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(メモ)スマホで天体導入支援(その2)

スマホを天体導入の支援に使う件、梅雨とあって、頭の体操をするにいい時期です。精度に対する過剰な期待は禁物ですが、ある程度使えるための基本条件ってどんなものがあるのか? まだまだ生煮えですが、ちょっと考えてみました。
■スマホとホルダーの相性
必要なものは言うまでもなくスマホなんですが、スマホホルダーの種類によっては使えるスマホを選んでしまいます。私が使っているスマホホルダーはL字の製品です。ある意味がっちりと支えてくれるとも言えるのですが、底辺を塞いでしまいます。そこで機種によっては、底辺に干渉するボタンが出てきてしまいます。これを避けるためには別のホルダーを用意するか、スマホのボタンが干渉しないことを確かめることをおすすめしますです。
sumaho.png
■スマホホルダーの可動域
スマホをきちんと天体に向けて、スマホ上の対象と実際の対象を同期させないといけません。精度には限界があるので、まぁまぁアバウトでもいいと思いますが、かといっていい加減では使い物にならないと思います。そういう意味で、自由雲台のように上下左右に稼働できるホルダーが良いと思われます。自由雲台と違って首カックンしない微動雲台は最高にいいと思いますが、オーバースペックのような気もします。それから、ホルダーの組み方によっては左右にしか動かないケースもあると思うんですね。そこも注意しておきたい。それでも機能すれば結果よしなんですが。
導入支援.jpg
こんなのとか

こんなのとか

■アプリの相性
加速度センサーと電子コンパスを駆使したプラネタリウムアプリはいくつもの種類があります。Google Sky Mapがその代表格と言っていいのかもしれません。無料で使えますしね。
ドイツ式赤道儀を使っていると北で極軸を取った時は横位置なのに、南の低空に望遠鏡を向けると縦位置になるということもあるわけです。そんなとき、画面が自動的に縦横を切り替えてくれるかという点はユーザビリティにおいて大事かと。
あとは、表示できる星の数ですかね。Google Sky Mapは、表示できる天体の数が少ないです。これは検索にも影響してきます。たとえばNGC7000で検索できるか、表示できるかどうかとか。ステラリウムは表示できる星の数が多く、イメージがつかみやすいです。導入する際に恒星の位置がヒントになるかもしれません。私の場合は、ステラリウムを星図がわりに使っているので頼りにしています。また、どの位置に導入したい天体があるのか矢印で教えてくれる機能があるかないかとか。
ナイトモードの有無、あったとしてもすぐに切り替えができるかもポイントかなぁ。ここんところ、実戦投入してみないと分かりませんが、個人的にはステラリウムが好き。このあたり一度整理してみないとです。誰得か分からないけど、雨と曇が続くかぎりこのネタ続くと思います。
stellarium.png

この記事へのコメント

  1. 楽天でもアマゾンでも、山ほどありますが、使えるフォルダーって、買ってみないと分かりませんね。
    田舎なので、携帯ショップに少し置いてあるだけで、ネットの方が便利。
    でも、以前、軽トラで300km程、遠足する時、スマホのナビで行く事にしたのですが、合うフォルダーが見つからず、次々、4個もネット買った事ありますよ。(汗)

  2. オヤジさん、私も似たような経験があります(笑)今回私の場合、ホルダーではなくスマホを何台もとっかえひっかえして相性をみているというコスパの悪さです(汗)

  3. 通販だと、届いてみるまで「意図通り」の物が来るか分かりませんものね。今日のエントリーにも書きましたが、当方は昨日「期待通りじゃない」ものが到着して難儀しています。以前やらかした『爆発する中華木炭』以来の衝撃です(笑)

  4. あぷらなーとさん、まだまだ中華は怪しいですね。きちんとしている業者と、発泡スチロールのクズを送ってくる業者の落差が激しすぎるというか……。前者だと日本国内で買う場合との価格差がだいぶ小さくなってきていうるという感触です。8掛けにもならないかも。それでも中華には日本で見掛けない怪しい商品がたくさんあるので、闇鍋的な楽しさがありますね。

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