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プラネタリウムには本当の星空にない良さがある

「プラネタリウムには本当の星空にない良さがある」。是空さんにそう言われたので、VRゴーグル「Oculus」用のコンテンツを課金してみることにした。「教養よりゲームだぜ」と思っていたのでプラネタリウムアプリに興味はなかったんだが、食わず嫌いは良くないよね。

まず最初に課金したのは、前回のエントリーで紹介した「ホームスター VR」だよ。このアプリは「VR天体プラネタリウム」「満天の星空セレクション」「世界の星空タイムトラベル」という3つのコンテンツが楽しめる。

Oculus Quest/Quest2「ホームスターVR スペシャルエディション」プロモーションムービー

「VR天体プラネタリウム」は主に春夏秋冬の星空解説。教育的な内容を含む昔ながら(?)のプラネタリウムだった。それでも星座絵や星座名、星座線が遠近感を伴う形で配置されているとかVRを配慮して作られているので、実際のプラネタリウムで体験できない立体感も充分味わえる。新沼謙治ではなくて、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」の世界観に合わせた物語もあった。リアルなプラネタリウムと違って、360度の星空を楽しむことができる。これは、ガンダムに出てくる全天周囲モニターみたいな雰囲気が味わえる。モビルスーツが迫ってくるかと期待したけれど、もちろんそんなわけはない。

「満天の星空セレクション」は、世界各地の星空を楽しむという趣で、長野県・阿智村やニュージーランドのテカポ湖などの風景CGと星空を重ね合わせた風景を楽しむ。それだけといえば、それだけなんだが、いきなり季節も時間も分からない空間に放り出されて、恒星や星座を特定するという遊びが(自分で)できる。これがなかなか難しい。

「世界の星空タイムトラベル」は、観測値と観測年月を指定して夜空を楽しむコンテンツ。世界各地で北極星を見つける遊びが(こちらも自分で)できる。北極点では、思わず北を向いたんだが、そこに北極星があるはずもなくて、天頂にあった。頭ではわかっていても「へぇ、真上なんだ」と感心しちゃった。シンガポールに移動したら、北極星はほぼ地平線に見えた。シンガポールの天文ギョーカイの人たちはどうやって極軸合わせてるんだろう。ビルとか樹木で見えないような気がするけどなんて心配をしちゃったよ。オーストラリアの空は特に迷った。南天なんてみたことがないからね。「北極星どこ?どこ?」みたいな混乱があって楽しい(笑)

まぁ、そんなアプリだ。子どもたちの教育用にはいいけれど、私が使うには、次にいつ使うのかイメージが沸かない。北極星探しゲームもすぐに飽きるしさ。「銀河鉄道の夜」はコンテンツのコンセプトとしてよかったけど、時間が短すぎ。5分くらいのコンテンツだったような気がする。ここは尺とバリエーションともに頑張ってほしい。アップデートがかかるのかな。でないと、一回使って終わりになりかねないな。

次に試したのが、コニカミノルタが提供するリアルなプラネタリウム作品。東京では池袋の「満天」で上映されたコンテンツ(スカイツリーの「天空」では上映されなかったの?)。みんなが大好きなDMMで入手できるよ。

今回、私が課金したのは、「星の数ほど」というプラネタリウム作品。36分。実際にプラネタリウムで上映された作品とあって、作り込みがすごい。ストーリーを楽しむのなら、「ホームスター VR」よりも、こちらをおすすめする。あらすじは、下の動画をどうぞ。

「星の数ほど」を感じる動画1

ただね、プラネタリウム用コンテンツとしては秀逸なんだと思うけれど、良くも悪くもプラネタリウム用コンテンツなんだな。半球を見渡せる動画であるには違いないんだけど、立体視をともなうVRじゃないってのが一つの残念ポイント。

もうひとつは、没入感の問題。Oculusの視野角は110度しかないのに対し、実際にプラネタリウムで鑑賞するときは110度以上の情報が入ってくる。なので、没入感に関してはプラネタリウムの方が圧倒的に上だと思う。実際にプラネタリウムに行った人は分かると思うんけど、プラネタリウムは充分にイマーシブだよね。VRゴーグルじゃ味わえない迫力がそこにはあるよ。一人でゴーグルかけて見ている分には途中で飽きてきちゃった。

それと、児童生徒を対象にした科学・教育コンテンツじゃなくて、カップルを対象にしたデート用のコンテンツだということ。この手のコンテンツは、プラネタリウムでカレシ・カノジョと楽しむのが正解だな。

ということで、個人的にはちょっと消化不良だった。「ホームスター VR」がVR要素を盛り込みながら、教育娯楽的な物語をアップデートで充実してくれれば、また使ってみたい。

Gear VRで太陽系トラベルのようなコンテンツを課金した記憶があるんだが、タイトル忘れた。それも何度も見なかったような気がする。

是空さんがおっしゃるように、「プラネタリウムは本当の星空にない良さがある」というのは本当だと思う。しかし、VRプラネタリウムで星空を楽しむよりは、実際にプラネタリウムに行ったほうが、100倍、その良さが感じ取れると思ったのでした。まぁ、何年も行ってないけどさ。

やっぱりVRはゲームだぜい。

雨だからVRでデジタルワールドにお出かけするんだ
何か新しいおもちゃが届いたぞ。仕事が一段落ついたら、物欲全開なのだ。知っている人は知っている、知らない人でも想像はつくVRゴーグル「Oculus Quest 2」だよ。ちなみに"Oculus"というのは、ラテン語で「眼」を意味するらしい。梅...

この記事へのコメント

  1. プラネタリウムは、星空のチートです。
    そんなに見える訳ないぢゃ~んってツッコミながら見てます…

    • プラネタリウムが同じ見えないものを見せるなら、もっとDSOの解説があってもいいと思うのですよ。でも、そんなマニアックなプログラムを組んだら、カップルが来てくれなくて商売が成り立たなくなるという問題がきっとあって、あくまでも星空はロマンチックを演出する範囲で見えないものを見せるというのでないといけないのかもしれませんね。

      • ですねぇ。
        星空とBGMだけってのもあるみたいだし。
        イチャベタ用と星ヲタ用は分けてもいいっすよね。
        地平線ギリギリのアケルナルのチラ見えで歓声があがる会とか…

        • アケルナル キタ━━━(゚∀゚).━━━!!!
          うぉぉおおお、うりゃおい! うりゃおい!
          ヽ(゚∀゚)ノハイ! (ヽ ゚∀)ハイ! (ヽ ゚)ハイ!

          揺れる赤青黄のサイリウム…

          みたいな会を想像してしまいました…

  2. プラネタリウムソフトを見ていて、ときどき迷子になるのがなかなか面白い。
    一瞬、本当に迷子になった気分にさせてくれる。^^

    あっ、北極星が地平線で思い出したけど、台湾だったかな?の天体観測&撮影の集まりの風景の写真をwebで見たとき、赤道儀がみんな寝てる(←この表現でわかるよね)んだよね。
    それを見て、『あぁ、緯度が低いんだなぁ~』っと。

    学生の頃によく渋谷の五島プラネタリウムに行ったけど、閉館してもう20年だってさ。

    • 小学生のころですかね。渋谷の五島プラネタリウムに行った思い出あります。投影機のメカメカしさがよかったですが、アナログだときっと投影できるコンテンツも限られてたんですね。いまは投影機もデジタルだから、ロマンチックな表現もやりたい放題なんですね。そういうことか…

      赤道儀持ち込みプラネタリウム大会どこかやらないですかね?

      • 渋谷の五島プラネタリウム!ここだけの話。とある女性と行きました。大昔の話です。
        渋谷のカルチュアコンビニエンスクラブの方にあるプラネタリウムには、別の女性と行きました。小昔の話です。

        …なんかコメ返し難易度MAXなコメントになった希ガス…

        • お二人の女性というのは、一人目が若かりし頃のチート熟女、二人目がジムニー女子でしょうか? 

          コメ返しのハードル上げないでください(笑)

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