Tiny MOSが発売予定のNANO1のセンサーはIMX377なんだそうだ。気づかなかっただけなのかな。普通に記事にでていた。1/2.3インチサイズで4032 x 3024 の1200万画素。対角の長さは7.81 mm。Nexus 5X、Nexus 6Pなどのスマートフォンに使われたセンサーらしい。ちょっと一昔の製品だね。
素子のサイズは1.5μm。QHY5III174の素子サイズは5.86μmなので超小さい。この辺、感度に大きく影響してきそう。1インチのIMX174と比べても意味がないけど、スマホ用カメラのセンサーってこういう規模感なんだということはなんとなく実感できた。シャオミのYI 4K Plus Ultra HDアクションカメラ(28,800円)とかにも使われている。サイズ的にはアクションカムと相性がいいんだろうか。
当時のスマホのレビューを見ていると、暗所性能は悪くないと書かれていた。しかし、星空と夜景じゃぜんぜん違うしな。長秒で撮影したときのアンプノイズの出方も気になる。お手軽用途を想定しているから、ハイスペックは期待していないんだけどね。
以上、俺得なメモでした。
この記事へのコメント
スマホカメラは4kを意識してか1/2.3inchでも大きくなった方だと思う。
QHY5III174は1inchという大きさもあるが2kだから、そりゃ画素ピッチも大きいわな。
既存の天体用CMOSカメラと比較するならIMX178の方がいいかもしれない。
>星空と夜景じゃぜんぜん違うしな。
同意見。
是空さん、174や178もあんまり使っている人をみかけないので、天体用には人気なさそうですね。DSO向けのセンサーって何を見ると一番向きや不向きが分かるんでしょう? IMX377の何を評価すれば、どんな天体向けだと分かるなのかさっぱり分からりませんorz……
>174や178もあんまり使っている人をみかけないので~
どうなんだろう?
ただ、ガチな人は高性能な筒を用途に応じて長いのから短いのまで何本も持っているので、1インチ以下は惑星、月のアップもしくは数分角レベルの対象用で、それ以外は4/3以上な気がするね。
でも、ある程度センサーの大きさで画角を調整するほうが経済的に有利だと思うので、1/3、1/2、4/3、APSC、フルサイズ(←にゃあさんがα99をもっているので挙げているがAPSCまででOK)があると長短2本の筒で色んな対象を楽しむというのもありだと思う。
画素数はWEB上とかモニタ上で楽しむだけなら200万あれば十分だというのが持論。
是空さん、写真集を紙で出したりしない限り画素数は200万で十分というのは確かにそんな気がします。174のノートリミングがそれくらいで、imacの27インチディスプレイで全体が等倍で収まる範囲でした。
SONYのCMOSはSNR1sってのを比較すると暗い対象を撮影する際の目安になりそうですけど、詳しい事は知らないのでググってね。
で、IMX385はSNR1s:0.13 lx らしいです。IMX294が 0.14 lx なのでほぼ同じ。でIMX377が… 見つからないっす…
けむけむさん、ありがとうございます! 値が小さいほど暗所性能がいいんですよね?ASI385が欲しくなってきてしまいました……