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天体コンデジNANO1でDSOを撮影する練習

先日、NANO1のダークを撮影したから、今度は引き算する番だ。一瞬だけ空が晴れたので、AZ-GTiと36EDにNANO1を取り付けた。NANO1の先っちょにはLPS-V4を装着。ベガとアルタイルでアライメントを終えてM57を導入してみた。

NANO1のディスプレイは明るい星でないと写らないのだけれど、ASI120MM-Miniを使った電子ファインダーは強力で、周辺の星の位置から確実にM57が導入できていることを示してくれていた。安心して撮影できる。

ISO1600の15秒と30秒を数カット撮影したところで雲が出てきて終了。JPGを確認してみるとうち1枚にM57らしいリングが写っているのが確認できた。ISO1600と15秒のダークを撮影して、ライト画像とダーク画像をステライメージに移して処理。1枚だけだから、コンポジットはやっていない。

無事にダークは引けたようだ。カラーバランスを整えてみる。1枚画像だと荒れ方もひどいけれど、M57のリングの形が浮かんできた。中央のちょっと下あたり。分かるかしらん?

IMX178には敵わないとは思うけれど、IMX377でもM57が写ったことに感心した。雲に邪魔されたとしても、ここまで確認できて満足。いずれ北アメリカ星雲をナローで撮影してみたい。フィルターホイールからHαを取り出すのが面倒だけれど。きちんと晴れたらまたやってみる。

NANO1にはブルズ・アイがないので、センターの取り方がいい加減になってしまうのが反省点。透明シートに線でもいれてディスプレイに貼ってみるかな。

おまけ:うっかり間違えてシャープカットフィルターを付けたまま撮影してしまったコマ。曇り始める前だったこともあるのかな。M57が結構くっきりと写ってる。

 

この記事へのコメント

  1. >分かるかしらん?
    わかるでぇ~!👍

  2. 是空さん、さすがにお目が高い。是空さんには、必ず見えるはずだと確信しておりましたよ!

  3. 昨夜、ちょっと晴れてたので ASI385 +Cマウントズームに、光害カットフィルター付けて、タイムラプスしようとしたら、盛大にゴースト出て断念…
    例の激安ズーム、星像はいいのに、ゴーストキツクて残念過ぎです… orz
    アレを使って、白鳥座全体とか夏の大三角とかを撮影しちゃおうと思ってたのに…
    山ならイケるかなぁ…

    • けむけむさん、フィルターとレンズの距離の問題なのですかね。ANT-6のレンズのすぐ後ろにフィルターを置いたら、ゴーストがすごすぎてファンタジーになってました。

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