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ラズパイ PicoでPIMORONI風味の月齢を表示させてみる

新しいラズパイをゲッツした。同じラズパイでも4BでもZeroでもないPi Pico H(ピンあり)ってやつ。千石さんで980円だった。昔は500円くらいで売られていたらしいので、お値段は2倍になっている。しかし、まぁ、それでも安い。無線で通信できるPico Wは1680円。ただ、どんなものかと触ってみたかったんだよ。

GPIOピンを使って電子部品を制御するのは、4BとかZeroとかと同じなんだけれど、PicoにはOSがない。Pythonが使えるようファームをインストールして、デスクトップPCからThonnyという開発ソフトを使ってプログラムを組む。いろんなサイトで解説されているので、初心者の私も迷わずに環境が構築できた。

まずはLチカ。Picoには基板上にLEDが実装されているので、とりあえず点滅させてみる。点滅した(Wifiで通信できるPico Wでは書き方が違うので注意)。以上、終わり。

これで終わりだとつまらないので、PIMORONIのDisplay packも購入。「ぴもろに」とか「ぱいもろに」とか発音されていたけれど、たぶん、一般的には「ぴもろに」なんだと思う。ペパロニではないのは確か。このPIROMONIのディスプレイは、おしゃれな基板の上にある。スイッチも4つついていて、何かと便利そう。これも一度、使ってみたかった。

PIMORONIの本家から購入しようとも思ったんだが、エゲレスから輸入する料金や時間にかかるコストを考えると、スイッチサイエンスさんとかで買ったほうが安いか同じくらいで買えるので、店頭在庫があれば国内で調達したほうがいいかもしれない。

Display packとPicoを接続して、ひととおりサンプルスクリプトを動かしてみて動作を確認した。

で、何をするかだ。凝ったことをするには勉強も時間も足りていないので、月齢を表示させるプログラムを書いてみることにした。ただ、月齢って簡単な数式で求められるものではないらしい。どこかにライブラリがありそうなものだけれど、すぐには見つからなかったので、公開されていた略算式を使った。テキストの表示は、PIMORONIのPicoGraphicsライブラリを使う。日付と月齢を表示させるのはすぐできた。

これだけだと、あんまりなので、月の画像を表示させることに。JPEGの表示はjpegdecを使うみたい。picographicsのREADME.mdにサンプルプログラムが出ているので、これに従う。

https://github.com/pimoroni/pimoroni-pico/blob/main/micropython/modules/picographics/README.md#jpeg-files

できた! 新月に近いのでお月さんが細いけど、満月に近くなれば、きっとまんまるになるんだろうよ。「スマホやパソコンでできることをなんでわざわざPicoでやるんだ?」って声も聞こえてきそうだけど、まずは動作をさせてみることが大事なの。勉強なんだよ(発展するかどうかはしらんけど)。

今回は(も)、プログラムを組んだというか、サンプルをはり合わせただけなので自慢はできないんだけど、思いどおりに動くとやっぱりうれしいね。

この記事へのコメント

  1. “PIROMONI”と”PIMORONI”がミニモニとプッチモニの違いぐらい混乱中。^^
    単なるtypoなのか、社名と商品名もしくはブランド名なのか?

    なんか昔のBASICみたいだね。
    BASICって、OSというよりは開発環境&実行環境と言った方が正しい気がしてる。
    当然、人間とコンピュータの持つ周辺資源とのインターフェースをもっているんで、オペレーティングシステムと言えなくもないけどさ。

    • ラズパイケースのPIRONMANに引っ張られて、私もこんらんちゅうです。

      たしかに昔のBASICみたいですね^^

      MZだと最初にBASICをロードしないといけなかったですが、picoも最初にPythonが使えるファームをロードするところも似てますね。起動ごとか、一回きりかの違いはありますけど。

  2. 1個980円って安いですね!
    私はラズベリーパイ、まだ食べたことないので、どんな味か知りませんが、中でLinux動いてるシステムって思ってました。
    PCでプログラムを書き込む?って、Arduinoに似た風味?(チガウカ…)外見もTeensyに似てる?
    こーゆーデバイスって、M5stackやmicro:bit?とかほかにも色々ありそうで、パーツ屋でも美味しそうなのが沢山並んでるんですが、目移りして頭が混乱しています。

    • Arduinoも興味はあるのですが、Cがいまいちなれなくて…。M5Stackとかmicro:bitは、Picoよりさらに親しみやすそうですね。きっとi*matさんなら、私よりずっと楽しく遊べると思いますよー。

  3. 拝見してるとPICOはArduinoやPICなどと同様のマイコンぽい使い方みたいですね。(他のラズパイはどちらかというとPCっぽいですが)
    プログラムだとPython使えるPICOが一番親しみやすいのかな?

    • そうです、そうです、Pythonが使えるというのが私には大きいです。起動に時間がかからないっていうのがいいですね。モーターとか機器類を制御するのに向いているのでしょうけれど、なかなかアイデアが出てこないのと、機械制御って言葉を聞いただけで、ちょっと及び腰になってしまいます。そのうちやってみたいです。

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