コンパクト・ツイン鏡筒「ウォーリー」をポラリエに乗せてみた。先日、重量を書くのを忘れたけれど、このツイン鏡筒は、ファインダー座に何も搭載していない状態で686gと軽い。ちなみにα6400ボディーと16-70ズームをあわせた重さが826g。なので、余裕でポラリエに乗る。
「ポタ赤はポタ赤らしく」とは言うものの、いざカメラを自由雲台に載せてみると、思う方向にレンズを向けられない。ここはやっぱり、アルカスイスだろうと、テレスコさんのポラリエ強化パーツ「PCB-EQ2」を再度付け直してみた。
あ、注目するのは、「Vixen」のロゴがあるクランプとその下にある台座だyo! ビクセンの「クイックリリース パノラマクランプ」は、いつかステップアップキットに強化しようと入手していたアイテムなんだけれど、出番がなかった。というのもクランプの底には、1/4穴が開いているんだけれど、真ん中に開いてないんだ。
そこで、クランプにあるM6穴2つとPCB-EQ2の1/4ネジが接合する円形の台座をプリントした。それがロゴ下にあるやつね。断面はこんなの。
実際に装着したところを拡大するとこんなかんじ。
赤緯軸を手で回して、クランプで留める。それだけなんだけれど、この回転がスムーズなので、操作がしやすい。アルカスイスにしたことで、α6400も手間なしで乗っかる。
「これはよかった!」と喜んだのもつかぬ間、見た目はいいんだけれど、回転させる角度によっては、クランプのノブやカメラ本体が本体に干渉する。ケーブルを着けた「ウォーリー」ならなおさら干渉しそう。「ウォーリー」はAZ-GTiかAP赤道儀に搭載することに決めた。
結局、もとの自由雲台のままで良かったんじゃないかという、青い鳥現象というのか、元の木阿弥現象が発生している。いや、自由雲台でも干渉したんじゃなかったっけ?
加えてSMH-250の雲台がぐらぐらしはじめてる。SMH-250は強化パーツを付けると持たないな。そういえば、どっかに、ポラリエ用雲台の決定版とかいうのがあったな……。そんなことしちゃうと、あれれ?
いったん、ポラリエのことは忘れたほうがいいらしい。
この記事へのコメント
> ポラリエ用雲台の決定版
K-ASTECさんの新製品 極軸高度方位調整装置XY62のことですか?(違
XY70も出すそうですが、これ以上極軸高度方位調整雲台増やしてもなぁ
> クイックリリース パノラマクランプ
これを使えば我が家のポラリエもドイツ式赤道儀になるなぁ・・・
イヤ全然使っていませんけど
せろおさん、そうなんです。これ以上、雲台いらないのですよ。
このままパワーアップバージョンで行くとしたら雲台は、前のに戻すことになりそうです。するとL字ブラケットがはずれると。すると縦位置にできなくなるので、南天に向けたときにますます干渉すると。じゃあ、元のままでいいんじゃないかと。元ままだと、向いてほしいほうに向いてくれないと。以下、無限ループ…。
ドイツ式(強化パーツ)ポラリエ&ウォーリーは、見た目のバランスがすっごくいいんだけどね・・・
^^ザンネン
是空さん、なんかもやもやしていたものが分かりかけてきました。ここから一気に、カスタマイズしていきますよ〜。
って、いうのを何度も繰り返すと思うのですが(^^;
>って、いうのを何度も繰り返すと思うのですが(^^;
まさにPDCAサイクルだね。
自作なんだもんそれがいいよ。
というよりも、それが自作のいいところの一つだと思うな。^^v
是空さん、おっしゃるとおり、既製品と違ってDIYは思いついたときに改善を加えていけるのが楽しいですよね。スクラップ・アンド・ビルドで、無駄になったパーツも数知れませんが(笑)