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ビクセン極軸微動雲台DXとAPP-TL130三脚

ビクセンの極軸微動雲台DXには、同社製のAPPTL-130三脚に搭載できるよう専用の金属製のプレートがついている。ある意味、微動雲台DXの公式三脚とも言えるわけなので、その組み合わせを見てみることにした。

微動雲台DXの底には汎用のプレートが3本のネジで留められているので、これをはずす。そして付属のプレートに付け替えるだけ。デフォのプレートと何が違うのかというと、APPTL-130三脚の円い凹溝にはまるよう、プレートが凸状に加工されている。そのため、きっちりとはまってベストマッチということみたい。雲台と三脚の固定は三脚下部のポールを回して雲台にねじ込むので丈夫。

少し下半身の方が大きくてアンバランスな気がするけれど、安定感はあるな(雲台の上に乗っているのは、迷人会さん謹製のプレートね!)。

接続部はこんな感じ。AP赤道儀を固定するためのピンとは干渉しないので、そのままにしてある。はずしても、もちろん問題はない。

私はこのDX雲台の三脚として、INNORELのRT90Cを選択したわけれだけれど、今回試してみた限りでは、APP-TL130三脚でも十分良かったんではないかとも思う。むしろ、がっちり感はこちらの組み合わせのほうが良いかも。

RT90Cだと雲台を東西に強く回したときに、トッププレートも一緒に回転しちゃう。APP-TL130ならそれがない。重量差はそんなにあるわけではないし、なんたってお値段が2万円しないしね。

雲台のお値段が2万5000円なので、このセットでおよそ4万5000円。そんなものかなと思う。というか、APP-TL130のコスパが良すぎるんだきっと。けど、この組み合わせはポラリエU専用だということに注意が必要。

ここに6万円のポラリエUが加わると10万5000円になるんだな。用途が違うとはいえ、お値段的に初心者向きではないな。当時、10万円出したら三脚付きのAVXが買えたような気がするんだが。いまじゃ公式で17万円(税込)だ。


ビクセン 極軸微動雲台DX
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この記事へのコメント

  1. 微動雲台DXはアダプターが色々付いていて、実はお買い得な気がしてきました。
    左右微動のネジの場所さえ違ったら・・・

    ASG-CB90を持っていますが、APP-TL130でも十分な気がします。
    非公式ながらSXPも載せられますし。

    AVXはVixen扱いになってそんなに値段が上がったのですか!
    売る気有るのか?年に数回あったセールも今後は期待できないし。
    セールもあるしSkyWatcherの方がイイ感じ。

    RASA8の在庫処分、無理してでも買っておくんだったかなぁ。

    • そうなんですよ。惜しむらくはあのネジの位置。あのおかげで、ポラリエかスカイメモでしか使えないのが……。スカイメモは専用の1万円台の雲台がありますしね。やっぱりポラリエ専用なわけですよ。それをAZ-GTiに…(T-T)

      APP-TL130にSXPが載るのですか!と思ってぐぐったら天リフさんで実験してらしたんですね。うん、なかなか、いい三脚です。もう一個買おうかな(笑)

      私もC8が10万円で出てたときに買っておけばよかったと思いましたよ。C5なんていまのほぼ半額で新品を買いましたからね。一連の値上げで長焦点への興味が急に失われて、軽量機材で遊んでいるというのが今のワタシの姿です。ハイ。

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