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2023年を振り返ってみる

なんともまぁ、天体撮影と縁のなかった1年だった。ブログを振り返ってみると、初っ端の1月はじめからお絵かきAIに夢中になっていたみたいだ。

それから約1年がたって、いまはDALLE・3が最新のバージョンだけど、恐ろしいくらいに生成AIが進化しているよ。画力が暴力的に向上している。StableDiffusionなんかでは、静止画から動画の生成へと関心が移っているみたいだし、作曲ができるSUNOにはびっくらこいたよ。

われわれの天文ギョーカイに分かりやすい形でAIが入り込んでくるのはしばらく時間がかかると思うんだけれど、どんな応用が効くのかね? 月面のクレーターと名前を学習させたら便利かと思うんだけど、面倒くさそうだし、できる気がしないので手を出していない。

4月ごろにはSE-AT100Nを改造して遊んでいた。AIで遊んでいたとはいえ、天体に興味がなくなったわけではないので、自分でも安心した。星空レコーディングをやってみるつもりだったんだが、なかなか天候に恵まれなくてね。いや、実はちょっと星空を覗いてみたんだが、たぶん光軸ずれで星がシャープに見えないことに気づいた。この鏡筒は主鏡の光軸調整ができないんだ。そのうちがんばってみるかなあ。

星空レコーディング以降、2023年は私にとっての電子工作元年になった。5月ラズパイHQカメラでPlateSolveできる「Skysolve」というソフトウェアを知ったのが、直接的な原因なんだと思うが、自分でも何か作ってみたいという気になった。電子工作といってもほとんど半田ごては使わないんだけれど、一応必要な作業なので、その跡、半田ごてを新調したり、電子部品を買ってみたりする羽目に。

7月には星空カメラを制作したんだったな。ラズパイの勉強になったよ。GPIOピンがついているっていうのがこのデバイスの持ち味なんだが、これに気づくまで何年もかかった。星空カメラは、かなり実用で楽しいので、気に入っているんだよ。今年の一番の成果はこれだと思うな。Pythonを通じて、プログラムの学び直しをするきっかけになったし、いい経験だった。問題は、夜しか稼働できないカメラだってことだな。冷却カメラも同じか。

11月には星座と月齢、温湿度を表示する天文デジタル時計を作った。その後も実はパワーアップしていて、星座絵はカラーになったし、モーションセンサーをつけて人がいないときはディスプレイをオフにするようにした。下の写真は初期モデル。これも実用品で24時間ずっと稼働している。ケーシングまで追いついていないのがちょっと残念だけど、配線や基板が見えるのは、それはそれでかっこいいし、実用上問題はないので放置しているんだ。

そっから先、天文趣味は何もしていない。だって寒いんだもの。

さて、みなさま、どうぞよいお年を~

 

 

 

この記事へのコメント

  1. あけましておめでとうございます。今年も旬ネタよろしくお願いいたします。

    • けむけむさん、あけましておめでとうございます。彗星の写真楽しみにしています。継続は力なりですね。

  2. あけましておめでとうございます・・

    夜、起きるつもりで早寝したら、朝まで目が覚めなかった、、傍らの新聞には紅白の歌手順前半の部を開いたまま・・

  3. i*matさん、あけましておめでとうございます。眼の前に光景が浮かんできましたよ。平和な一日ですね。私もカウントダウン前に寝てしまいました。いつもこんな生活なので、星など撮れるはずなくです。

  4. 色々挑戦した年でしたね。
    今年もよろしくお願いします。

    • T-Studioさん、あけましておめでとうございます。AIS AIRをお買いになられたのですね。楽しみが増えそうです。どうぞ、今後ともよろしくお願いします

  5. 明けましておめでとうございます!
    今年もにゃあさんのブログを拝見できるのが楽しみでなりません😊
    星空カメラの広告、とてもカッコ良いです。
    ホンマものの商品かと思ってしまうようなガチの広告、楽しいです✨

    • マリーチさん、あけましておめでとうございます。応援してくださってありがとうございます。励みになります。2024年はまたいろいろ挑戦してみます!

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