スポンサーリンク

人工星ジェネレーターを自作した

昼間の天気が良かったので、今晩は晴れてくれるかなと思ったんだけれど、そうは問屋が卸してくれなくて、どんぐもりだった。こんな天気だと、星を使った光軸調整ができないので、人工星ジェネレーターを自作することにした。

準備したのは、アストロショップ「ダイソー」で購入したミニ懐中電灯みたいなもの。200円だったと思う。以前、フラットジェネレータを作ろうと思ったときに、光源候補として手に入れていた代物。懐中電灯の固定具は、そのときに印刷してあったので、今回は、「星の通り穴」を作ることにした。

3Dプリンタ屋さんに聞くと、「2時間以内にお届けします」と言うので作業を依頼。会議をしているうちに依頼品が出来上がっていた(写真右)。

壁の厚さが1mmなので、光が漏れるのが心配だったのと、なんとなくそうしたほうが良さげだったので、アルミ箔を内側に設置した。穴の大きさは、直径0.25mm、0.5mm、1mm、1.5mm、2mmの5種類。

0.25mmの穴は印刷できなかったのと、ほかの穴も開いてるかどうか怪しかったので、コンパスの針でつついて、大きさを調整した。2mm穴は大きいかもしれなかったので、アルミ箔に穴を開けるのはやめておいた。したがって、穴は3か所。正確な穴の大きさは分からない。

刷り上がったパーツを組み合わせるとこんな感じ。三脚に乗せる必要があるので、1/4カメラネジをインサートしておいた。写真はでべそだけど、あとで修正してある。

三脚に乗っけるとこんな感じになった。かっこよくないな。

照明を落としてみると……。巨神兵みたいだ!

3つの穴があると焦点内画像が重なってしまっていたので、1か所だけ残して、あとはビニールテープで塞いだ。プライム・ニュートンでのぞいた焦点内画像がこちら。これくらいの像なら光軸調整できるでしょ。

これくらいじゃ、まだ駄目みたい。厳しすぎ。

調整作業はまだまだ続くんだけれど、人工星ジェネレーターそのものは、案外カンタンに作れました。というか、100均の懐中電灯にアルミ箔を巻いて穴を開けるだけでいいような気もする。

(追記)アルミ箔1枚だと光を通す。色は暗い赤になる。これはこれで使いようがあるかもしれない。

この記事へのコメント

  1. 自分は国際光機さんから買っちゃいました
    遮光するアルミホイルへの穴あけですが、針の精度と突き通し具合がいろいろ難しそうです。抜くときにブレると穴の形変わっちゃうので。

  2. あぴさん、市販品の方がつくりや精度が良いと思いますし、ノウハウも蓄積されてるかもしれませんから、それがいいんじゃないでしょうか。

  3. 形が Back to the future(Part3)に出てきたドクの墓だね。^^

    HERE LIES
    EMMETT BROWN

    と書きたいよ。^^

    • あははは、私も墓石に似てるなって思いました。棺桶お菓子箱とセットにしますかね

  4. 焦点内画像・・・興味深いです。色々見えますね。
    クランプの頭?、意外にデカいですね。
    太い影はケーブルですか・・・
    押さえのツメもクッキリ。でも圧迫の歪みは無さそう?

    初めて反射式覗いたとき、このピンボケ像にビックリしましたね。
    米粒みたいな土星よりインパクト強かった。

    • はい、太い影はケーブルです。きしめんタイプでも角度によってはより太く(笑)これらの影がいろいろ悪さをしているようなのですよ。爪の圧迫、確認してみます。ありがとうございます。

タイトルとURLをコピーしました