東京都議選の投開票日の夜、久しぶりに月が明るく見えので、セレストロンC5とASI1600MCの組み合わせ(バローなし)で撮ってみました。空は多少曇っていたのですが、クレーターの一つひとつがキレイに写りました。1250mmとだと、画面ほぼ目一杯に写るのですね。
これまで月全体を画角に収める場合の長焦点といえば、ケンコーのミラーレンズ800mmでした。ケンコーのミラーレンズ800mmで撮った写真がこちら。諸条件が違うとはいえ、全然違いますね。大きくは撮れているけれどキレは今ひとつ。C5とは比較にならないコンパクトさが長所ですが、写りは値段相応かなという印象を持ちました。
撮っていて気づいたのですが、Sharpcapの画面にレンズのゴミがはっきりと写り込んでいました。一応、フラットを撮って合わせておきました。長焦点になればなるほど、レンズのゴミがはっきると写るんですかね? 惑星撮りや800mmではあまり気づきませんでした。
ずっと梅雨空だったので、月でも撮らないとストレスばかりが溜まってしまいます。
# 危機の海あたりを比較してみると良く分かるけど、今回撮った写真には、前の写真には写ってなかったところが写ってる。ずっと同じ面を地球に向けてると思っていたけれど、微妙に揺れてるんですね。これが月の秤動(ひょうどう)っていうやつか。
ウィキペディアのアニメーションGIFが分かりやすい
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/c/c0/Lunar_libration_with_phase2.gif
この記事へのコメント
もう少しするとC5の出番ですね。
ミラーレンズの画像が青味掛かってるのは、何かかましてますか。
こちらは、月も見えませんでした。(笑)
ベランダって、ちょいの間の撮影には良いですね。
6月20日頃から、星は全然駄目です。
やる事が無くて、絶賛お暇中です。(汗)
追記
月の秤動って、アニメみました。
全く知りませんでした。お恥ずかしい。
静止衛星は、小さな円の中で、8の字の軌跡を作ります。8の字が小さな円をはみだすと姿勢制御の噴射で元の小さな円の中の軌跡に戻しますが、何か似てると思いました。
オヤジさん、背景が青いのは、空が明るいうちに撮ったからですよ。ベランダ用にコンパクト構成にしておいてよかったなと思います。極軸がまったくとれませんが……。静止衛星がなぜ8の字を描くのか、まったく分かりませんけど、同じ理屈かもしれませんね。調べても理解できないだろうなぁ(汗)
こちらも、微妙に晴れてるのですが、機材を持ち出す気力なく(汗だくになりそう)、悶々と過ごしてます。
ミラーレンズって、こんなアレだったんですね。さっさと投げ売りして正解だったかな (^o^)
C5はいいですねぇ!片手でひょいと持てるくせに実力派。
けむけむさん、c5はチョイ撮りに最適ですね。早くケンコーミラーから足を洗えばよかったと思います。晴れたらDSOも狙ってみたいです。
さすが定評あるC5、ミラーレンズとの差は歴然ですね!
こちらは連日雨模様なので、なかなか撮影ができませんが、久しぶりに月面が撮りたくなって、ウズウズしてきました。
・・・早く梅雨が明けないかなあ・・・。
あぷらなーとさん、C5は思っていたより良かったです。悩んだ甲斐がありました。暗いのを除けば、ED81SIIが非力に見えてきて困っているところです(笑)きょうも月面がぴんぴかりんです。梅雨あけて、あぷらなーとさんの長焦点作品を見てみたいです。