保存するフォルダ名を英数字にすることで、QHYのCMOSカメラからWindowsパソコンに転送できない問題はクリアした。次はQHY5III174Mの代わりに、EOS Kiss X7iをStellar Mate 端末につないでみた。望遠鏡はBORG 55FLを使った。
KStarsのProfile Editorで、CCDはCanon DSLRを選択する。INDIのコントロールパネルでは、Canon DSLR EOS 700Dのタブがある。Image Infoで要求される値は次のようにした。
Max Width : 5184
Max Height : 3456
Pixel size (μm): 4.29
Pixel size X : 22.3
Pixel size Y14.9
Bits per Pixel : 16
シャッターを切る。転送されてきた写真をFITS Viewerで見ると色がおかしい。黄色っぽい。
おかしいので、実際のファイルを確かめることにした。ローカルに転送されてきたFITSファイルをステライメージで開き、RGGBでディベイヤーをかけると青っぽく黒い画像だった。
次に、カメラに入っていたSDカードのCR2ファイルをWindowsのプレビューで開くと、今度は明るい。目でみた感じはこれが近かったのだが。
次に、同じCR2ファイルをステライメージで開き、RGGBでディベイヤーをかけると青っぽく黒くかった。
最終的にSDカードに保存されているファイルが“正解”だと思うので、これでいいんだろうと思う。プレビューするときのレシピの違いで、どうにでも見えるってことかな。実際に天体を撮ったときの色がどうなるかは気がかり。
それから、なぜだか分からないけれど、いつの間にかImage Infoの値が勝手に値が変わってる。それでも、いまのところ問題はないからいっか。
この記事へのコメント
のんかです。
昨日、テストしましたがなぜか私のstellarmateはカメラを接続してもImage Infoのセンサーデータがいつも0に戻っているんです。その都度入力するんですがそれってどこか壊れていると思い再度SDをフォーマットしてインストールしました。カメラを最初に接続する時センサーサイズとピクセルサイズを入力したら今度は保存されているようです。
ただ、にゃあさんの入力したImage Infoの数値と違うんです。ただ私の数値でも動いているんでしばらくこれでやってみようと思います。
Image Infoの設定値が変わったり、リセットされたりと、解決しないといけない課題が多そう。
進めて行くうちに自然に解決する問題ならいいんだけど・・・
キーウィの断面を写すにはいい色かも。^^;
是空さん、なかなか手ごわいですが、一通り終わったら、実はそうでもなかったという感じに落ち着くのではないかと楽観しています。なかなかコスパの良いおもちゃです(笑)
のんかさん、保存されていてよかったです。SDカードフォーマットもありですが、簡単に出荷状態に戻すこともできますよ(デスクトップにあるStellaMate Toolsで、Factory Resetを選ぶ)。うちのはX7iなので値は違っていて大丈夫と思います。ポーラーアライメントが課題なんですね? 私もいずれ追いつきます!
カメラを接続すると最初にセンサーサイズとピッチを入力しますよね?
その時センサーの大きさは入力する必要はなかったと思います。
私の場合は以下の数値で保存されています。
Max Width : 5196
Max Height : 3464
Pixel size (μm): 4.29
Pixel size X : 4.29
Pixel size Y : 4.29
Bits per Pixel : 8
ネットで調べると EOS60Dは
Sensor resolution: 5196 x 3464
Max. image resolution: 5184 x 3456
となっているので 5196 x 3464の方にしました。
まぁこれで使えているんで良しとします。
ちなみに私が躓いているのは通常のアライメントの段階です。
のんかさん、通常のアライメントもStellar Mateでできるのですか! 寒空に晒される前にマスターしたい機能ですね。調べねばです!
追記:このあたりの情報が役立つでしょうか? Windows環境で使う場合は、ansvrが必要になるというようなことが書いてあります。
https://www.stellarmate.com/support/ekos/align.html
Windows環境でも ansvrを使えばローカルでsolvningできますです。
私の記事ですがご参考までに。
https://norikyu.blogspot.com/2018/01/ansvr-local-astrometrynet-plate-solver.html
StellaMateにはすでにインストール済みかな?
のりきゅうさん、ありがとうございます! StellarMateにはインストールされているけれども、Windowsでリモートするときは、一式ローカルにインストールしないといけないということが分かりました。今度、チャレンジしてみます! 私のWin環境にソルバが3種類くらい乗っかることになりそうです(笑)
のんかさん
INDIドライバのオプションタブにある設定の保存ボタンは押していますか?
Image Infoで入力した値はドライバの設定になるので、ドライバの設定保存が必ず必要です。
(見当違いでしたらごめんなさい。)
KStarsで統合されているためかえって分かりづらいですが、KStars(プラネタリウムソフト)、Ekos(INDIサーバの統合制御クライアント)、INDIサーバ+ドライバセットと3つの別の環境があると考えると少し理解しやすくなります。
INDIドライバはドライバごとに設定して保存、サーバはどのドライバを起動するかを設定して保存(これがEkosにあるのが混乱のもとですね。。)、KStarsはプラネタリウムソフトとして初期設定を保存、Ekosは制御クライアントとして機能ごとにドライバ設定を呼び出し、変更も可能(タブ毎に別機能)、一部クライアント独自機能の設定の保存が必要といった感じです。
Ascomがそこまで混乱しないのはサーバ+ドライバとして完全に独立しているからだと思います。
現在MacやINDIのことを記載したブログを作成しておりますが、いつ完成できるやら。。。
T-Studioさんありがとうございます。そうなんですよ。設定の保存で悩んでおりました。今日、作者の方よりお返事いただき保存方法の動画をアップしていただきました。先日plate solvingにやっと成功しました。
もしfacebookやられていればぜひ私共のグループに参加して下さい。お待ちしています。
グループ名「stellarmate 情報交換」です。
のんかさん
解決されたようでしたら良かったです。
フェイスブックの件、了解しました。(作ってからほとんど使っていませんでしが(苦笑))
INDIはメイン開発者一人と、有志の方数名が協力しあっている小さなコミュニティです。
それであれだけの環境を作り出しているのは本当に頭が下がります。
開発者の方も使用者の方も熱心により良い環境を作るために協力している良いコミュニティだと感じています。
日本でも認知されて情報交換が進むと良いですね。
ついに一般的なデジカメまでStellarMateで制御できるようなになりましたかー。スゴいなぁ。
どうもソフトウェア周りを使いこなすのは苦手なので、最近のにゃあさんの進化スピードについて行けません(笑)。複数カメラを同時に制御できるアプリが有れば俄然やる気が出るのですがねぇ。
あぷらなーとさん、星が見えないと余計なことばっかりやってしまいます(汗)APTで2台制御ができると聞いたような、聞かなかったような……記憶曖昧でスミマセン!