スポンサーリンク

2020年スーパームーン(月齢15.6)は眼視で楽しんだ

でっかい月でも小さい月でも、地上の風景抜きに写真に収めてしまえば、まんまるな写真には違いないので、2020年のスーパームーン(月齢15.6)は眼視で楽しむことにした。まぁ、眼視してもまんまるなんだが。

望遠鏡は、いつしか軍部が熱を上げていたクローズアップレンズで作ったNC77。いまは平和利用されている。アイピースは20mmと4mm。記録を見る限り、NC77の眼視での出動は初めてだと思うよ。焦点距離がよく分からないので倍率もよくわからない。架台はAZ-GTiの左利き。望遠鏡を固定したいだけだから、あんまり気にしない。手作り望遠鏡で月を眺めるのは楽しいもんだ。

暖かくなってきたから、フリースを着るとちょうど涼しいくらい。SynScan Proアプリで上下左右に振りながらいい位置を見つける。

よく見えるなぁ。アイピースを覗くとアクロマートの宿命として黄色いフリンジや紫のフリンジが見えるけれど、すっきりとコントラストが高く、覗いていて飽きない。ひときわ強く光を放っているのはアリスタルコスだな。コペルニクスクレーターの上に明るい点があるのは、ピュティアスかな。

私の好きな虹の入り江はどう見えるか。アイピースを4mmに差し替える。大きく見えるけど、なんだろう鮮やかさは20mmの勝ち。そりゃそうか。椅子をベランダに引っ張り出してきて、しばし楽しんだ。

写真はいずれもGalaxy S9によるコリメート撮影。アプリはManual Cameraを使ってシャッタースピードを変えた。 フリップミラー経由で鏡像になってる。

この記事へのコメント

  1. 昨晩は電車を降りたときに見えた月がピンク色で、
    ちょうど「ピンクムーン」と被ってました。
    家に帰って速攻撮影準備をして撮ったもののピンク色ではなく肌色になってました。
    もっともデジタルカメラなので、肉眼の色と画像の色は違うし、
    色は如何様にもなるのですが・・・

    • ピンク色の月って見たことないんですよ。ウェブにあるのは、インスタ映えを狙った加工済み食品かと思ってました。

      色って不思議ですよね。目で見ると黄色いのに、カメラを通すと灰色になっているとか。

      google先生にきくと「夜は太陽の光がなく、散乱した青や緑が補われないために黄色く見える」っていうけど、カメラを覗いたら突然灰色になるとかよく分かりません(汗)

      • そうなんですよ、昨晩もピンクムーンを撮っていて、
        シャッター速度1/400だと灰色で適正露出なのに、
        1/500だと肌色のアンダーに写りました。
        肉眼だと薄い黄色だったんですけどねぇ。

        • 誰がみている色を信じればいいのかって考え始めると眠れなくなりますね。私なら着色して決着(笑)あまりやりすぎると怖い人達が出てきそうですが。

タイトルとURLをコピーしました