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スマホ電子ファインダー微動バージョン

スマホを使った電子ファインダーが完成し、実際に夜空を見ることもしてみたんだけど、ちょっと気になるところがあった。それはファインダーと望遠鏡の光軸合わせなんだ。

自由雲台なので、どの方向にも動くし、どの方向にでも止まる。でも、固定するためにネジを締め上げると、ファインダーがぐっと動いちゃうんだ。実用上、問題はないんだけれど、気になり始めたら、気になって仕方がない。で、少し改善を加えてみた。

SLIKの2軸微動雲台「SMH-250」を組み合わせてみた。この構成は、以前に構想していたことでもあるので、とりたてて新しいアイデアではないんだけれど、軽量化を考えると使いたくはなかった。だってSMH-250の重量は250gあるんだよ(まさか品番は重さから取ったのか?)。重心も高くなっちゃうしね。

現行のスマホ電子ファインダーの重さは618g。ゴニョゴニョ載せ替えて、重さを測ってみたら725gになった。重さが純増にならなかっただけましかな。バランス悪そうだな。気になるようだったら、ASI290 miniの導入を検討してみるか……。

重くなりついでに、36EDのフォーカサーをBORGのMMF-1【9857】にしてみた。カメラはQHY5III178じゃなくて、ASI1600にしてみるかな。そうするとお手軽感がなくなっちゃうな。

スマホ電子ファインダーが完成した
スマホを使った電子ファインダーがようやく完成したよ! ここまでくるのに構想から2年半かかったんだ。俺得な話でしかないけど、満足している。思うにこれは、ハードウェアとソフトウエアの勝利なんだ。技術の進歩に感謝するよ。 天体写真の撮影でファイン...

この記事へのコメント

  1. どことなくスチームパンクっぽいメカメカしさが素敵。
    実戦投入が楽しみですねぇ。

    • シューシューと白い煙を吐きながら蒸気機関で動く赤道儀、真鍮と革で装飾された望遠鏡、写真機の乾板を取り替えるべく忙しく動き回る助手。妄想してみると、スチームパンク的な天体写真撮影って、大事業のようなイメージがありますね! 実際にUSBケーブルとかキーボードとかスチームパンク的な製品が出てますが、天文ギョーカイだと顧客の数が少ないから難しそうで残念!

      • ロスマンディーのデザインって、スチームパンクに通じるものあると思ってる。
        そう思ってるのはおいらだけかもしれんが・・・

        • 是空さん、ロスマンディーって無骨ですよね。VIXENの赤道儀みたいにマシン、マシンしていないので、そこがスチームパンクに通じるところがあるのかもしれませんね。ロスマンディー欲しいです(笑)

  2. おはよーございます。
    これ、カッコいいですねえ。
    望遠鏡ではなくカメラレンズを使う場合に、焦点距離100mmのレンズで私の腕ではアンドロメダを導入できませんでした(涙)
    スターホッピングすっっごく難しいですね(腕も無いが根性も無くて頑張れない)
    スマホで何かできないか、考えているところですが。。
    こうなると、望遠鏡で稼働している自動導入が素晴らしく有り難いと実感します。

    • めりーさん、おはようございます! ブログ拝見しました。はくちょう座きれいに写ってましたねー。サドル付近、北アメリカ星雲、ガーネット・スターと贅沢な顔ぶれでした。

      カメラレンズと自由雲台を使った私はスターホッピングは、普通の三脚だと導入が難しいですよね。雲台が首かっくんしてうまく持っていけないです(悲)

      加えて一眼レフのライブビューだと(写る星が少なすぎて)どこにいるのか迷子になってしまいますが、高感度のCMOSカメラを使うと星が写りすぎて迷子になりました(汗)難しいです……

      電子ファインダーが見えすぎて困っている
      東京の星が見えない空では光学ファインダーが無力なので、電子ファインダーが威力を発揮する。目に見えない星もバッチリ捉えてくれる。しかし、空が暗い土地では、かえってどの星がどれなのか分からなくなってしまうのであった。 今回の使用機材は、鏡筒が5...
      • リンク先を拝見しました。
        皆さん苦労してたんだなーと思うと、ちょっと安心しました(ごめんなさい)
        星どこナビというアプリを見つけたので、ちょっと使ってみようと思っています。大体でいいのでこれで近くまで導入できればなー。
        本州は梅雨前線でしょうけど、こっちはただの低気圧でちっとも晴れ間がありません。
        生きてるうちにあと何回星を見ることができるだろう。
        ってほんとに思いますねえ(笑)

        • めりーさん、もう、苦労の連続です(笑)私がスターホッピングをするときに使っているのは、Stellariumという無料の星図アプリが多いです。MacもWinもAndoroidもiOSにもあります。画面に写っている星と見比べるのはこのアプリがいまのところ使いやすいような気がしています。

          迷子になったら、1枚撮影して、astrometryに画像をアップロードして、現在地を確かめてます。星が目に見えていたら、光学等倍が一番使いやすいです。きょうも曇ってそうなので出番がありませんが(笑)

  3. なんか1年くらい前デジャヴのような禍々しさ…
    http://lqz.cocolog-nifty.com/blog/2018/07/post-1440.html

    過剰な装備はスグ解体されてミニマムな構成になるに一票

    • けむけむさん、歴史は繰り返すですね。2階建て部分は電子観望用途になりそうな悪寒です。
      そうしたら微動雲台は不要でまたもとに戻るとorz

    • おいらも「ミニマムな構成になる」に一票。^^v

      常にCCA250やそれに対応した赤道儀(×2)を持ち歩いている(←Twitterで知った、ある巨匠がそうらしい)ようなガチな人は別だけど、複雑で面倒な構成で出撃が少なくなるよりは、シンプルで気楽に出撃できることでチャンスロスを減らした方が、結果いいことが多いような気がしてる。
      どういうスタイルで臨むかは人それぞれで、いい悪いではないけどね。

      • 是空さん、やっぱりそう思います?(笑)290miniかなぁ

  4. 卓上旋盤と、グラインダーがあると、世界が開けますよ。(笑)
    オヤジもそうでした。
    延長筒を0.5mm単位で削ったり・剛性の高い組立ができますね。
    3Dプリンター欲しいです、冥途の土産に。(笑)

    • オヤジさんの旋盤工作を見ていると羨ましいです。でもくところがないし、そういう工作が苦手ですし……。カメラde遊ingのブログを拝見していると、3Dプリンタ欲しくなります。CADを使いこなす自信がありませんが(笑)オヤジさんなら、きっと上手に作図されるでしょうね。私は、aliexpressの出来合いパーツを買ってくるのがせいぜいですよ(笑)

      • 3Dプリンター、すごく面白いですよ。
        3D_CADは2Dよりもはるかに簡単です。
        (使いこなせなくとも考えているものは書けますよ)
        個人使用ならただで使えますからインストールして基本的なチュートリアルだけやってみましょう。(FUSION360がおすすめ)
        あとは困った時にネットを頼れば、動画や手順はいっぱい上がってますから何とでもなっちゃいますよ。
        3D_CADなんて使ったことが無かった自分でも使えているんですから。

        初めての3Dプリンターは完成品をお勧めします。
        自分が使っている「QIDI X-SMART」や評判のいいメーカー「FLASHFORGE」などのボックス型が簡単で使いやすいと思います。

        以上、3Dプリンター普及の会会員より・・・(嘘)

        • カメラde遊ingさん、3Dプリンタおもしろそうですよね。あんなパーツがちょちょいと作れたらいいなぁと見ています。一番のハードルはやっぱり置き場所ですかね。雨の日はプリント、晴れの日は撮影なんていいなぁ。「QIDI X-SMART」「FLASHFORGE」ありがとうございます。調べるだけでも調べてみます!

  5. こんにちは。
    にゃあさんに触発されAZ-GTiとBORG鏡筒用にOTGケーブルとManfrotto のスマフォフォルダーを買いました。写真のような重装備では使わずアリガタに付けた赤缶をスマフォのASICAPで見るつもりです。極軸さえしっかり合わせれば300mmでも3分は大丈夫なのでガイドは無し、導入はステラショットでと考えています。しかしこの梅雨空、いつ遠征できるのかなあ?

    • Gさん、スマホで観望すると、そのお手軽さとその写りに感動できますよ〜。しかも、おうちの方々と一緒に楽しんでみると、天文趣味に理解を示してくれること請け合いです!

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