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月と火星が大接近

帰省先からUターンが完了した1月3日、月(月齢5)と火星が大接近していました。これが2017年の天体写真の撮り初めです。しぶんぎ座流星群など期待できない東京の空、月を撮って満足します。撮るだけだと面白くないので、モノクロ版とカラー版を作って画像処理をして遊んでみました。
一応、0.008(1/125)秒のコマと、0.5(1/2)秒のコマをそれぞれ15枚、計30枚をステライメージ7で加算コンポジットしました。月の右上にあるのが火星、真上にあるのが水瓶座のλ星(3.7等星)。
moon_mars_comp.jpg
カラー版は月の光芒を抑えながら、明るい側のクレーターが見えるように。
moon_mars_comp_mono.jpg
モノクロ版は月の光芒を気にせず、影側のクレーターも見えるように。
ステライメージで処理しましたが、コンポジット後、サチったように見えてもクレーターのデータは残っているみたい。これをどうやって炙り出すかが腕といったところでしょうか。自分の腕では炙り出せませんでしたが、Nik Collectionを使ったら、簡単にクレータが浮き出てきました。その副作用として? 写真というより絵のようになってしまっています。というか、鈴カステラか鶯ボールか?
ちなみに、Photoshop Nik Collectionで処理する前の画像がこちら。
moon_mars_comp3.jpg
馬頭星雲やオリオン星雲のような観光名所を巡って撮るのも楽しいですが、見慣れた場所の天体ショーを記録するのも面白いですね。

この記事へのコメント

  1. 昨日、ニワトリの準備が終わり、ふと西南西を見たら、何とこの写真状態。
    慌てて、カメラと三脚を出してセットしたら、お隣さんの屋根の中にお隠れになって、残念でした。
    火星も負けてませんね。

  2. 昨夕の金星と月のセットはキレイでしたね! はっきりと肉眼で分かりましたよ。スマホでもいいから、撮っておけばよかったと後悔してます。火星とのセットは、近視の私は肉眼では分かりませんでした(汗)

  3. 地球照のあぶり出しお見事♪
    こちらは1月2日と3日はお仕事だったので、休憩時間にチラリと月を見上げただけでした。カメラ持って行けば良かったなあ。

  4. あぷらなーとさん、ありがとうございます! しかし、あぶり出しは、完全にPSのフィルタのお陰でして…… (ー_ーゞ
    フィルタが内部でどんな処理をしているか勉強せねばなりません。
    お手軽に星空が撮れそうなカメラを探しているのですが、なかなかないですね〜

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