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Stellar Mate OSで画像が取得できた

まだ道半ばだし、あっけなく動いたというには、大きな語弊がある。だけれども、とにかく接続したカメラの映像が取得できた。これは私にとって大きな飛躍。だって、これまでまともに画像が取得できなかったんだもの。もう使えない子だと思い始めてた。でも、昨日、StellarMate OS v1.4.4をインストールしたことが大きいんだと思う。この1年近くでだいぶアップデートが進んだということなんだろう。備忘録的に書いておく。

今回やりたかったのは、(1)StellarMateをインストールしたラズパイを鏡筒に同架(2)ガイドカメラと撮像用カメラの両方で画像を取得(3)それをリモートPCで閲覧――というところまで。

ASI385MCとASI120MM-miniをStellarMate接続した。WindowsからKstarsを立ち上げて、Wi-FiをStellarMateにつなぐ。続いて、天文台アイコンをクリックしてEkosを呼び出す。Select Profileのウィザードを使ってProfileを作成する。ここでは、CCDもGuiderもZWOを選んだ。GuiderはひとまずInternalにしておいた。INDIをスタートさせるとコントロールパネルは機器を認識していた。それぞれOptionsにあるConfigurationにあるSaveを選択して設定を保存しておいた。

EkosのCCDタブにあるCCDでは、どれを撮像用にまわすのか、接続されたカメラが選択できるようになっている。ここでASI385MCとASI120MM-miniのそれぞれについて、PreViewかLive Viewを選択するとプレビューできるので、ピントを合わせや光軸を合わすことができる。テスト的にキャプチャも可能。Guiderのタブでは、ASI120MM-miniが捉えた白黒の画像が映っている。

ここまでできればまずは合格。「これまでの苦労はなんだったんだ?」って感じ。今回もASI1600MC-COOLをつないだ場合ではうまくいかなかった。原因は分からないけれど、1600ではうまくいかなかった。うまくいかなかった(何度も声を大にして叫びたいくらい)。

追記:電源を入れ直したら、不自由ながらもASI1600で画像が取得できてる。よくわからん

今回は、架台制御を目的にしていないし、オートガイドも目的にしていない。ベランダ用の架台はAZ-GTiなので、追尾は経緯台追尾で十分な気がする。

いずれはStellar Mate OSでAdvanced VXの制御とガイド撮影ができると嬉しい。でも、1600が使えない限りASI AIRに行っちゃうと思う。

MMはできてるっぽいから、MCだっていけそうなものだが

この記事へのコメント

  1. 内容はサッパリ分かりませんが、赤いUSBケーブルが人気らしいのは分かりました…

    • けむけむさん、私もさっぱりわかりませんが、赤いUSBケーブルはオサレです。

    • 色もですが、スリーブがいいですね。👍

  2. オヤジも、新しいニワトリ場所造りを何カ月もやっていたら、ASCOMの使い方を忘れ(汗)、記憶が戻るのに1か月掛かりました。(笑)
    で、INDIサーバーが直ぐ使いこなせるなら、直ぐにでもINDIに移行するんですが、色々、深いコントロールパネル等の階層と、その意味に迷子状態です。
    撮影カメラの露出はProfileから設定可能ですが、何故か、Gainの設定が、CCDカメラのコントロールパネルにあるんですよ。
    バージョンが上がって、改善されているかもですが。
    露出とGainは、同じ画面で操作したいですよね。
    兎に角、ひ弱なPCでもサクサク動くので、移行の準備中です。
    SKYNEW社の
    M3Sは・・・ASCOM(Win)
    M2Sは・・・INDI(Ubuntu)
    まで、出来ました。
    後は、寒くない秋の夜長に満天の星空があれば、スタートです。
    あ、その前に、コンクリートピラーをもう1台作り始めました。(汗)

    • オヤジさん、INDIは設定が難しいですね。今回はバージョンアップで使いやすくはなったのだと思います。オヤジさんに難しいものを私に使えるのでしょうか。どっちにしても、秋の夜長、晴れない夜は望遠鏡遊びとラズパイ遊びやります(汗)

  3. >これまでの苦労はなんだったんだ?
    だよね。
    画像が出てきたと思ったら、キィーウィの断面みたいな色だったもんね。

    • 是空さん、いやほんと、ここからのスタートだったら頑張れた気がします。どっと疲れが…

      • StellarMateでの進展おめでとうございます。
        INDIはドライバの初期設定がなされていないドライバが多いので、面倒ですが最初の一回のみコントロールパネルでの設定、動作確認→設定の保存がとてもとても重要です。
        コントロールパネルでの動作チェックがうまくいかないとEkosでもNGになることが多いです。
        ASIAirは自社の製品のドライバは動作するよう設定されていると思いますので、この手順が減りますね。

        • T-Studioさん、ありがとうございます。今回のバージョンアップで、いくつかのデバイスについてプリセットが充実したのでしょうか。ほぼ何もしなくて撮影が可能でした。ASI AIRはどんな使い勝手なのか、非常に気になっています。

          • StellarMateに関してはメーカと連携していくつか設定ファイルがあるかもしれませんね。(自身で構築する場合はドライバにもよりますが、空と考えて設定したほうが無難です。)
            ASI AIRはハードメーカーが自社製品を活用するためにカスタマイズしたINDI環境のため、この部分はStellarMateより良さそうです。(スマートフォンアプリも使いやすく見えます。)
            多分ラスパイ4で新製品が出ると思いますのでそれからでもいいかもしれません。

            使いやすいといえばとてもマイナーですがINDIGOもかなり良いですよ。
            ラズパイならINDIGOSKYというディストリビューションもありますので導入も簡単です。(すでにラズパイ4にも対応しているようです)
            INDIGOSKYとWebブラウザでのインターフェイスだけでも結構なところまで操作できますが、Macをお持ちのようなので、クラウドメーカーのアプリで固めればラズパイをサーバ、Macをクライアントとして快適に操作できます。(星図アプリだけがイマイチですが。。)

            • T-Studioさん、興味深いプロダクトのご紹介ありがとうございます。ちょっと検索してみたのですが、APTでINDIGOが使えるとあったのですが、これはASCOMの代わりにINDIを経由してデバイスを接続すると言うことなのですね? 自動検出機能も魅力的ですし、INDIGO SkyとWindowsをwifiで接続できると便利だなと思いました。いずれ手を出す日が来るかもしれません。その時は、どうぞよろしくお願いします!

              • INDIGOドライバはINDIの扱いづらいところをブラッシュアップした感じですね。
                互換性があるのでINDIクライアントでも使用できます。
                APTは試していませんがASCOMの代わりになると思いますよ。

                • T-Studioさん、ありがとうございます!

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