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Treedix GPIO 外部拡張ボード 120本のピンをはんだ付けする作業ゲー

話は前回の続き。Raspberry Pi PicoとPimoroni pico Displayを使って、月齢を表示させられたのはよかったのだけれど、Pico本体とディスプレイが一体化してしまうので、GPIOを使ってセンサーやボタン類を拡張しようとしても、空きのピンがないという問題に出くわしてしまった。

そこで知ったのがTreedixというメーカーの「GPIO 外部拡張ボード」という製品で、Pimoroniのディスプレイを接続してもGPIOピンが使えるという代物。amazonで990円。届いたのは、基板とピンヘッダ。つまり、完成品ではなくて、自分ではんだ付けしてねってこと。

ついこの間まで、はんだごてなんて握ったことのなかった身としては、120本ものピンをはんだ付けするというのは初めての経験。ただひたすらに、もくもくと、作業ゲーに取り組んだ。正確な時間ははかってないけれど、30分くらいで終わったんだと思う。これだけ一度に数をこなせば、なんとなくコツのようなものも見えてきた。次はもうちょっとうまくできるかな。もうちょっとだけ、いいはんだごてが欲しい(物のせいにする奴)。

組みあがった基板にPicoとディスプレイを乗っけたのがこちら。確かにGPIOが再現されている。いや、正確にいうと、ピンの配置は鏡写しになっている。Picoとpico Displayが合体した状態を、背開きにしたと言えば、分かりやすいかしら? 別に関西風の腹開きでもいいんだけど。

ともあれ、ピンが拡張できた。実はもう1セット買ってある。はて、この先何して遊ぼう?

この記事へのコメント

  1. リワークステーションとかどうですか?
    温度設定も思うがまま。
    ホットエアガン付きなら取り外しもイケる。
    自分も欲しいなぁと欲しいものリストに入れてあるんですが、ハンダを使う作業があまり発生しないので優先順位は低いんですよ。
    最近電子工作が多いみたいなんで、そういう人にはいい商品だと思うんだけど・・・

  2. そこまで本気なものは場所もとるし、稼働が高いわけでもないので、必要ないです。もう少しWが大きくて温度調節ができるくらいのもので十分です。

  3. 120ヶ所も半田付けすれば、かなり上達したんじゃないかな?
    おいらが今までに半田付けした箇所も精々数百のレベルだと思うから、半田ゲーの経験値は似たようなもんだな。
    事前に何かを参考にしたのかもしれないけど、youtubeとかで半田付けHow to見ておくと最初からいい感じにできたと思うよ。
    ちょっとした熱の入れ方で簡単にキレイにできちゃう。
    ショートや断線せずにしっかり付いていることが一番大切だけど、見た目も大切。
    見た目がきれいな半田は後のトラブルになりにくいんだよね。

    イモ半田はおらんかぁ~。^^👹のつもり

    • はんだ付けの動画を見て、新しいのが欲しくなったって感じですかね。コテ先で仕事をするとか言うけれど、コテ先大事。

  4. 大量のはんだ付けは無心になれますね。嫌なことがあったときにぴったしです(笑)。
    はんだごては自分は白光のFX600を使っています。コンセントに刺すとすぐに温まって待たずに使えるのが良いです。小手先はT18-C2、だったかな・・

  5. ねこめしさん、ありがとうございます。ほしい小手先、口紅みたいな、それです!
    白光の1000円くらいのコテを使っているのですが、温度上昇が遅いのと、小手先がアイスピックみたいに尖っていて、熱の伝わり方を一様にそろえられず、はんだの溶け落ち具合にムラが出る感じがしました。
    こう書くと初心者のくせに、えらそうですね(笑)

  6. “トランジスタ・ガール”ならぬ”トランジスタ・にゃあさん”が黙々とはんだ付けする姿が脳裏に浮かんだ・・

    https://www.shmj.or.jp/shimura/ssis_shimura1_24.htm

    • 次も100本、また100本と修行をつんで、やがて熟練のトランジスタ・にゃあになりますとも。若年でも女性でもないのがナンですが…

  7. もう書かれてますが、口紅タイプがやはり使いやすいと思います。慣れるとリズムであっという間にできますが、最近目が見えないの辛いですorz

    • 口紅タイプの愛用者は多いのかもしれないですね。私は、トランジスタ・ジジィになるべく、ルーペを買ってしまいました。。。

  8. ハンダつけ好きな作業だったのですが、近くが見えなくなってきてから(◯眼)苦労しています。

    個人で使うなら鉛フリーではなくて、無洗浄タイプの共晶ハンダが使いやすいですよ。(鉛フリーは融点が高いので、、、温度調節タイプのコテだと簡単に出来るようになりますが、業者じゃなければ鉛フリーはデメリットが多いです。。。)

    • コテはTS100(または後継のTS101)がガジェットとして興味あるのですが値段が。。。(苦笑)

      • 手元にあったのは、鉛はんだでした。鉛入りのほうが溶けやすいんですね。環境保全大事ですが、業者と違って個人が排出する量はしれてるって感じですかね。

        コテは、新しいの買いました。30秒ほどで350度くらいに温度が上昇するので、待たないのがいいですね。温度調節もできますが、これは使い慣れてきてから違いがわかるのだろうと思います。小手先は口紅みたいなやつで、私には、ニードル形状よりもこれが使いやすいみたいです。

        TS101は、細くてケーブル脱着できて..と良さそうですね。トランジスタ・ガールになったら買うかもしれませんw

        • あ、温調購入されたんですね。

          温調は温度調節が出来るのも良いですが、スルーホールのように熱を取られるところで温度回復が早いので使いやすいです。

          鉛フリー融点高く、濡れ(部材への定着)づらいので扱いが難しいです。(温調だと問題ないのですが、付けたときの色が失敗ハンダみたいな残念さが。。。)

          • 温度調整のこてには、そんな便利な効能があるのですか。勉強になります。ありがとうございます。

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