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復帰戦は完敗、バッテリーと極軸合わせなど

一年前にほぼ同じタイトルのエントリーを書いたような気がする……。久しぶりに遠征しました。およそ1ヶ月ぶりです。寒くはありませんでした。撮影を継続していないからでしょうか。いろいろと問題がありました……。と書き出しもほぼ同じでよいようです。
復帰戦は完敗、APTと極軸合わせなど – 2017年03月05日
http://tentaip.seesaa.net/article/447603624.html
タスクの1番 極軸合わせ to オートガイダー
QHY5III-174MでSharpCapの極軸合わせ機能を使い、アライメントまでを行う。そしてそのままオートガイドへ。東京のベランダでは極軸合わせをしたことがないので、その動作確認です。
タスクの2番 R200SSのSAO撮影
R200SSでSAO撮影を行う。これまでC5とED81SIIでEFWを使ってSAO撮影をしたことはありましたが、R200SSは初めて。
まず1番から。R200SSを使う場合、バランスを考慮してカメラを地面に垂らすように接続しています。そうするとAdvanced VXについているPoleMasterの画角をカメラが遮ることになり、PoleMasterが使えません。ということで、背びれの部分にQHY5III-174Mを載せ、SharpCapで極軸を合わせることにしました。
SharpCap極軸合わせは楽ちん。オヤジさんがべた褒めするわけですね。捕らえた画像を一発でPlate Solveしてくれて、どの方角にどれだけ架台を動かせばいいか教えてくれます。多少、慣れは必要なものの、いとも簡単に、許容できるところ(Fairという表示が出る)まで極軸を合わせることができました。PoleMasterいらないのじゃないかというくらい簡単です。精度は分かりませんが、オートガイドすれば問題ないと踏みました。
sharpcap.jpg
そして、QHY5III-174MをPHD2に接続し、ガイド星を自動で選択させてからキャリブレーションへ。「ガイド星が十分に動いていません」というエラーメッセージが出ました。改善しないので、QHY5III-174MをM-GENに交換しました。帰りの高速道路のサービスエリアで気づいたのですが、ガイドケーブルの挿し忘れでした(滝汗)。これでは、いくらやってもオートガイドできないはずです。
次、タスクの2番。月が絶賛明るかったので、ナロー隊が出動。EFWをはさんでASI1600MMをセット。ピント出しに少し戸惑いましたが、無限遠でピントは出せました。APTも事前にPLANを練っておいたので、難なく撮影に入ります。ちょっと風が強かったのですが、しばらくするとやみました。
SAOで各フィルター30分計90分の撮影(Vertical Plan)を行う予定だったのですが、45分あたりでM-GENが星を見失っています。そんな馬鹿な!? APTに映し出された画像を見ると星が流れています。なぜ? セレストロン・パワータンクのバッテリーを見たら、電池切れ。え〜〜〜〜〜〜1時間撮ってないよ〜〜〜(滝汗)冷却も利いていなかったようで、ノイズが乗りまくりでした。
どちらも「アウトでしょ。ボケてるでしょ。やる気ないでしょ」と最大限に罵ってやりたい気分。ということで復帰戦は完敗でした。気を取り直して、時間のあるときに45分の画像を現像することにします。
ケーブルは忘れずにつなぎましょう。次は失敗しない。パワータンクは充電完了のランプを確認したのに……。トホホ。この子、残量が分からないんですよねぇ(涙)

この記事へのコメント

  1. 遠征、お疲れ様でした。
    ガイドケーブルとバッテリーは、誰も居ない家ですが、大笑いしました。
    オヤジも、プチ遠征すると、北極星が見えなくて周りの星がお邪魔虫。先日は一時間位、あーでもないこーでもないしてました。
    暖かくなって良いのですが、雲が切れるのを待っていたら、何時も一時間の晩酌が6時間。飲み過ぎです。
    春は、天気が不安定で、嫌になります。
    では、おやすみなさい!

  2. ありそうな内容過ぎです (^o^;
    定期的になってないと、色々やらかしちゃいますね
    PowerTankは怪しいので、出力電圧を見て、13Vくらい出てたら、そこそこ使えるかな?って感じです。

  3. ガイドケーブルはあるあるですよね~。自分も何回かやらかしたせいか、最近はすぐに気づくようになりました。
    SharpCap極軸合わせについては実は知りませんでした。この機能があれば部屋撮りも格段に楽になりそうですが、SharpCapの無料版に付いている機能でしょうか? それともやはり有料版でしょうか?

  4. 久々の遠征、お疲れ様です。
    少しブランクが空くと、こういうこと「あるある」ですよねー。私はまもなく(ニワトリですら)2ヶ月ブランクにさしかかろうかというところで、危険な状態です。なんとかしなきゃ(泣)

  5. 上杉さん
    SharpCapのPolar Alignは、フリー版でも大丈夫ですよ。
    視野に北極星が入った状態で、赤道儀を90度回転させると、どっちに動かせばいいかガイドが出てくるので、サクっと数’ 程度の精度で合わせられます。
    矢印と飛行機の羽みたいなのが出てきて、視覚的に合わせやすいです。
    デジタルファインダーで、そのまま使えるので便利ですし、焦点距離もウルサイ事は言わないようで、Cマウントの25mm, 35mm どっちも無問題でした。

  6. オヤジさん、大笑いありがとうございます。せめて笑っていただかないと、気がおさまりません。他山の石としてくださいませ(笑)では、おやすみなさい!って24時間ずれてますか(爆)

  7. けむけむさん、あるあるとはいえ、情けない限りです(汗)けむけむさんがバッテリーのコレクションに走られる気持ちが少し分かったような気がします。

  8. あぷらなーとさんにもあるあるがあるんですね(早口言葉みたい)。このシーズンが明ければ、また撮影に戻れますね。

  9. 上杉さん、けむけむさん、開発元のサイトを見ると、最後の追い込みより向こうは有料だと書いてありましたが、ある程度なら無料でいけるのかもしれませんね。私はライセンスを買ってしまったので、検証できません。スミマセン。有料とはいえ、年間1500円程度(£10)で、ダークを引きながら撮影したり、フラットを合わせながら撮影したり、Plate Sovingにも対応(使ったことがない)していて、案外、お得感ありますよ。

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