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印刷したPLA造形物の積層痕をサンドペーパーで消す

3Dプリンタは楽しい。頭のなかの想像が形になって目の前に現れてくる。ただ、気になるのは積層痕で、よくみるとシマシマになっている。私が主に印刷しているのは機材パーツなので、機能していればそれでいいんだけど、これを除去できれば、見た目も綺麗なパーツになるのになぁと思わないでもない。

なので、パテ盛りして積層痕を消して、研磨して、色を塗る方法なんかも考えた。プラモデル的な観賞用ならそれでいいんだが、機材パーツとなると、いろんな場所でぶつかったり、摩擦が生じたりして、簡単に塗装がハゲることが予想できる。ここは素直に削るんだろうなというのが直感。

アストロショップ「セ○ア」で売られていたサンドペーパーを買ってきた。#60、#120、#240、 #400がそれぞれ2枚ずつ入って100円。磨く順番もこれに従う。ちなみに数字が小さい方が目が粗い。

PLAはABSと比べて加工しにくいと聞いているので、削れなかったらどうしようと不安だったのだけれど、削ってみたら削れた。さほど時間をかけなくても、削れる。4cm x 10cmくらいの小さい面なら#60で、ものの2〜3分?も磨いたら、積層痕がなくなった。積層痕が取れてしまえば、次から次へとサンドペーパーを目の細かい方へと変えていくだけでよい。しかも、そこそこ綺麗な表面になった。

この写真は、現在、軍部が試作中の秘密兵器(笑)なんだが、上が研磨していない積層痕があるもの、下が研磨して積層痕を消したもの。売り物みたいな表面になってるよね?

#400でここまで磨けたのだから、#1000の耐水ペーパーで磨いたら、さらにつるつるになるように思う。色がほしければ、塗装するのではなくて、色のついたフィラメントを調達するのがよさそうだ。シルキーなフィラメントを使ったら、メタルっぽくてかっこいいかも。などと、妄想が膨らむのであった。

この記事へのコメント

  1. これはビクセンファインダー用アリガタとアルカスイスのアリガタかな?
    綺麗になりますね。
    確かに塗装するよりもフィラメントの色そのものの方が剥げたりしないので良いでしょうね。
    必要最低限の色を揃えておけば・・・何色必要かにもよるかなぁ、1色3,000円くらいですもんね。
    いや、材質にもよるか・・・もっと安いといいんだけどなあ。

    • どのフィラメントも1kg売りが多いのですね。色付きは大して量を使わないので500gくらいでよいので半額にしてほしいですが(笑)保管するドライボックスも増えてしまいそうです。

  2. ほほお、サンドペーパーすると綺麗になるんですね~
    最近、お風呂の鏡の水垢をガリガリやりまくりです…

    • 私はお風呂の鏡とか水回りは、3Mのスコッチブライトという不織布ナイロンたわしを使ってますよ〜

  3. あら、PLAで削れましたか。自分はプリンタ買ったときについてきたPLAが手元にあったサンドペーパでなかなか削れずすぐにABSに移行してしまいました。削り方が悪かったのか根性なしだったのかww。
    今は電動ドリルに回転ヤスリつけて、じゃんじゃん削っています。
    確かにフィラメントなかなか消費できないのに何色も持てないですよねぇ。自分はABS+は白と黒を使い分けていますが、保管は密閉できる押入れ収納ケース(ホームセンターで\1000ちょっとだったと思う)に押入れ乾燥剤と百均湿度計を入れて保管しています。1kgのフィラメントが4リールくらい入ります。

    • あ、間違えた。ABS+ -> PLA+

    • 自分の保管方法は100円ショップで売っている圧縮袋と乾燥剤を使っていますよ。
      ジャストサイズが無いので1袋に2スプールとか入れています。
      袋は積み上げて置いてます(^^;)

      • 100円ショップの圧縮袋、最初は使っていたんですけどねぇ。なぜか乾燥剤が一週間くらいで湿気ってしまうので、使うのやめたんです。なんでだったんだろうな。二重のジッパがついていたんですけどね・・・袋に穴が空いている様子はなかったんですが。

        • それは謎ですね、穴が開いていないのに乾燥剤が湿気てしまうなんて。
          こちらでは空気が入ってきてしまう圧縮袋(穴あきですね(^^;))に入れてある乾燥剤でさえ湿気ていないですよ(湿気ると色が変わるヤツ)。
          不思議・・・。

    • ねこめしさん、PLA+も削ってみました! たしかにPLA+の方が削っていて柔らかい感じがします。PLAは硬いんですが、その分、表面が樹脂で毛羽立たたないという感触でしょうか。ドリルで研磨する方法があるのですね。ドリル買ってこなきゃです(笑)

      うちでは、軍部が徴収してきた一眼レフ用のナカバヤシのドライボックス(8L)にフィラメントを入れています。リールは2本しかはいらないですね。乾燥剤は繰り返し使える登用リビングのモバイルドライです。これも一眼レフから掠め取ってきました。

      どちらにしても新しいボックスを買わないとです。

  4. ペーパーで積層痕が消せるんだ。
    削っても削っても積層痕状態だと思ってた。
    だからパテ&塗装が現実的かな?と。

    手で削るのが大変じゃない?
    細かいところはペーパーがけ難しくない?
    リューターとか電動工具が必要になってくるよねぇ~。
    指がうずくねぇ、指がぁ。^^←黒天使

    • 削っても削っても積層痕状態だと私も思っていました! 透明な素材を削ったらどうなるかを見てみたい気がします。

      手で研磨するのは面倒ですが、いうほど大変でもなかったですよ。かえって、削れ具合が指先で分かるのが良いです。細かいところはペーパーがけが難しいですね。フィギュアとかの研磨は私には無理っぽいです。

      リューターは、押入れかどこかに、あるんですよ〜。そういえば電動ドライバーもあったような。

      • なんだ持ってるんだ。(・・)ショボ~ン

        • にゃん

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