役にたてずにすみません。SDカードの不具合って案外多いですよね。予備買っておこうかな。