星空カメラを強化しようと、これまで手に入りづらかったラズパイ ZERO 2 Wを入手したんだよ。KSYさんでお値段1枚2915円。GPIOのヘッダピンがついていないタイプなので、ピンは大陸から輸入することにした。
さっそくRaspberry PI Imagerを使って、マイクロSDカードにOSを焼く。ヘッドレスでインストールするため、忘れずにWiFiとSSHの設定を済ませておいた。なんの問題もなくインストールはできて、SSHでZERO 2 Wにログイン。sudo raspi-configでVNCをオンにすれば、普段遣いのMacやPCからGUIデスクトップ環境で操作できるはずだった。
はずだったんだが、VNC ViewerでZERO 2 Wに接続すると、「The Connection was refused by the computer」とでて接続が拒否されてしまった。調べると、どうもOS側の不具合のようなんだ。
Rasberry Pi OSが10月11日にBullseyeからBookwormへとバージョンアップしていた。Bookwormでは、RealVNCに代わって、WayVNCが採用されていて、これがどうも悪さをしているらしい。
これはラズパイのフォーラムでも報告があがっていて、
“Failed to connect. unable to connect to socket: Connection refused (61)”
というメッセージに悩まされている。ただ、だれかがOSにログインをしていれば、VNCで接続できるんだけど、そうでない場合は拒否られるという症状のよう。
私の場合は、OSがアップデートされていたことを知らず、Raspberry PI ImagerもデフォルトでBookwormを選択するようになっていたことに気づかず、知らないうちにマイクロSDにはBookwormが焼かれていて、上のような症状に出くわしたということらしい。
根本的な対応策はいまのところ、出ていないみたい。なので、Bullseyeにバージョンを落とすか、BookwormをCUIで使い続けて修正を待つということくらいしかできないのかもしらん。
追記:sudo raspi-config > 6.Advanced Options > Wayland >W1 X11 >sudo reboot としてやれば、Real VNCから接続できるという情報があったけど、私のMac環境では解決しなかった。
星空カメラの本体をZERO 2 Wに差し替える作業をしようと思ったけど、少しの間お預けにする。またアイデアが浮かんできたら、新しいものを作りたい。
この記事へのコメント
ZERO 2 Wが普通の値段に戻ったみたいだね。
『The Connection was refused by the computer』
何々『普通の値段で買った奴に繋げてやるものか』と。^^はははっ
人間だけでなくて、機械にもつながりを拒絶されるとは!
お久しぶりです。
前のカメラで使用していたOSのイメージは使えないのでしょうか。
(またファームウェアが。。。とか)
T-Studioさん、ご無沙汰しています。前のOSイメージは多分そのまま使えると思います。お預けしているのはOSの問題もあるのですけど、そもそもピンがないからなんですよー。
いやー全くの偶然ですが、タマタマ私も電気系でウマく行かず悩んでいました・・・
私の場合は原始的なUSBとかの変換ケーブルですけど。
失敗が続くと、嫌われてるカモ・・黄昏気分になりますね。
にゃあさんの場合、os修正対応待ちってことでしょうか。
“待てば回路の日和あり”って言いますからね(チガウカ…)
サイバーエイジなことわざにアップデートされてますね!
いまの私のステータスはこんな感じです(^^)/
OS修正待ち
Bullseyeを使う
>別のおもちゃで遊ぶ
TigarVNCならVNC接続できますよ!
ありがとうございます。試してみます!