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モノクロ天体写真をカラー化してみる

モノクロの道に進むべきか進まざるべきか……。ファーストライトでM27の色がきちん撮れていたことや、M42もそれっぽく写っていたことからすると、東京の空でカラーの天体写真も撮れるとは思うんだ。でも、馬頭星雲がきれいに色が出なかったので、モノクロに行っちゃえという気分になっている。まだモノクロのメリットはよく分かっていないけれど、何よりもコンポジットの処理が速いんだ。
しかし、色は欲しいよねという欲望だけは消えないよ。フォトショップで塗っちゃおうかと思ったときに出会ったのが、siggraph2016_colorization(https://colorize.dev.kaisou.misosi.ru/)というサイト。なんでも早稲田大学ディープネットワークを用いた白黒写真の自動色付け技術なんだそう。試してみた。
馬頭星雲4.jpg
人柱になってもらったが元画像がこちら。ディベイヤー>モノクロ化>コンポジット して、いい加減に処理してみたものだよ。
(あぷらなーとさん風に)
えいっ!

colorized.jpg
うわー、色が付いたわ。赤外線域が青いのが気になるけど、燃える木と塗り比べてるのが偉いよね。というか、どうやって君は燃える木の色を知ったのだい? ほかにもColorize Photos(http://demos.algorithmia.com/colorize-photos/)ちゅうサービスもあってやってみた。
えいっ!

colorized.png
え〜〜。色フィルタかぶせただけなんじゃないの? (¬ω¬*)
燃える木の色の再現性は最初のサービスのほうがいい感じがする。
まだどちらも発展途上なんだと思いますが、技術の進歩ってすごいものですね。

この記事へのコメント

  1. 勝手に色付けてくれますかぁ
    3種類のサービスを使って、RGBの代わりにして合成すると面白かったり残念だったりしそうですね

  2. けむけむさん、はい、面白いは面白いですが、楽しいかどうかというと微妙です(>_<)

  3. なるほど、ディープラーニングってスゴいんですねぇ。
    手持ちの写真でいくつか試してみましたが、特に日中の風景などは驚くほど自然なカラー化がされてビックリ。

  4. あぷらなーとさん、地上のことだけでなく、宇宙のことも機械が知り始めているというところが脅威だと思いました、機械にしてみれば、地上も宇宙も関係なく、人類が蓄積してきた叡智を驚くことなく、かといって笑い飛ばすわけでもなく、淡々と蓄積していくという…。別の知性が生まれ始めているのではないかと心配でもあり、期待に胸が膨らむでもありです。生まれ変われるなら500年後の世界を見てみたいです。

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