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飽きもせず、木星を撮るの件。今回はモノクロだよ

おもちゃを手にした子どものように、新しい望遠鏡を手にいれたものだから、毎晩遊んでしまっています。天気予報では曇だったので、今日はお休みかと思っていても、空を見上げて木星が光っていればささっとベランダで撮影することになってしまいます。お月さまは雲がかかっていたけれど、そのうち、あかあかと存在を主張するので、そのときに撮ることにします。
今晩は木星をQHY5III-174Mで撮影しました。そもそもLRGBの練習用、惑星用として購入しました。最近ではガイドカメラや電子ファインダーとしても便利に使ってますよ。スティックのりみたいな大きさだから、ちょい撮りにも最適。
と気をよくしていてもですね、日本で使っているのは私だけではないかというくらい、ブログでも作例でも見掛けませんねぇ。心配になってくるよ。私の作例が下手くそだと、さらに買う人がいなくなるんじゃないだろうか…。
まぁ、気にしない。鏡筒はいつものセレストロンC5、2xバローを使います。カメラは前述のとおりQHY5III-174M。シャッタースピードは1/125(SharpCapのログでは8になってるけど何かのバグ)。ゲインは20。ビニング1x。ROI。撮影枚数3000枚をAS!2で処理、うち90%を使用。レジスタックスでウェーブレット変換。
jupiter等倍.jpg
あぷらなーとさんがいつもモノクロは解像度高いとおっしゃるけど、すごいシャープな気がする。あれ、いや、昨日の木星よりも一回り小さいような気がする。というか、明らかに小さい。バローを使わなかったときとほぼ同じ大きさだよ。シャープなのは小さいせいなのか?
センサーサイズがASI1600のフォーサーズより小さいから、むしろ大きく写ると思っていたのにどして?(デジタルカメラの基本が理解できていないので勉強する)。ROIのサイズのせいかなぁ。
jupiter_big.jpg
気を取り直してフォトショップでちょっと拡大してみた。破綻してないように見えます。QHY5III-174Mのセンサー・ピクセルサイズは5.86μm(ASI1600は3.8μm)だから、5xバローは許容できるかもと。 ただ、猛スピードで自転している木星をRGBフィルタで撮影するのは難しそう。カラー版買うか。えっ?

この記事へのコメント

  1. Mono、面白そうですね。
    綺麗なコントラストな木星です。
    キーワード:光害に強い、H-Alphaフィルター、O-IIIフィルター、とかは頭に入ってますが、もちろんやった事ないです。
    白黒のカメラが必要ですね。
    でも、綺麗な夜空だったら、カラーのカメラで撮りたいので、使う時がバッティングかも。

  2. オヤジさん
    >綺麗な夜空だったら、カラーのカメラで撮りたい
    やはりそう思いますよね!私もそう思いましたが、取り替えるのが面倒で(笑)そうすると、望遠鏡2台体制という…欲望が!

  3. どうも。
    最近本業が忙しくて全然撮影出来てないあぷらなーとです。
    モノクロの木星、なかなかシャープで良いですね♪
    ちなみに、1ピクセルの大きさが5.86÷3.8=1.54ですので、同じピクセル等倍でもASI1600の1/1.54倍の大きさに見えているハズですので正常だと思いますよ。もしLRGB合成するのでしたら、あらかじめASI1600の画像を画像処理して1.5421倍に拡大しておけばうまくいきますよー。
    あ、でもカラー版の174があれば楽チンですよねぇ。
    えっ?!(笑)

  4. あぷらなーとさん、お忙しいなかコメントありがとうございます。私の方は、本業ほったらかしで夜空を見上げてます。私を仕事に戻すのは曇り空しかありません。というほど熱心じゃないですけど(笑)ピクセルの解説、ありがとうございます。デジカメの基本が分かってないと、この算数が分からないのですよ(汗)助かりましたm(_ _)m

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