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スマホ電子ファインダーの雰囲気。電子観望にも使えそう

久しぶりに雲の少ない空が見えたので、スマホ電子ファインダーを稼働させてみました。どんなふうに写るのか。その雰囲気を紹介します。使用機材はAZ-GTiにASI385MCとサインソニック50mm。スマホはSH-M04で、撮影アプリはASI CAPです。

画面右側で各種パラメータを設定できます。赤いレチクルは、設定からBulls Eyeをonにすると出てきます。望遠鏡との光軸合わせをする際、このレチクルがあると便利。

値の設定は、指でフリックしながら行います。5の倍数ごとに太い目盛りになっているので合わせやすいです。露出は見てのとおり300ms台なので、架台を動かしてもほぼリアルタイムでついてくるところがGOOD。

画面に写っている大きな星がアンタレス。黒い線は電線。M4がかすかに写っているのが分かります。ヒストグラムも表示できますよ。画角はもうちょいと広いほうが導入しやすそう。

画面をタッチするとフルスクリーン表示に。星がぶれているのは、スクリーンショットを撮る際にぶれちゃったからだと思います。電子観望にも使えそうでしょう? 思ったよりもスマホのバッテリーの消費スピードが早いので、給電しながら見るが吉と思います。

以上、現場からでした。

スマホ電子ファインダーが完成した
スマホを使った電子ファインダーがようやく完成したよ! ここまでくるのに構想から2年半かかったんだ。俺得な話でしかないけど、満足している。思うにこれは、ハードウェアとソフトウエアの勝利なんだ。技術の進歩に感謝するよ。 天体写真の撮影でファイン...

この記事へのコメント

  1. 心霊写真的 M4 確認しますた

    • けむけむさん、実は心霊写真です。よくみると目鼻口が確認できます(恐

  2. 古いXperiaZ2にASICAPを入れ、これを、EdgeHD800のファインダー台座に取り付け、鏡筒に繋いであるASi071MC Proを接続。
    昼間ですが、スマホで画像が見えるので、スマホファインダーの進捗は50%出来てます。
    後は、夜空だけです。
    昨夜、こちらは全然ペケな全天薄雲りで、明るいミザールだけ1個見え隠れしてました。
    SharpCapじゃなくて、オヤジならASICAP(Win)でお釣りが来ます。
    まだ、実戦で使えないので、何とも言えませんが。簡単の方が良いです。(撮影はAPT v3.70ですが)
    今夜テストしたいのですが。
    『スマホ電子ファインダーが完成した』大変参考になりました。ありがとうございます。

  3. 【追伸】
    あ、オヤジは、これをSynScanAPPでアライメントの時、星を真ん中に入れることに使う予定です。
    アライメントが終わったら、ASi071MC Proのケーブルは、PCに接続替えして撮影モードになります。

    • オヤジさん、有り物で作れたのですね。素晴らしいです! 「PCに接続替えして撮影モード」も便利に使えそう。オヤジさんのブログを見て、まねっこしそうです〜

  4. なんとかM4確認しますた。^^
    たぶん、少し薄く見えるところがそうだろうと思う。
    実際の画面の方が確認しやすいのかもね。

    スタジオからは以上です。

    • 是空さん、心霊写真ですが(笑)心眼で見るってこういうことですかね。200mm&178で拡大してみましたが、東京の空ではシミのようにしか写っていなかったです。暗い空で覗いてみたいです。違いを見てみても面白いですね。

      • シミかぁ・・・
        あるであろう場所にポツンと薄いものが見えるのでこれか?と思った。^^;

        あると思うと見えるんだよね。
        子供の頃、6cm屈折で木星の大赤斑なんてバリバリ見えたし、彗星が近づいてくる情報があると見る星みんな尾がたなびいて見えたもんよ。
        (*^^*)

        • 是空さん、レンズのシミではないですよー。一応、写ってます(^^)
          あると思うと見えるというの分かります。星空だけでなくて、日常生活でも。特に私は強度の近視なので、メガネがなかったらそんな状態です(笑)

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