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クラゲ、モンキー、M35散開星団

空がきれいに晴れていたので遠征決定。道中、山から茶色い煙が立ち上っているのを見た。杉から大量に花粉が放出されているの図だった。どおりで朝から目がかゆいと思っていたのだよ。

設営にかかる。風が強いので、胴体が小さい55FLを引っ張り出し、カメラはEOS X7i天体改造を使うことにした。極軸はPoleMasterで合わせる。オートガイドはしない。というかファインダーを載せたら、ガイド鏡を置く場所がなくなったんだ。200mmなら1分くらい露光してもだいじょうぶでしょ?

オートガイダーないと、バッテリとかレンズヒーターを気にしなくていいので身軽になれるのがいいね。ディザリングも気にしなくていい。カメラにレリーズもつないでおかなきゃだ。主鏡にはヒーターを巻いたぞ。

しかし、だ。記録をさかのぼってみると、EOSで天体をまともに撮影した実績がないみたいなんだ。ディスプレイを見ると空が真っ赤なんだけど、こんなもの? α99はホワイトバランスをショップさんが合わせてくれているのでこんなことはなかったんだが……。一応、太陽光にセットしてカスタム設定はしないことにする。UHCフイルターくらい付けておけばよかったかな。バッテリーを途中で交換できるように、ケースリレーカメラ電源システムを導入した。これも直焦点で使うのは初めてかも。

AVXを使うのも久しぶりだな。いかん、AVXの使い方を忘れてる。日付どうやって入力するんだっけ。矢印で動かさずに数字を入れていくのか。アライメント星が導入できない。精度が悪すぎる。あ、緯度経度がデタラメだ。ツースターのところ、スリースターでアライメント完了。東京の空で愛用しているスマホ電子ファインダーも持っていったけれど、星が見える空では、XYスポットファインダーが自分には合っているみたい。

クラゲ星雲とモンキー星雲を導入。ISO1600、露光1分、撮影枚数60枚に設定して放置。さらに30分放置。ダークを30分撮影した。

PoleMasterで極軸を合わせたけれど、1分でも星が点になっていない。やっぱりオートガイダーが欲しくなるわけだけれど、どこに載せてやるのがいいかしら。ファインダーからガイダーに載せ替えるのがよいのかな。

流れているのを気にせず、モンキーが中央に寄っている55枚だけステライメージで処理してみた。自動処理だとパンの耳を切ってくれるし、赤いのもきちんと色を揃えてくれていた。いろいろ絵をいじってみても星の色が残っているあたり、デジカメはCMOSカメラより使いやすいと感じた。ステライメージのデジタル現像は必須。

クラゲの足って案外淡いのね。フォトショップで周辺減光をごまかしてみたけれども、強調処理をしようとすると、どうしてもフラットは必要だな。

 

この記事へのコメント

  1. 55FLが出動した。^^
    改造kissのぼほほぼファーストライトにグッド。👍

    しかし、極軸を合わせていても、ノーガイド、200㎜1分で流れるもんなんだね。

    • 是空さん、PoleMasterだと大丈夫だと思っていたのですが、流れてしまいました(><) 一眼レフはPCにつながなくていいぶん、使いやすいですね。ASI AIRが出たら、試してみたいものです。

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