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天体コンデジ NANO1 セカンドインプレッション!

しばらくNANO1ネタが続くと思います。関心・関係のない人が圧倒的に多いことは知ってるけど、ごめんなさい。備忘録なんです。しかし、日本に何人くらいユーザーさんがいるのかな。

今回は、25mmのTVレンズとNANO1を持ち出してお散歩してきた。QHYのガイド用によく使われているレンズだと思う(オヤジさん、ありがとう!)。このレンズはIRを透過するので、別途IRカットフィルターも合わせて装着しておく。

25mmのTVレンズは、NANO1に装着すると35mm換算で137mm相当なので、カメラの小ささも手伝って手ブレが激しく、また小さい画面だとピントの山がつかみにくくて、ピンぼけ写真を量産してしまった。これはNANO1が悪いのではなくて、私の腕が悪い。久しぶりにマニュアルでピントと露出を合わせる楽しさを味わった。

前回の作例はJPG画像の一部を拡大して表示したので、ダメなところが目立ってしまったけれど、「鑑賞サイズ」とか「縮小」とかいう魔法をかけると、普通にみられる画質になる。ピンぼけしなかった風鈴の写真を横900pixにして掲載してみる(ちなみにサイズ以外は撮って出しです)。案外、悪くないでしょう? 構図がいい加減とか突っ込まないでください。許してください。後生です。

で、NANO1が.rawを吐き出しちゃう問題だけど、メーカーとしてはWindows用に謹製のコンバーターを公開する予定があるそう。Mac版は予定がなさそうだけど、App Storeにコンバーターがあるのでそれを使うしかないか。

ひとまず、ガチのRAWファイルをTIFFに変換して、撮って出しのJPG画像とサイドバイサイドで比較してみることにした。

下記、NANO1の撮って出しJPG画像(左)とARWからTIFFに変換した画像(右)。サムネイルサイズだと案外違和感がないので、クリックで拡大できるようにした。

いずれも100%画像の一部分をクロップしてある(こちらもピンぼけと手ブレしているけど許して)。一見して分かるほど修復画像的な印象がなくなっている。RAWをコンバートして使えば問題なさそう。

きょう一日遊んだ感想は、ウエアラブルサイズのカメラでレンズが交換できるって楽しいってこと。ズームレンズが欲しくなってきた。Cマウントコレクターの道を歩むことになりそう。JPGの品質が改善されると最高だな。

現在、Tiny MOSのサポートチームと連絡を取り合っているところ。スタートアップならではのカジュアルさでユーザーの声を聞く姿勢には好感が持てるし、機敏に反応しているのを見るのが嬉しい。こちらも一緒に製品を作っているような気分になる。だから、怒りが湧いてこないんだな。

そうそう、それから、スマホ用アプリは来週後半以降にストアで公開するらしいです。

RAWの処理の仕方は分かったので、次はダークでも撮るか。いや、その前にレンズ選びかな。

天体コンデジ NANO1 ファーストインプレッション!
装飾のないシンプルな筐体で、飽きが来ないデザインとも言えるかな。かわいい。ちっちゃいものクラブ会員としては、頬ずりしてしまいたくなるサイズ。RX0、YI 4K、NANO1を並べてみるとこんな感じ。NANO1と比べるとRX0はぽっちゃり系だな...

この記事へのコメント

  1. 小さいとシャッタ押下時のブレが出ちゃうよね。
    普通にスナップで使うなら手振れ補正が欲しいかも。
    まぁ「万能なカメラは無い」の一言に尽きるか。

    • 是空さん、望遠だとテキメンにぶれますね。ウエアラブルカメラが超広角を使っている理由がよく分かりました。今回は137mm相当でしたが、どれくらいの焦点距離なら手ブレせずに常用になるのか試してみたいです。「万能なカメラは無い」ってそのとおりですね。ホント。

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