軍部の指示で、75mm F2.8 CマウントレンズをAliexpressで入手したんだ。1型のイメージサークルがあって、8MP対応なの。お値段は3612円(時価)。去年の夏に入手したCマウントの一つに、8-50mmズーム F1.4 1/2型対応 3MPというのがあったんだけれど、この1年でずいぶんスペックが上がった気がする。それとも私が気づかなかっただけ?
ベランダでよく使っているカメラは、ASI385MCとかQHY5III178M/Cとかの小センサーカメラなんだ。それぞれフォーマットサイズは1/2型、1/1.8型なのね。1型のイメージサークルのレンズがあったら、多少コマ収差が出ても、真ん中のおいしい部分だけシャトーブリアンのように、美味しくいただけるのではないかと軍部は考えたらしい。うまくいったら、36EDを超えるコンパクト撮影環境が完成するんじゃないかって。まぁ、そんなうまい話はないよね。
1/2型対応のレンズ(右)と1型対応レンズのお尻を見てみる。1型対応レンズの方が明らかに口径が大きい。加えて、絞り羽根が見える。数えてみたら6枚あった。1/2型対応レンズの方は、羽根の数が3枚だった。
カメラもレンズも小さいので、取り回しは“ちっちゃいものクラブ”級だ。こんなのでOK。これでどんな写真が撮れるんだろう。QHY5III178M/Cはクロップ効果が4.86倍なので、このレンズを着けた場合、フルサイズ換算では364mmの望遠になる。364mmって、星雲を撮るのにそこそこいいサイズだと思うんだよ。
お月さまが明るいので、星雲とか撮るのは無理だし、さっそく、お月さまを撮ってみた。2000枚のうち1000枚をスタックした。Cマウントにしては上出来じゃないかい?
処理の仕方もカメラも違うんだが、3年前に55FLとQHY5III174Mで撮影したお月さんが下の写真。55FLが13万5000円もするのに、今回入手したCマウントレンズは3612円なんだぜー。って考えたらすごくない?
15秒を4枚スタックしたのがこちら。極軸がいい加減だったので、流れてしまってるけれど、嫌なコマ収差は見られないような気がするよ。ただ、見てのとおり、周辺の減光は大きいな。(LED防犯灯が降り注ぐベランダでのデタラメ撮影です。実際のフラットはこちらをごらんください)フードとフラットは必須だな。ふーむ、計画どおりに行くかな。
おまけの話:このレンズ、AliexpressではF1.8って書いてあったんだよ。レンズ径と焦点距離を計算しても数字が合わないので、おかしいなぁと思ってたら、F2.8だった。まぁ、いいんだけど。
この記事へのコメント
にゃあさん
このレンズ購入されたんですね。
(実は私も持っていたりします。。)
ASI385やおそらくQHY5III178M/CはおそらくCSマウントだと思いますのでフランジバック調整するリング付けないと能書き通りになりませんよ。
(ややこしいですがCマウントとCSマウントはフランジバックの長さのみが違います。)
このレンズ良いですね。385は試してないですが、178にリングを付けたら無限遠が出なかったですー
にゃあさん
天体カメラはアダプタのフランジバックが結構いいかげんなので無限遠にピントが来ない場合かなりねじ込むかゆるめないとダメですよ。
・CSマウントのフランジバック12.5mm
・Cマウントのフランジバック17.526mm(いやらしい数字です。。。)
調べてみたらASI385はCS(12.5)、QHY5III178M/CはCSもどき?(11)です。
厄介なことにCSマウントのレンズはフランジバックが短いのでCSマウントのカメラにしか使えません。(取り付け口は一緒なのに。。フランジバックが約5mmも短いです。。)
CマウントのレンズはアダプタつければCSマウントのカメラにも使えるんですが、この場合無限遠が怪しくなる場合があります。(ねじ込むか若干削る、もしくは少し緩めないとピントが出ない場合があります(前出のいやらしい小数点のせいでしょうか。。)
ASI385はアダプタつければ使えそうですが(ASI224はねじ込みまくって無限遠がきました)、QHY5III178M/Cはアダプタ+スペーサーとかいりそうですね。。
T-Studioさん、ヘンな話なのですよ。QHY5III178はこれまでスペーサーを付けて運用していたんですが、このCマウントレンズに限ってスペーサーをつけると無限遠が出ないという話なんです。このレンズがほかのレンズと作りが違うのではないかと思うのですが、スペーサーなしで使えているというのが現状です。
にゃあさん
なんともおかしいですね。。(周辺減光があるのもなんでだろう)
うちにもCSカメラと、にゃあさんと同じレンズありますので確かめてみます。
T-Studioさん、周辺減光は、おそらく近くのLEDライトの影響だと思います。フードでどれくらい軽減されるかわかりませんが……
Aliクオリティですなぁ(笑)
AsiAirPro用に買おうと思っていた13inchタブレットのレビューに
「GooglePlayが入っていない」と書かれていたので、
取り扱っている2店に「GooglePlay入ってる?」と照会したところ、
全く同じ文面で「商品説明に書いてあることが全てです(意訳)」と返ってきました。
見てもわからなかったから聞いてるっちゅうねん!
書いてあったとしても「入ってる」「入ってない」くらいの回答できるやろ!
ということで買う気が失せました。
いいよいいよ安心の国内メーカー製10インチ泥タブでやってくよ(4台持ってるし(笑))
(愚痴でスミマセン)
そして6月上旬にAliで注文した物がようやく全て一気に届きました。
配送が遅いのはAliのせいでは無く、配送関係のせいですが。
見て分からんものは、向こうも分からんってやつですかね。しかし、まったく同じ文面で返ってきたというのが怖いですねー。こちらは7月に注文した商品がまだ届いてないです。いい泥タブそろそろ探さないと、型が古くなってきました。Duoは御値段聞いて諦めました!
全く同じ文面なのはおそらく中の人が一緒なのだと思われます。
Yahooショッピングや楽天にも居ますが、商品画像も説明も全く同じですし、同じ会社が別名義で出店しているのでしょう。
同じ商品でも値段が違うので、安く見せて買わせる手法なのだと勘ぐっています。
DUOってなんぞ?
と思ってググりましたが、Surface DUOのことでしょうか?
そうであれば確かに約15万円は高いですね。
似たような2画面スマホのLG G8Xを愛用していますが、
Surface DUOほどスタイリッシュではありません、
2画面は色々と便利ですが、広げても1画面としては使えませんし、
ほとんど1画面で使っています。
セカンドスクリーンは取り外せますが、2画面で使いたいこともあるので基本的には装着しているので重いです。
まぁ性能は十分ですし、購入価格は5.5万円+色々割引でバーゲンプライスだったので、文句は言えませんが。
「安く見せて買わせる手法」で高い方買ったら、お店は嬉しいという考え方なんですかね。アラブも含めて大陸ってたくましいですね!
Duoはそうです。Surface Duoです。15万の価値があるというレビューも見かけるのですが、やはり食指が動かないです。
最近、タブレットの代わりにUnihertz Titanを使うのですが、寝転びながら使うにはずっしりしすぎです(笑)
おおお、これは好物のニオイ
75mmっすか~。結構長いっすね。
軽さは正義っすよ。
この手のレンズに光害カットフィルターを装着したくて悩むけど、3Dプリンターあると、比較的楽に実現しそう…
お手軽なお値段で手に入るのは嬉しいですね。1型だとIMX174とかIMX533に使えそうです。どこにフィルターを装着したらいいのかは、けっこう悩みポイントで、じっとレンズとカメラを眺めてます(笑)
6枚羽って今時珍しいよね。
って、昔のレンズにどれだけあったのかよくわからないけど。
それにしても3枚羽の絞りにはびっくり。
ボケ味(bokeh)を期待しないCマウントならではの世界なのかな?(勝手な想像)
6枚羽どんな光芒がでるのか見てみたいな。
是空さん、Cマウントのぐるぐるボケは味があっていいですよ。フォトショップのフィルターいらずです(笑)3枚羽根は下手に絞ると、星がおむすびになります。6枚は、どんな光芒がでるかやってみますね〜。地上にも投入してみなきゃ。
また、検索してたらにゃあさんのページに辿り着来ました。
これみたいなものを作りたいと検索してました。
https://www.thingiverse.com/thing:2457867
ガイド鏡とStellarmate用ラズパイが一緒になったら、よりコンパクトになるな〜〜と。
早速購入してみます。