ビクセンの極軸微動雲台DXにAZ-GTiを乗せてみたところ、AZ-GTiが日周運動をするように首をかしげるだけで、東西に動かずにで困っていたのですが、「大阪あすとろぐらふぃ〜迷人会」のこたろうさんにワンオフパーツの製作をお願いしたら、快く引き受けてくださり、ももちんが工場長さんに連絡してくれたニャ! 以下、工場長さんが作ってくださったワンオフパーツの紹介です。
製作いただいたのが、AZ-GTiを極軸微動雲台DXに対して直角に取り付けられるようにするL字パーツ。アルミ製です。「アルマイト処理ではないけれど、黒もできますよ」とのことだったので、せっかくだから黒にしていただきました。極軸微動雲台DXの黒とも色がマッチしていて違和感がありません。
AZ-GTiと接続するノブは、「がっちり台座くん」と同じもの。大きくて回しやすいです。極軸微動雲台DXとは、M8ネジ2本で固定します。多目的の1/4ネジ穴を2つあけていただきました。こんな感じ。
極軸微動雲台DXのヘッド部をはずして、M8ネジで固定したのが下の写真。がっちりと固定されています。これがだめなら、ほかもだめでしょうというくらいがっちりしていて、グラグラしません。AZ-GTiとの接続も問題なし。ノブが大きいので、トルクをかけて締め上げができるのがよいです。
横からみると、こんなふうです。1/4ネジにスマホホルダーをねじ込んで、その上にラズパイを乗せてみました。もう一つ上の穴に固定してもいけそうです。これまでラズパイを三脚に巻きつけていましたが、これなら置く場所に困ることがありませんよ。
ASI AIR PROももちろん乗っけられます。ただ、電源ハブ4つのうち、2つをふさいでしまいます。AZ-GTiとカメラ冷却への給電だけなら問題なさそうです。あるいは、スマホホルダーじゃなくして、アルカクランプで固定するという手もあります。
工場長さん、こたろうさん、お忙しいところ、製作に応じてくださってありがとうございました!
さあ、これでベランダでの撮影環境が十分に快適になったと思いますよ。晴れてくれれば試写もできるんですが、あいにくの曇りです。梅雨明けが待ち遠しいです。
この記事へのコメント
ワンオフ・・・お高いんでしょ?
極軸微動雲台DXは結構な重量までイケルのですね。
イナバウアーも解消されて重心も安定していそう。
ラズパイ置き場にもなるなんてステキすぎます。
AsiAirPROはスマホフォルダーではなく、
ファインダー台座か、カメラネジ穴を使えば干渉防げませんかね?
AsiAirPROのために、鏡筒にファインダー台座付けようか悩み中です。
でも金猫、FL55SSクラスでオートガイドすること無いよなぁ。
極軸微動雲台DXは8kgくらいまでいけるらしいです。ようやく使い物になるので、ほっとしてます。一時はポラリエ専用になるんじゃないかと冷や汗をかいてました(笑)
うちにあるファインダー台座は、ネジ2つで固定するタイプだったので固定できないのですが、もう一つの穴はコールドシューを固定してポーラメータが挿せるようにしようかなと思っています。
200mmでもオートガイドはできるにこしたことはないんですかね? 極軸さえしっかりしてれば、おっしゃるようにいらないような気もします!
このようにスマートに収まると気持ちいいですね。
AsiAir Proなら電源も取れますので集中制御ボックスみたいに使えそうです。
海外だとUltimate Powerboxとかありますが価格が。。。。
Ultimate Powerboxですか。いろんなものがあるんですね。確かに、お値段が……。ギター用エフェクターの電源ハブには12Vのものもあるので、使えそうな、使えなさそうな。
おはようございます。
届きましたか\(//∇//)\
工場長のIさん任せでしたので、図面も見ていなかったのです(笑)
もうちょっと南にずらしても行けそうですね。まあ、ビクセン側がシッカリしているので大丈夫そうですが。。。。
上側はいろいろ工夫次第でいろいろ出来そうです。ASI Pro乗っければ電源ハブとしても使えるのでまあそんな乗せるものないでしょうけど、簡易的なポタ赤として使うなら、カメラのインターバルタイマーとかヒーター電源置き場に使えそうですね。3DプリンターがあればGoProみたいに各種アタッチメントみたいなものを作っても面白そうです\(//∇//)\
この度はご紹介ありがとうございましたm(_ _)m
こたろうさん、ありがとうございました! L字の向きを逆にしてぶら下げる?形にしてもいいのかなと思ったり、ファインダー座を乗せられるようにしてみたり、Polemasterの固定場所を作ってみたり、いろいろ妄想が浮かんできます(笑)
また、お願いすることがあるかもしれません。どうぞよろしくお願いいたします!