主砲R200SS & 副砲55FL、2台体制の反省の弁を述べるの巻

26日夜の撮影は、R200SSを主砲とし、副砲にBORG 55FLを配備しました。マウントはそれぞれAdvanced VX、ポラリエの2台体制で臨んだのです。結論から言うと、大失敗でした(笑)あまりに星が流れすぎて残酷な写真なのでモザイク処理済みです(どことなく卑猥な……薄目で見てね)。何がいけなかったのか、以下、反省の弁を述べます。「自己批判セヨ〜〜〜!!」(爆)
サドル周辺.jpg
構成はこんな感じ。
鏡筒:BORG 55FL 0.8xレデューサー 200mm
赤道儀:ポラリエ改
カメラ:ASI1600 MC-COOL
三脚:Amazon Basic トラベル三脚
徒歩や電車での遠征を想定して、リュックに入れていた構成そのものです。この日は、自動車での移動だったので、愛用のHAMAのカメラバッグに入れて持ち運びました。
まずは主砲、Advanced VXの極軸をあわせから始めました。いつもなら薄暮どきから北極星が見えるので、ものの数分で終了できるのですが、この日は北天が曇り。極軸合わせが終わった時には真っ暗。この作業のあとに、副砲のセッティングを始めることになります。
「明るい内にセッティングをしておけば、もうちょっと楽だったなぁ」と少し後悔しましたが、暗がりでもヘッドランプがあるので、特に問題ありません。三脚、ポラリエ、BORGと難なく組み上がります。
次、極軸合わせです。K-ASTECのステーにPoleMasterをセットして、小型パソコンのGPD WinからPoleMasterのソフトウエアを操作します。最初に想定された難所が、ちっちゃいPCによる極軸調整でした。ジョイスティックを用いるだけに、ゲーム感覚で北極星をクリック、回転と操作はちまちましているだけで難しさはありませんでした。小さいだけで、言うほどあまり不自由なく使えます。
次、PoleMasterを使って粗調整を行いました。三脚が水平方向に回転できるようになっていたので、水平方向はバッチリでした。しかし、垂直方向を調整しようと、緩めたボールヘッドを締め付けたら、感触で動きがまったく分からないのに、PoleMasterの画面上では、微妙に動いているようなんです。
ボールヘッド.png
以前、「アマゾン三脚のボールヘッドが首カックンにならず、思いのほか微調整が効きそうだったので、微調整は三脚でやるつもり(だいじょうぶかな)」と書きましたが、その微調整が効かなかったんです。だいじょうぶじゃなかった(泣)(地上戦なら問題無いレベルと思いますよん)
なので、この状態で精密調整は無理と判断しました。それでも粗調整レベルで間に合うんじゃないか、ポーラーメーターよりましなんではないか、と期待していました。
次に、XYスポットファインダーを使って、サドルを導入。周辺の散光星雲を狙います。東京の空ではそうもいかないけど、星が見えてるのなら、導入は一発ですね。撮影は、Sharp Cap のLive Stackを使ってFITSで保存しました。
あとで画像処理用のPCにサルベージして、画像を確認したのですが、流れまくりでした。とてもじゃないけどお見せできません。ポーラーメーターでもこんなに流れたことない(汗)地面はコンクリートだったので、原因と思われる要素は二つ(1)極軸調整の精度(2)ボールヘッドの緩み(3)赤経・赤緯のネジの緩みです。ボールヘッドもネジもしっかりしているように思えるのですが、あぷらなーとさんの検証を見る限り、絶対にズレてないとは言えない……。
最近の疑問解決の糸口

いずれにしてもボールヘッドのおかげで(1)の極軸精度が上がらなかったわけで、(1)(2)を合わせて解消することにしました。
アマゾン三脚のボールヘッドをはずすと、3/8ネジが現れます。ビクセンの微動雲台は1/4ネジメスなので、アダプターが必要かと思いましたが、三脚側のネジがリバーシブルになっていて、ひっくり返すと1/4ネジになります。ここはGOOD!!
アマゾン三脚.jpg
で、1/4ネジに微動雲台をねじ込んで、手術終了。おかげでアマゾン三脚がポラリエ専用三脚になりました。次回の遠征では、微動雲台を使うことで極軸合わせに苦しめられることはないと思いたいです。
ポラリエ.png
機材的な反省はこんなところなんですが、1台に集中できないという不慣れさはありました。「主砲側できちんと撮影できてるだろうか? 雲は写り込んでないだろうか?」と確認したあとに、「副砲はどうなんだろう?」と気になって、行ったり来たり。
メンタル的な話ですが、一度セッティングしたら、あとはゲームでもやってるくらいのどっしりとした気持ちで臨まないと、まったく落ち着きませんね。
以上、反省の弁でした!

『主砲R200SS & 副砲55FL、2台体制の反省の弁を述べるの巻』へのコメント

  1. 名前:けむけむ 投稿日:2017/09/01(金) 02:42:55 ID:fff6c0d9a 返信

    遠征時に新しい機材を実戦投入するって、必ず残念な結果に終わるって苦い経験が色々あります。
    2台体制は憧れです。けど、きっと色々起きそうなので、ベランダか近場でやってみて遠征かな…と思ってます。
    とか書いてみたけど、2台体制になる可能性はゼロです (^o^)
    赤道儀で撮影してる横で、一眼レフを三脚に乗せて固定撮影… が限界かな…

  2. 名前:あぷらなーと 投稿日:2017/09/01(金) 10:24:15 ID:d517a915c 返信

    サムネで見ると上手く写っているように見えましたが、モザイクでしたかー。残念。
    撮影時にライブスタックせずに各々単品で保存していても重ねられないほどでしたか?ひょっとすると、撮影中に雲台ごと「ぬー」っと動いちゃったのかもしれませんね。
    微動マウント版でぜひリベンジしてみてください。
    ちなみに『主砲』の方の結果も気になります・・・・。

  3. 名前:オヤジ 投稿日:2017/09/01(金) 14:39:11 ID:aa371f154 返信

    オヤジは、数少ないプチ遠征で、一番時間を消費してしまうのが、どれが北極星?!ですかね。
    なので、行った所の北極星は、観測手帳に絵を書いてます。(爆)
    でも、これが一番信頼できますね。
    今日は、人間・脳ドックを受診してきましたが、余命が短いので、早く、全自動天体観測システムとか、出来ると嬉しいです。「オヤジ〜ぃ、観測の準備が出来たゾ」とか(爆)
    #追伸
    R200SSって、AVXに載せても大丈夫ですかね。これだけ重いのですが。(汗)

  4. 名前:にゃあ 投稿日:2017/09/02(土) 00:25:58 ID:aa3a09d83 返信

    けむけむさん、シミュレーション大事ですね。私はいつもぶっつけ本番なタチで(笑)振り返ってみるに、LRGBと2台体制とか慣れないことを複数やってしまうので失敗しちゃうんだなと。急がば回れ、一歩一歩着実にですね!

  5. 名前:にゃあ 投稿日:2017/09/02(土) 00:29:28 ID:aa3a09d83 返信

    あぷらなーとさん、おっしゃるとおり、撮影中に雲台ごと「ぬー」っと動いたんだと思います。リベンジしますよ! 主砲の件は例のM51でして、あれ以上成果がないのです(> <)

  6. 名前:にゃあ 投稿日:2017/09/02(土) 00:33:10 ID:aa3a09d83 返信

    オヤジさん、余命の長短は誰にも分からないですよ〜。神様でも気まぐれだし。大事なのは今が楽しいかどうかだと思ってます。R200SSはAVXに載ります。C11(12.5kg)が載るくらいですから大丈夫ですよ。ウエイトは5kgですみませんが(笑)

  7. 名前:けむけむ 投稿日:2017/09/02(土) 01:17:45 ID:43c62d80c 返信

    R200SSより、はるかに重いBKP200でも、5kg 1個でいけますよ。ただし、延長棒が必要ですが。
    重さは変えずに、赤道儀中心から離れた場所にバランスウェイトを置いてバランス取っちゃえば大丈夫って事です。

  8. 名前:オヤジ 投稿日:2017/09/02(土) 05:01:11 ID:a2679b657 返信

    確か、一度R200SSを乗せたことが有りますか、断末魔のようなモーター音、多分バランス調整しないで回転させたんだと思いますが。
    では、昼間、弥次郎兵衛のテストをして、恐る恐るやってみます。

  9. 名前:オヤジ 投稿日:2017/09/02(土) 05:09:44 ID:a2679b657 返信

    延長棒のけむけむさん
    オヤジは、延長棒は持ってませんが、それは、総搭載重量の関係ですか。
    延長棒が地面と水平になると、シャフトがしなり、星が流れたりしませんか。
    それが気になるんですよね。

  10. 名前:あぷらなーと 投稿日:2017/09/02(土) 05:39:34 ID:a76ce840b 返信

    >にゃあさん
    なるほど、あのM51と同じ日でしたか。
    では主砲は成功ですよね?
    なかなか良い写りだと思います。
    >オヤジさん
    「全自動システム」をご所望ですか?!
    ええと..ミードのLX850シリーズとかが良い線行ってるかも知れませんねぇ(笑)

  11. 名前:オヤジ 投稿日:2017/09/02(土) 07:44:53 ID:a2679b657 返信

    あぷらなーとさんへ
    LX850、死亡保険金が出れば買えますね。
    あっそうか、そうなると(爆)
    呆け天体観測老人作成マシーンですかね。(笑)
    オプションで、杖付単眼鏡とかマッサージシルバーシートとかも。(笑)
    凄い金額ですね。
    驚きです。

  12. 名前:にゃあ 投稿日:2017/09/02(土) 11:31:32 ID:aa3a09d83 返信

    あぷらなーとさん、オヤジさん、全自動システムってよく分かっていないのですけど、アライメントを自動でやってくれるセレストロンのスターセンスというのは、どんなものなんでしょう? AVXにも対応しているようなので、オヤジさんのおメガネにかなうか。
    https://www.stargaze.co.jp/order3/StarSense/StarSense.html

  13. 名前:けむけむ 投稿日:2017/09/02(土) 12:56:57 ID:4e8caa612 返信

    延長棒使ったら流れた… って経験はないです。
    長くなっても、バランスが良くなる方が効果はあるような気がします。

  14. 名前:オヤジ 投稿日:2017/09/02(土) 13:07:50 ID:a2679b657 返信

    あるんですね。(汗)
    既に、QHY5-Ⅱ3台買っただけでも、買えてしまったんですね。
    でも、折角・・・(爆)

  15. 名前:オヤジ 投稿日:2017/09/02(土) 13:13:26 ID:a2679b657 返信

    けむけむさん
    納得です。考えすぎでしたか。(汗)
    ファインダーが軽くなって、GS200RCとEdgerHD800は、5kgでバランスとれました。
    R200SSは、5kg+3.7kgが必要でした。
    回して見ましたが、普通に回ってます。(笑)
    じゃ、これもプチ遠征対象鏡筒になりました。