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M-GENがモデルチェンジしてMGEN-3に

しばらくお星さまから離れていたせいか、M-GENがモデルチェンジしているのに気づかなかったよ。M-GENは優秀なオートガイダーで、PCいらずってところがいいね。この子がモデルチェンジするとどうなるかっていうと、

・AIに対応
・1度ボタンを押すだけでガイドスタート
・ダークフレームを引いてくれる
・複数の星を使ってガイドする
・ガイドログの表示
・ビニングモードが利用可
・ドリフト法による極軸アライメント
・AUXポートを装備する

もちろん、先代と同じように
・USB電源で動く
・DSLR制御(CMOSカメラにも使える)
・スタンドアローンで使える(PCにも接続できる)
ってのもOK。

カメラ本体は青い四角いボックスに変更されてるよ。YouTubeのデモ(下の2つ目)ではZWOのガイドスコープに接続されてた。本体は画面が大型化してカラーになってる。赤いLEDはなくなって、ボタンがバックライトで光るようになってる。

こちらがYouTubeのデモだよ。ドイツ語なので何を話しているか分からないけど、やってることは理解できる。

ボタンを押すとキャリブレーションのあとすぐにガイドしてくれてるよね。先代だと、星を選んで、キャリブレーションして、ガイドをスタートしてというように、何度もボタンを押さないといけない。でも、ボタンを一回押すだけでガイドがスタートするよ。この操作性は寒いときにはありがたい。厚い手袋をしても指先がしびれてるときにカチカチボタンを押すのは本当につらいから(笑)

もうひとつ別の動画。

お値段は699.90ユーロ。日本円にして8万4000円くらい(VAT込み)。日本で発売されるとすると9万円コースかな。

「もう一台あればいいなぁ」と思っていたので、欲しいんだけど競合があるよね。スタンドアローン機のライバルといえば、ASI AIR PROだよ。CMOSカメラの撮影だけじゃなくて、オートガイドやら何やらもしてくれるオールインワン。しかもお値段はMGEN-3の半分くらい。

両者のガイド精度はどれくらい違うんだろう。大差なければASI AIR PROでいいよね。ASI AIRが発売されていないうちは、スタンドアローン機としてM-GEN有利だったけど、ASI AIRの使い勝手次第では、MGENは難しい戦いを強いられる可能性があるよね。

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この記事へのコメント

  1. M-gen はガイドだけだけど、ASiair は撮影してデータ保存までするんですよね、タブン(詳しく知らない)
    ASiair 積んで、車の中からタブレットで操作して寝る… とかとか

    • ASI AIR PROは買ってしまいそうな予感です。いや、あえて旧型を選択するか。どっちにしても遠隔で操作できるというのは魅力ですよねぇ。

  2. MGEN-3の方は、ガイドカメラのチップサイズが相変わらず1/3型と小さいので、焦点距離の短いレンズ/ガイド鏡を使う人向けですかね。ASIAIR Proとの比較だと、一番大きいのは電源でしょうか。DC5Vか12Vかの違いはかなり大きいと思います。モバイルバッテリーを昇圧して使う手もなくはないけど、容量が……。

    • なるほど、MGEN-3は短焦点向けですか。おっしゃるとおり電源の問題は大きいですね。私がPCレスでイメージするのは、外部バッテリーレスかモバイルバッテリー化なので、ここにキャンプで使うようなポータブル電源が必要になるとASIAIR Proを選択するメリットが一つ減るような…。4年目にしてPowertankがヘタっている感じもするし。MGEN-3かASI AIR PROか。また迷い箸が始まりました(汗)

  3. さぁ、どうする、どうする。
    二兎追う手もありだよ。^^←クロイテンシ

    • ASI AIR PROは逝ってそうな気がします。あとは古いM-GENをもう一台!じゃ面白くないですよねぇ。

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