何これ? チョーかわいい! これまでに組んだ望遠鏡のなかで、可愛さはダントツの一番! 黒いグッピーみたいだよ。手乗りサイズのコンパクトさに加えて、愛くるしいフォルムがたまらないよ〜。手にした感じ、黒い子猫のような雰囲気もちょっとある(*´▽`*)
鏡筒はケンコーのミラーレンズ、400mm F8。2017年発売の製品で、格安で手に入りました。マウント部はT2です。36EDに使用している接眼部がそのまま使えます。電子ファインダーを搭載するアルカスイス台座も準備OK。このレシピもいずれ書いておかなくてはいけないです。
これまで使っていた800mmのミラーレンズが異様に大きかったのですよ。C5ではなく、800mmのミラーレンズでさえ重く感じてしまい、さらに小さなミラーレンズを物色していたというわけですね。EOS X7iのレンズが手元にまったくなかったので、地上用に1本欲しかったという理由もあります。
上の写真はNANO1だけれど、ASI385の赤い尻尾でもかわいいと思うんですよ。F8は暗いけれど、F7.7のED81SIIでそこそこ撮れていたこともあるわけだし、まったく撮れないわけじゃあ、あるまい。
どんなふうに写るかは、撮ってみないと分からない。NANO1のJPGはとてもじゃないけれど天体向きではないので(DNGなら大丈夫だよ)、ここはカメラをNEX5に差し替えて月を撮ってみた。
え? Eマウントで接続すればいいじゃないかって? EマウントのTリングがすぐに見つからなかったのと、いずれZWOやらQHYのCMOSカメラで撮影するつもりなので、カメラのマウント部はこれでいいのだ。
残念ながらお月さまは、雲の向こうにあったので、400mmミラーレンズの写りは評価できずでした。しかし、このコンパクトさは捨てがたいです。捨ててやると騒いでいた800mmのような写りじゃないことを期待していますよ。しかし何故にミラーにこだわるのか。軍部の陰謀は続きます。
撮影日:2020年3月9日
レンズ:Kenko 400mm F8 Nii
カメラ:SONY NEX5
ISO:800
SS:1/60
Topaz LabsのAdjust AIとかSharpen AIとかDeNoise AIとかでゴニョゴニョ
この記事へのコメント
400mm もあるんですね。ミラーレンズ。
昔、500mm F6.3 使ってピント合わせるのが超難しく放流しました…
直進ヘリコイドにかえてようやくピント合わせが楽になりました。素だとトルクがかかりすぎてブレますよね(笑)
雲で青くぼんやりと朧(おぼろ)ってる月がいとおかし。
やはりミラーレンズにヘリコイドを付けるのは”あり”なのね。
これでも重いとなると、もうあとがないよ!背水の陣だな。^^
是空さん、ヘリコイドを取り除いてカメラ直結という荒業もあります(笑)これだとピント合わせが難しいですね。どちらにしても、AZ-GTiと小さい三脚だとブレて難しいです。まともにやるなら、カメラは軽くても三脚はしっかりしていないとです。
お手軽、月撮影用に良さそうですね。
どこぞの鏡筒バンドがピッタリはまりますか?
マルチバンド60Φ【7065】がちょうどよいですね〜。
見た目分かりにくいと思うのですが、レンズの後ろにBORGのアダプタ【7528】、バシュポの延長筒7mm、BORGのアダプタ【7523】が順で組んであります。
延長筒はピントが合う限り何mmでもいいんですが、これだとちょうどマルチバンドの幅と同じなんですよ。さらに後ろにあるヘリコイドはSサイズの【7315】です!
ヘリコイドが不要なら、レンズに直接ASIカメラがM42でねじ込めますよ(ASI385ではピントが出ました)。冷却版のサイズだとZWOのリング台座が使えますね。それもいいな….