昨年(2018年)9月にクリアフィルター改造のEOS Kiss X7iを手に入れたけど、以来、稼働しないでいる。記録を見ると、10月に遠征に持って行きはしたんだ。ただ、カメラのファインダー部とビクセンの直焦ワイドアダプター60DX EOS用のネジとが干渉するので撮影はしなかったみたい。しかし、今年はEOSを稼働させたいよ。
直焦ワイドアダプター60DX がまともに使えないので、DXじゃない直焦ワイドアダプターを使って鏡筒と接続することになる。あるいはBORG 55FLにはカメラマウント【5005】を経由して接続する。ちなみにEOS用のカメラレンズは放出したので手元にありません。レンズと鏡筒まわりはそんな感じなんだけど、EOS Kiss X7iで天体を撮影するには、ぱっと思いついたところで3通りの方法がある。
1. タイマーレリーズを使って普通に撮影する
天体写真を撮るためには、レリーズが必須だよね。EOS Kiss用にタイマーレリーズを持っていなかったので、お買い上げした。ロワジャパンの製品で1,788円。α99でも使っているので、使い方はだいたい把握している。もっともオーソドックスな使い方ができる。200mmの広角を使って撮影する場合だと、ガイドやディザリングは必要なさそうだから、このレリーズ1本でこなせるはず。
2. M-GENに接続してディザリング撮影する
ED81SIIとかR200SSと接続すると、焦点距離は600mmとか800mmになるので、オートガイドが必要になってくる。オートガイドで手軽なのは、パソコンいらずのM-GEN。M-GENを使えば、ガイドだけじゃなくてディザリングもできちゃう。M-GENとEOSを接続するには、ケーブルが必要になる。φ2.5mmステレオ超ミニプラグ(メス) ⇒φ3.5mmステレオミニプラグ(オス) 変換プラグをお買い上げした。369円。ケーブルそのもは、AZ-GT-iに付属していた製品を使う。まだ接続テストはしていないけど、これで大丈夫なはず。
3. APT / BYEなどPCに接続して撮影する
APT は “AstroPhotography Tool” の略。BYEは、”BackyardEOS”の略。どちらもパソコンを使った統合撮影環境。日本製ではステラショットなんかもそうだよね。EOSとはUSBケーブルで接続する。私の場合、APTは手元にあるけど、BYEやステライメージは手元にないので、どんな使い勝手なのかとても気になってる。ただ、DSLRはパソコン不要というお手軽さが魅力の一つなので、まだお買い上げには至らないと思う(たぶん)。
という感じで、撮影に必要な環境は整ったし、遠征に行けるだけの心の余裕もちょっと出てきた。
この記事へのコメント
直焦ワイドアダプター60DXのネジって、1本ぐらいなくても問題なさそうな気がするが、どうなんでしょう?
以前Youtubeで見ただけで勝手な想像をしてる部分もあると思うんだけど、DXじゃないのは3本のネジで、DXのプラス3本はカメラを回転させるときの保持用の役割が大きい思っている。
もちろん6本でしっかり固定することが基本なんでしょうけどね。
Kiss+55FL(レデューサーあり)で300㎜ぐらいか。
オリオンの馬頭星雲&大星雲のあたりバシバシ撮りたいところ。
まだまだオリオンありますよ。売り切れ間もなく。^^
春の銀河祭りも売り出し虫。
↑虫ってなによ^^;
是空さん、「売り出し虫」はちゃんと読めましたよ! 確かに、1本ぐらいネジがなくても問題ないです。ただ手間が面倒なんですよ。たったのひと手間なんですが、Kissのためにねじを抜くというそのひと手間が憎いです(笑)しかし、いつの間にか空は春ですね。去年の銀河まつりは、銀河と星の色がでなかったので、リベンジしたいところです!
>「売り出し虫」はちゃんと読めましたよ!
おいらが「史努比」を読めたのと同じだね。
送信ボタンを押す瞬間に「虫」という文字が目に入って、なんだ?と思って見直したんだけど、どうすればこういう変換になるんだろう。(?_?)