週末を使って、ラズパイ4Bを使った星空カメラが組み終わった。構想から約1ヶ月。ZERO版と合わせて2機種が誕生したことになるな。2つも作る必要なかったんだけれど、まぁ、成り行きだ。それぞれ「星空カメラ SE」「星空カメラ PRO」と名付けた。そう、パクリだよ。下のニセ広告は、PhotoShopの生成塗りつぶし(AI)を使って作ってみた。AIすごいね。
初めての人のために説明をすると、このカメラを使って夜空を撮ると、星空の星を星座線でつないでくれるんだ。
たとえば、こんな写真を撮ったら、
こんなふうに星座線を描いてくれる。こと座だね。
そんでもって、その場で写真をSNSで共有できるよう、撮影した写真をスマホのLINEに送信するという仕組み。
星空カメラ SEは、これまでに何度か紹介してきたので、PROを紹介するよ。正面から見た図。左に見えるグリップみたいなのは、実用性はなくて、USBやLANのポートを隠すためのフタだよ。こちらにもコールドシューをつけた。SEと同じく飾り、演出。
斜めから見るとこんな感じ。カメラの基板を隠そうかと思ったけれど、これはこれで味がある感じがしたので、とりあえずそのまま晒すことにした。例のスプレーを吹きかけてあるので、3Dプリンタの積層痕は目立たないね。しかし、まぁ、ラズパイのケースに毛が生えた感じの意匠でしかないな。
背面。そこそこ発熱するので、ファンがついてる。排熱のスリットもつけておいた。スイッチを置く場所がなかったので、位置がきつきつな感じになってるな。
SEもPROもできることは基本的に同じ。SEと比べてPROの何がいいかというと、Plate Solveをはじめとした処理が速いってことに尽きる。だから大きめの画像も扱える。コンテンストに出すような写真が撮れるわけじゃないから、高解像度でなくてOK。撮影した写真は、LINEに送られてきて、ぴろーん。解像度とPlate Solvingにかかるはトレードオフなので、2機種でそれぞれチューニングしていくタスクが残ってる。
2つの比較表。PROはレンズを含まない。高さに関してはコールドシューも含んでいる。実際に使ってみると、SEのほうが圧倒的に扱いやすい。バッテリー内蔵だし、フォーカスもオートだし、軽いし、小さいし。ただ、Solveに時間がかかるので、画像は小さめにしないといけない。それでもSNSに共有するくらいの用途だと全く問題ない。
星空が見える季節になったならば、チューニングを始めたい。実際の動作の様子も動画で作ってみるかね。
おまけの写真。中はこんな感じ。まんまラズパイ。
この記事へのコメント
まさにSEとPROだな。^^
SEのバッテリー内蔵が魅力的。
内蔵バッテリー化は、是空さんの一言で動き出したようなものです。
あぁ、2Wほしいなぁ。
値段が落着くのも時間の問題だと思う。
ハステとワステ。^^と川栄李奈が言ってたよ
そういえば、give upを差し上げると訳した友人が昔いましたよ。
その友人の気持ちはよーーーくわかるよ。
ギブアップって、昔からほぼ日本語化されてるからわかるけど、もしはじめて聞いたらどう訳すだろう?と思うもん。
濱口優風に『とったどー!』かな?^^
takeやgiveは+前置詞(or副詞?)が多くあるからね。
もうかなり前の話だけど、a-haのTake On Meを聞いたときに、大きく外れない程度の意味は想像がつくけど、わからんかったのを思い出した。
マッサル! マッサル!
歌詞中の ‘take on me’ と ‘take me on’ の文法的な違いはネイティブに受け入れられるのか、とても気になります。うーん
“take me on”に関しては、おいらもその当時に同じことを思ったよ。
その時に調べた記憶だと、そもそも英語として”take on”という言葉はなく、いきさつは忘れたけど彼らの母国語から派生してできた言葉だったような・・・
※曖昧な記憶
give up me.とは言わないもんね。^^give me up
是空さんもご存知だと思うのですが、マイケル・フォーチュナティのgive me up を思い出しました。ユーロビートのヒット曲ですね。時代感じるー
♪( ´▽`)ポン、ポン、ポン、ポン
サビのところだけよく歌ってたよ。
give me up♪oh,oh,oh♪give me up♪
^^そこしか歌詞を知らないけど
その時代、ユーロビートだらけだったよね。(共感できる世代かな?)
通勤電車内のウォークマンから漏れてくる音が、みんな『シャカシャカ』してたもん。
以前ここのコメントでちょっと話題にしたタララララ~ラ~♪(森川由加里のShow me)も同時代の曲だね。
♪feel it♪ feel it♪ feel it♪ ってデッド・オア・アライブの曲が町中のラジカセから大音量で流れてました^^
Proもかっちょえぇー
AFもできるとはすげぇー
これでおいくらですか?
次は大画面化&リアルタイム解析で電視ファインダーだ!
クラファンして製造委託してがっちり!?
せろおさん、ありがとうございます~。
お金もうけできるようなアイデアが作れるといいのですが(笑)
問題は、次ですよね。
PC不要で撮影できるスタンドアロンな天体カメラ(Nano1みたいなの)ができないかっていうのを妄想してますけど、nano1の何がそんなに天体カメラだったのかというところから考え始めないと…です
どっちにしても大画面欲しいですよね。
アンテナ高いにゃあさんならすでにご存じかもしれませんが、
「幅4cmながら背面液晶を搭載、指でつまめる超小型デジカメ「MiniCa」」
https://news.mynavi.jp/article/20230629-2715710/
ちっちゃいモノクラブとしては気になりますが、
さすがに星は写らんでしょうねぇ
これは知りませんでした! むちゃくちゃ小さいですね。実は ちっちゃいカメラ作れないかと0.96インチの液晶(188円)を入手したのですが、この大きさには勝てませーん!
たまたま気まぐれで買った今月号のトラ技の特集にPiカメラの一覧が載ってました。沢山出てるんですね!
NAOJ望遠鏡キットとの組合せ作例記事もあってチョット興味湧きました。デバイス屋さんがオソルオソル鏡筒レンズを組み立てる姿を想像して・・・「何だコリャ?逆さにしか映らんぞ?」ナンテネ!
トラ技ってまだ健在なのですね! ホームページを見たら、サンプルスクリプトがDLできるようになっていたのですが、それだけでもありがたいです~。
私が「何だコリャ?逆さにしか映らんぞ?」という状況になったら、まずレンズをひっくり返してみますね。おばかさんですね(笑)