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にゃあ的長焦点1600mm構成「木星はゴムまりのようだった(笑)」

連休中に成果がなかったのが悔しくて、休み明け初日深夜から部活してしまいました。東京の空で撮れるのは木星くらい。木星を撮るのには長焦点が必要だということで、下記のパーツを合体させて、焦点距離1600mm F16が完成(と喜ぶほどのものではない)。
(1)ケンコーの激安ミラー800mm F8 愛称:棍棒(Tマウント)
(2)接眼アダプター(42mm→31.7mm)
(3)ビクセン 2xバロー
だいじょうぶか? ぐらぐらなんだけど……
1600mm.jpg
カメラはASI1600MC-COOL(フォーサーズ)を使います。ベランダでポーラーメーターを使って、なんちゃって極軸合わせのあと、木星にレンズを向けます。苦労するかと思ったけど、明るいせいか難なく捕まりましたよ。木星をのぞくのはほぼ1年ぶりです。
しかし、眼視では木星ってこんなに赤かったっけ?というくらい赤い。火星なみに赤かった。薄雲のせいかな?
Sharpcapのシャッタースピードを速くしていくと、PCのディスプレイごしに見えていた衛星(たぶんカリスト)も消えて、ビー玉くらいの木星が現れた!
何がすごいって、風ですよ風! 突風でゴミ箱の蓋が飛ばされて、道を転がりながらゴロンゴロンいってる。鏡筒?も振り回されて、ディスプレイのなかで木星がゴムまりのように、びよんびよん跳ねてたよー。昔のテレビゲームを思い出したよ。ちょっと笑えたので録画しておけばよかった!
ちょっと縞らしいのが見えたけど、気のせいかな。風が落ち着いて空も晴れたら、またやってみる。

この記事へのコメント

  1. それは風があったら揺れそうですね~
    風が無くても、グニグニなので、さらにぐにゅぐにゅになりそうで… (^o^;
    無理してバロー入れるより、ROIした方がいいかも。
    シャッタースピードを速くした方が吉な予感

  2. ミラーレンズ、楽しそうと思っているのですが、取り付けが難しいようですね。

  3. けむけむさん、ありがとうございます。ブログで検証されていましたね。バロー使わずにROIをかけてやってみます。800mmなら豆球くらいには写るかしらん♪

  4. オヤジさん、どうですかこの不安定さ。もうちょっと真面目にやったらもう少しは安定するんですよ。お手軽なんですが、ただ画質はそれなりです(>_<)

  5. ミラーレンズ500mmを持っていたことがあります。天体を始めた時ニュートンと同じかなあと思って買いました。激安ですが
    そこそこの写りだった記憶があります。風さえなければ2倍バロでちゃんと見えるようにならないですかねぇ。

  6. Gさん、コメントありがとうございます! ケンコーミラー800mmを地上撮影に使ってみると、コントラストと発色に難があるのが分かりました。星撮りに使うと、それに加えて周辺星像の歪みが気になっています。コンポジットすれば改善するのかもしれませんが。コンパクトなだけに非常にお手軽に使えるので、復活できないか思案中です。光学補正なし、2xバロー、0.6xレデューサの組み合わせで撮像比較をしてみたいと思っています!

  7. 実は、以前、ケンコーのミラーレンズ使ってました (^o^;
    http://lzq.cocolog-nifty.com/blog/2014/11/post-153c.html
    で、(あくまで私の場合の)結論から言うと、普通に望遠鏡使った方が楽だし、結果も良かったです。
    既にお気付きかと思いますが、めちゃくちゃバランス悪くて、ピント合わせがすごく難しいです。ASI1600だったら、いっそミラーレンズをガッシと固定してカメラを回す方が楽かも?
    で、明るい星は盛大にゴーストでます。
    小型なので気軽に使えれば… と思いましたが、やってみると、全然気軽に使えませんでした…
    色々試行錯誤は楽しいけど、なかなか結果はついてこないですね (^o^;

  8. なんと、まさかのけむけむさんのカミングアウトが(ToT)
    自分でも急がば回れ的な経験をしているのに(1/8のエントリ)、この妄想から離れられません。みんなこうやって大人になっていくんですねぇ……。

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