なんすかね、この望遠鏡。私の目をひいたのはその外見です。マクストフカセグレン式反射望遠鏡のようですが、白と赤、このカラーリングが気にいったのですよ。どこかロシアっぽいというか、ソビエトっぽいというか、鏡筒に「CCCP」って書いてあっても私的には違和感がないです。
なんだろう、プロパンガスのボンベぽいような雰囲気もあるし、いい意味で精錬されてない無骨さっていうか……。鏡筒バンドとハンドルが味を出しているんですかね? こういう雰囲気好きです。
型番はたぶんMC152。光学性能はどこを見ればいいのか分かりませんが、口径は152mm(6インチ)。焦点距離は1900mmです。したがって、F値は12.5。お値段は9万1417円。
メーカーはAgnicyとあります。なんて読むんだ? あぐにしー? 筒にはmaxvisiOnの文字も見えます。maxvisiOnは、天文ショップのスカイバードさんの取り扱いブランドらしいんだけど、サイトをのぞいたら取り扱いメーカー一覧のなかにはなかった。いまでも取り扱いがあるのかしら? 海外ではBresser Messierのブランドから出ているみたい。
接眼部は2インチ、1.25インチに対応。フォーカス部はラック・アンド・ピニオンのようです(ソースは海外のレビューサイトによる)。鏡が固定ならミラーシフトは起こらない? フォーカスの説明にHexafocってあったけど、これってなに?(ケラレが少ないの?) ノブが安っぽくみえますね。
重さは不明。説明文によると無料重量14キロ、営業重量10キロだそうです。先のレビューサイトによると重量が7.1kgとありました。鳩尾板って書いてあるんで、アリガタレール式で架台に接続するんだと思う。
150mmのマクストフカセグレンってことはSkyWatcher BKMAK150あたりが競合なのか。OEMかと思ったけれど、フォーカス部が違う。口径だけでみるとシュミカセのC6も競合になるのかな? ディスコンだけどミードのLX70-150Makとかも。
ざっと日本の実売価格を見たところ、MC152の9万1417円に対して、BKMAK150は税込9万7900円、C6は同8万9800円くらいだと思うので、決して安いわけではないですよね。製造元が分からない望遠鏡をこの値段で買うのには勇気がいります。
というか、最近、中国と日本の間の価格差が小さくなってきてないか?
この記事へのコメント
商品ページの色んな単語が意味不明で楽しいです(笑)
> 極端なマグニチュード: 12.68 マグニチュード
> 解像度: 0.79 アーク秒
> 集中電源: 472 回
> をフォーカシング: 内部焦点
> 無料重量: 14 キロ 営業重量: 10 キロ
他にもED屈折とか色々扱っているんですね。
ハンドルが標準装備なのがポイント高いですが、
Aliさんなのに安いわけでも無いので買わないなぁ。
せろおさん、おっしゃるとおり、意味不明な日本語が楽しいです。この日本語でサービスを展開しちゃう中国って根性ありますよね。それでもアリさんで買ってしまう私のようなユーザーがいるので不思議です(笑)買う理由は、やっぱり安さですよね。それか、アリさんでしか売ってないとか。
確かに CCCP ってデカール貼りたいですねぇ (^o^)
ファインダー脚が細いヤツっすね。
面白そうだけど、2万以上なら要らない(タダでも要らないとは書きづらい…)
けむけむさん、やっぱり裏書きがしっかりしてないと2万円までくらいが相当ですかね? 2万円なら手を出すかなぁ、出さないですよねぇ。置き場所にも困っちゃいそうです。