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続・徒歩遠征機材の検討、ベランダ機材がそのまま外へ?

徒歩遠征機材の見直しを進めている。気になるのはやっぱり三脚で、Amazonのカーボン三脚は軽いけれども、安定感に乏しい。Loweproのバッグは丈夫だけど重い。剣道の防具袋みたい。そこが気に食わない。

で、見直したこと。親バッグをより軽いものにする。微動雲台を見直し、三脚はINNORELにする。以下、備忘なのか?

親バッグを交換、スーリーのバッグに

親バッグについて。Mac Book Pro 15インチが持ち運べるということで、私がかつて通勤バッグとしてつかっていたスーリーのバッグ(多少、へばってる)を流用する。

まずは自重が違う。Loweproは内容量9.8L、自重1.855kgに対して、スーリーは25L、0.99kgと、内容量が2.5倍なのに、およそ855g軽い(ほんとに2.5倍も入るの?)。

Loweproは、クッション材が至るところにあって機材保護が優れているし、カメラやレンズの取り出しもしやすいと思う。スーリーは軽くて内容量も大きいけど、カメラバッグほどの保護性能はないという感じ。その分、Loweproはでかいってことだな。

私の使い方は、レンズをその場その場で変えるのではなくて、運搬の後、現場で内容物をどっとすべて吐き出す感じなので、スーリーのバッグの使い勝手で良い。もっとも機材の保護に関しては、PC収納部を除けば子バッグのクッションがすべて。子バッグのクッション性を信じて軽い方を選択。

子バッグ2(=微動雲台)をやめる

ビクセンの微動雲台は安定感があるけれど重いので、持ち運び用は、できれば必要十分に軽い雲台にしたい。これに関しては、以前、小さめの微動雲台を手にしているので、これを使う。操作性や質感はビクセンの微動雲台の方が上だが、今回は軽さ優先。

AZ-GTi用に新しい微動雲台を入手した
AZ-GTiの微動雲台選びには苦労している。もっとも「そんなものいらんのだよ」という意見があるのも承知している。まぁ、私の使い方では、あるにこしたことはないのだよ。 結果的に、カスタムパーツを作ってもらったおかげで失敗というわけではなかった...

三脚はINNORELに

微動雲台を小さく、軽くした代償として、アマゾンのカーボン三脚が使えなくなった。重心が悪いので、倒れてしまいそうになる。自然と三脚は中型(?)のINNORELにする。荷物が二個口になってしまうのは、面倒なんだけれど、かさばるけれど、さほど持った感じは重くない。先の微動雲台はINNORELの三脚につけっぱにして持ち運ぶ。こちらの重さは雲台、バッグ本体込みで約4kg。

暫定的なまとめ

スーリーのバッグは、約3kgの減量に成功、総重量6kgと小学生のランドセルなみにできた。代わりに三脚バッグ4kgが増えたので、結果として持ち運び総重量はプラス1kgの10kgに。

前はこんなの。写真でみると、Loweproのバッグのほうがコンパクトにまとまっているように見えるな。1kgの差があるとはいえ、どっちでもいいような気がしてきた。背負いやすさを考えるべきだな。なんなら、深めのトートバッグでいいんじゃないか。これ、継続審議だな。

今回の改善で良いことは、なんといっても機材の安定感が増すこと。加えて、スーリーのバッグにはまだ余裕があるので、これまでBORG 36ED一択だったと思っていたところ、71FLくらいならばらしてスーリーに入れて運搬できることだと思う。

その気になれば、子バッグ2を復活させて、ベランダ撮影環境強化作戦用の機材をそのまま外に持ち出すことができるってことだな。これは何気にすごいことだ。加えて、ベランダと違って焦点距離300〜400mm級の望遠鏡が使えるとなれば、撮影環境が格段に上がる。ただし、AZ-GTiには少し荷が重いかもしれないな。

“ベランダ撮影環境強化作戦” の検索結果 – 天体写真はじめるよ
撮影、画像処理、機材集め。入門からの記録

というか、立ち上がれないほど重いわけじゃないんだから、ごちゃごちゃ言わずに前の構成のまま、INNORELの三脚を持ち運べばいいんだよな。大きい望遠鏡を使いたいときはまた考える。

さて、実際に持ち運んでみないとなんだが、きょうは風もあるし天気が悪いかな。

 

この記事へのコメント

  1. あれ?71FLって手に入れたんですか?
    軍拡が進んでいるようで・・・。

    • 71FLは「まだ」手に入れてないですよ。これくらいのクラスならという意味合いです。いずれ欲しいですけどね。

  2. きっと同じものなんですがARTCISEのAS90C三脚を使ってます。三脚バックにウェイトも入れると手持ち5kgくらいになるので結構きついです(なのでコロコロ買った)。タカハシEM200乗せている人もいるので強度は十分ですね。
    36mmや32mm足のエレベーターなしのものを移動用に追加検討中。
    追尾撮影一式と、タイムラプスでカメラ2台になるので車移動でない限りはこれで限界かな。

    • あぴさん、確かに同じ三脚のようですね。私も三脚バッグに微動雲台を入れたらかなり重くなりました。実際に持ち歩いてらっしゃるあぴさんが重いとおっしゃるので、私もきついと感じるかもしれないですね。確かに一回り小さい三脚ならOKな気がします。うーん。さらに考えます!

  3. まだ私も実践に出ていないんですが、私も三脚は軽量化できるかと検討しました。
    軽くて小さいと安定しないので、三脚に「サンドバッグ」を付けて飲み物を入れてみようと思っています。ほんとは安定する大きい三脚がいいですよね。
    このINNORELの三脚は2.9kgもあるんでしょうか??重いけど、これなら脚に不安は無さそうですね。
    できれば荷は10kgに抑えたいところ。(私の脚力が無いので)同じ徒歩でも私は高度を稼ぐつもりです。実現するかは不明ですが。
    軽量化の検討も楽しいですね。

    • めりーさん、登山されていたのはそのためでしたか! 山に登るなら1kgでも軽い方がいいですよね。アマゾンの三脚でも2kgのおもりをフックに吊るせば、比較的安定することがわかりましたよ。ペットボトルをぶら下げて水を現地調達という手もあるんですが、私の場合、ボトルがかさばるのですよね。登山なら水も持っていかれるでしょうし、サンドバッグ方式はありですねー。

  4. あれ?71FL??いつのまに???
    と、思ったら、未来の話ね。

    TOA150をどうやって運ぼうかな?^^ミライノハナシ

                    ↑コイツニミライ アル?

    • TOA150の持ち運びですか! コロを使って引いて行くんでしょうか(古代エジプトのイメージ)。段差も超えられない予感…。

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