2018年5月23日午前0時33分ごろにとった木星のシーイングは良かったです。いいシーイングというのは、SharpCapの画面に写った時点で、写真なみに十分に綺麗なんですね。AS2!でアナライズするまでもなく、良い悪いが分かりました。大赤斑が正面に回ってきたところで雲が出てきてアウトでしたが、この感覚はいい経験になりました。
こちらの画像は、セレストロンC5、3xバロー、QHY5III-178Cで撮影。
Registaxでwavelet(Dyadic)した画像とPhotoShopのぶれの軽減などで処理した画像をブレンドしました。あと青系のフィルター処理をしています。
元の画像がよかったのか、waveletをかけてもそれほどノイズが出ませんでした。また、PhotoShopでの処理前、処理後ではあまりニュアンスが変わらないくらいでした。
今シーズンの自己ベストだと思います。東京の空でこれだけ写れば満足できます。ただ、QHY5III-174Mで撮影しようと思ったけど、電子ファインダーに回ってもらっていたので叶わず。
この記事へのコメント
と、言うことは、惑星は観測回数・経験がものを言う、ツー事ですね。
まだ、3回しか木星は撮影してませんが、そんな中でもダメ・全然ダメと、色々です。
それにしても、昨夜、こちらは全然何も見えませんでした。
春・秋・冬は、天気のスケールが広いですが、これからの夏は、県内・都内でも天気ちがいますよね。
羽田空港勤務の時、C滑走路の半分だけ土砂降り、半分は乾燥してました。
夕立「夏の雨、馬の背を分ける」です。
上手くいって羨ましいです。こっちも前日の20時から22時前後にかけて木星を撮影してみたのですが、シーイングは想像以上に良くありませんでした……。windyの予想からすると好シーイングのはずだったのですが。
まあ、ASI1600MM-Proのテストは進みましたけどね。
おおお、C5でコレですか?
卑怯だなぁ…
お見事!
こりゃ、邪道大学沼学部魔改造学科以外に、月惑星大学拡大学部高解像学科からも合格通知が来ますねぇ。
オヤジさん、なんだかたまたまでしたよ。空の透明度は確かに高かったのと、空気がドヨーンとしていました。天気と女心とはよく言ったもので本当にすぐに変わってしまいますね!
上杉さん、東京のうちのベランダは惑星くらいしかすぐに導入できないので、星雲が狙える場所が羨ましいです。今度はカメラを替えて試してみようと思います。
けむけむさん、385だったらもっと綺麗に撮れてたのではないかとか、そんなことを考えてしまいました!
あぷらなーとさん、ありがとうございます。月惑星大学に進んだら、C14くらい持っていて当然とか言われそうで怖いです!