どこかで見たようなこのタイトル……(笑)週末にお知らせするぞともったいぶっていた、ポチったブツです。本来なら、星雲やM33あたりをとってデビューさせようと思っていたのですが、曇り空に祟られ断念。ブツはレデューサーになります。
ビクセンから出ているEDという名のレデューサーで、ED81SIIなどの屈折に接続します。ほかに欲しいものもあったけど、0.67倍という広視野が得られることと、それにともなってF7.7がF5.2まで明るくなるという高速撮影を優先してこちらを先にしました。
笠井のレデューサーに0.8倍や0.6倍の製品もあるので、そちらも選べたのですが、0.8では広さと明るさが気持ち足りないし、0.6だと一眼レフと変わりない感じがしてきたので間をとってよしとします(帯にナントカか…)。レデューサーEDは周辺の星像に歪みがあると指摘されています。ブログなどで読む限り、APS-Cからフルサイズなど大きなサイズで影響が出てくるのでは?と踏んでいるのですが、満天の星を撮ることができなかったので、検証はできていません。
問題は望遠鏡との接続でした。普段は、鏡筒にフリップミラーを接続、そこから生えている延長筒にASI1600MC-COOLを差し込んでいます。しかし、レデューサーを使うとフリップミラーを接続する代わりに直焦ワイドアダプター60をねじ込んで、そこにTリング経由でASI1600MC-COOLを接続することになります。
Tリング経由ということは、ASI1600MC-COOL側にEOS-T2アジャスタブルアダプター(本体5,463円)が必要です。アダプターは一眼レフの撮影用に購入していたので、追加の出費はなかったのですが、フリップミラーを使わないので眼視ができなくなります。眼視も天体観測の楽しみの一つにしているので、この点は残念。笠井のレデューサーにしておけばよかったかとちょっと後悔しています。しまったかもしれない。しまっただろう。しまったと思う。しまった(ToT)
しかし、天体自動導入のためAVXのアライメントをアイピースを使わずにパソコンでやると、アイピースを覗きこむ姿勢をとらないので楽ですね。今度からアイピースを覗かずにセッティングをするかもしれません。どちらにしても、収穫は、雲に見え隠れする月齢8.8の月だけでした(トリミング有)。わざわざレデューサー挿して撮るような対象じゃないよなぁ……
この記事へのコメント
おお、コレが新兵器ですね!やはり純正品は安心感がありますね。フリップミラーが使えないのは不便でしょうが、露出時間が半分以下で済みそうですね♪新作品に期待します。
購入されたレデューサーは、ED81SII専用なのですか。
FS-60CBはRDをほぼ付けっ放し、R200SSはコマコレクターだけです。EdgeHD800はRD買ったのですが、四隅の星がラグビーボールになるので、全然、使ってません。
多分、使えるけどゴーストが出たりでなかったりとか、何も知らないオヤジには、無理かもですね。(笑)
月が早く登って来る周期にはいりましたが、晴れて欲しいですね。
素敵な画像、期待してます。
それは何ですか?
ほほう、レデューサでしたか…
レデューサ使うと周辺像が怪しいので、要チェックです(ってチェックしたからって、どうしようも無いですが (^o^;
と、周辺減光が激しくなる傾向にあるようなので、ソコはフラットで…
明るくなるのは魅力なんですが、色々と諸般の事情がアレしたりします。
あぷらなーとさん、おっしゃるとおり露出時間が半減するというのが魅力ですよね。眼視はできませんが、これで行けるところまでいってみます!
オヤジさん、はいED81Sとかその上位のED103S、ED115Sに使えるみたいです。Edge HD 800は垂涎なんですよ。将来の購入の参考にしたいので、作例をたくさん見てみたいです(笑)来週は満月でお休みでしょうが、晴れてほしいですね!
けむけむさん、一瞬、周辺減光がでたらトリミングしてしまえなどと不精なことを考えてしまいましたが、いよいよフラットに手を出す段ですかね。会社の大人の事情と諸般の事情とどちらが手強いか挑戦してみます(^^;
冷却、庭でも良く写るので、長焦点鏡筒で北側狙ったら、何か映りそうな気がします。(自分に都合良い解釈:笑)