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週刊 なんちゃって望遠鏡を作る(第4号)8倍の望遠鏡ができた!

対物レンズを筒にハメないと鏡筒にならないのだけれど、同時に接眼部がないと望遠鏡にはならない。対物レンズについては、2インチホルダーの先端にクローズアップレンズをねじ込めるので、まずはそうする。
昨日届いたのは、接眼部を兼ねたフォーカサー「MMF-1【9857】」だった。今号の付録は贅沢だな。あ、しかし、箱を開けてみると、左手仕様【9858】じゃないかい? 返品するのも面倒なので、まぁいいんです。考えてみれば、55FLのヘリコイドを回すのは左手だし。カメラのフォーカスも左手で回してる。R200SSも左のノブを回しているような気がする。ED81SIIのノブは右手で回していることが多いような? これまで気が付かなかったよ。

そんなことより、ピント合わせパーツとして、ヘリコイドにするのかフォーカサーにするのかだいぶ迷った。値段を考えるとヘリコイドを選ぶべきなんだけど、いくつか考えたうえでフォーカス接眼部にした。
(1)ヘリコイドだと接眼部を別に用意しなければいけない
(2)ヘリコイドだと55FLとパーツがかぶる
(3)可動範囲が40mmあるので、延長筒を兼ねる
(4)気に入ったら55FLに移植できる
(5)生産中止品で在庫限りの販売なので、手に入れておきたい
同じフォーカサーでも、若干お安い笠井のフォーカサーを使うという手もあった。ただ、評判がよくわからなかったので、今回はBORGを選択。
ボーグパーツの比率が高くなってしまっているのが、気に食わないといえば気に食わない。どっちにしても高い。フォーカス接眼部だけでNEW Sky Explorer SE102 鏡筒が買えてしまうという……。負けですかねぇ。
気を取り直して、2インチホルダーM【7505】(4cm)を先頭に、2cm、4cm、6cmの筒に接眼部を接続してみた。ピントが出なかったので、6cmの延長筒を抜いて、2インチホルダー、2cm、4cmの順に構成にしてみた。今度はピントがでた。
望遠鏡自作ごっこ2.jpg
接眼部には25mmのアイピースを挿した。望遠鏡の倍率は、対物レンズの焦点距離を接眼レンズの焦点距離で割る。焦点距離200mmの望遠鏡に25mmの接眼レンズを挿しているので、次の式になる。
200mm / 25mm = 8倍
8倍の望遠鏡ができた!
望遠鏡.jpg
口径48mmとしたら、24倍〜96倍くらいまで耐えるのか。2xや5xのバローが使えそう。眼視は滅多にやらないから、倍率ってあんまり意識したことがない。さて、外の景色をのぞいてみないとだ。

この記事へのコメント

  1. 出た!
    左手仕様のMMF1フォーカサー!
    こういう構成、好きですよ。
    対物レンズの20倍以上の資金を接眼部に注ぎ込むという変態性が素敵すぎ。
    このままでソフトフォーカスの味を楽しむ?
    ナローバンドでシャープさを上げる?
    対物をACタイプのクローズアップレンズに換装する?
    55FL用のレデューサを投入しちゃう?
    いやー、趣味の道具はこうじゃなくちゃ!
    ようこそ、沼へ(笑)

  2. 家にも、71FLがあるので、フォーカス接眼部が高いの分かります。
    オタク様の望遠鏡ですかね。(笑)

  3. あぷらなーとさん、接眼部は泣けました。あぶく銭がパーです。ミニミニドロチューブ【7205】にする手もあったのですが、使い勝手悪そうだし、パーツがパーツを呼びそうな気がして……(もう呼んでるけど)。まさに沼です。次はですね、じっくり考えます!(歓喜)

  4. オヤジさん、71FLですか! 最終的にこの対物レンズに行き着きそうな予感はありますが、天体写真を始めて、いろいろ知りたくなったので、それまでいろいろいじってみます。ヲタ路線を行きますよ!

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