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StarSense Explorerを使ってみたいんだが

みなさんご存知のStarSense Explorer。スマホを使ったPlate Solving(?)で、天体を導入しちゃうという画期的な商品だよね。これ使ってみたいけれど、単体発売はなくて、望遠鏡との抱合せになってる。StarSense Explorer欲しさに、望遠鏡を買うほどでもないというのが悩ましい。「単体で発売してくれればいいのに」と思うけれど、それはないものねだり。せめてハードの部分だけでも自分で作ってしまおうよというのが今回のお話。

こうした取り組み自体は、新しいものではなくて、少し前に天リフの山口編集長がすでに本体を自作していらっしゃるんだよ。私はこの動画にインスパイアされたんだ。

最初は、本家と同じくらいの大きさの鏡を使ったほうが、拾える夜空の範囲は広いほうがいいだろうと思い、100均で売っていた鏡を使って試してみたんだが、鏡が大きすぎて鏡筒と干渉してしまったので、山口編集長と同じようにプリズムを使って工作をすることにした。プリズムは30mmの大きさ。ありさんで調達した。750円くらい。下の写真がそれで、わざわざ形がわかりにくいように撮影してある(笑)。どこにプリズムがあるか分かるかな? ゼリーみたい。きれいだね。

このプリズムのハウジングを作るのは、3Dプリンタのお役目。スマートフォンとの接続は強力で何度もはがして使える両面テープを使うことにした。魔法テープっていうらしい。

出来上がったのが下の写真。鏡を使うよりコンパクトに仕上がった。

スマホにくっつけてBORG 71FLに乗せてみたところ。たぶん大丈夫なんじゃないか。

問題はStarSense Explorerのソフトウエア。解除キーがないと使えないと思っていたんだが、解除キーがなくてもアプリをスタートさせることはできる。そうスタートさせるだけならね。

星図をぐりぐりするところまではできるんだが、導入のためのボタンを押すとまた上のようなダイアログが出てしまう。このアプリを使いたいユーザーがいるんだよ。お試し1週間付きで3000円買い切りでどうですかね? ということだけ声にしてこのエントリーを終わりにするんだ。

ひょっとして使えるの?と期待してくださったユーザーさん、消化不良ですまないのだ。アプリの販売がないようなら、だれかこのアプリのクローン作ってくれないかなあ。

この記事へのコメント

  1. こういう砂糖菓子有りますよね
    美味しそう

    自分はアストロイドの方が気になっています。
    が、ホームページに載っていた液晶画面付きの新製品が、消えてしまった・・・

    気付いたら変わった架台ばかり集まっています
    Polaris、ZWO AM5、SXP2(StarBook10無線接続)、SS-ONEトラベラー、SS-ONEトラベラーミニ、eVscope他
    全然使いこなせてませんが・・・
    あとはJILVA-170が欲しいです(笑)

  2. アストロイドはお値段がもう一声安いといいのですが、せめて4万円台でお願いしたいところです。
    https://www.starbase.co.jp/SHOP/DDS-001.html
    あ、いやAP赤道儀を改造するなら、アストロイドっていう選択肢もあったなぁとちょっと後悔。

    JILVA-170いいですよね!SB工房さんお元気なのかしら。架台は、仕事に余裕ができたらAM5行きたいです~

  3. アストロイドはヤフオクで6万円で出ていますが、手を出さずに我慢しています。
    仰るとおり4万円台なら即決なのですが・・・

    AM5いいですよ!
    先に挙げた架台の中で一番稼働しています。
    つうかメインはAM5、2台以上ならプラスで他の架台という運用です。
    ZWO使いなら断然AM5が便利です。
    ・バランスウェイトなし
    ・前後のバランスも必要なし
    ・AsiAirへの12V供給
    ・極軸合わせもAsiAirで2分台
    と便利づくしです。
    自動導入時の電流消費が大きく、バッテリーの持ちが短めになることが気になるくらいです。

    • AM5いいですよね! 年のせいか、avxが重く感じはじめています。あの5kgウエイトを別にセットするのが億劫なんですよ。R200SSの稼働が低いのもウエイトが2個いることなのかもしれず。もう、まったく軟弱ものです。最近では、自分が使う鏡筒とか撮影スタイルが落ち着いてきたので、赤道儀も選びやすくなってきたような。いつかきっとAM5!

  4. StarSense Explorerは、スマホのカメラだけでなくジャイロセンサーを使ってるのが、アストロイドと比べて大きな強みだよね。

    アストロイドはCPU(ラズパイ)やカメラがセットだけど、あの値段の中のソフトウエアが占めるウエイトって非常に大きいと思ってる。
    ハードがセットだから高価だけど納得感が得られやすい?と思うんだな。
    それと同じでStarSense Explorerは望遠鏡とのセットという道を選んだんだと思う。
    ソフト単体販売という考えはあったと思うけど、セレストロンとしては『うちは望遠鏡屋だ』という考えが大きかったと思うな。
    ちなみに、もしソフト単体販売をしたのならば、StarSense Explorerの一番安いセットとさほど変わらない値段になるんじゃないかと思ってる。
    セット品の価格設定って1+1=2じゃないからね。

    ↑は、すべておいらの勝手な想像。^^

    • おっしゃるとおりソフトウエアの勝利ですよね。StarSense Explorerの一番安いセットをざっと見たら2万7000円くらいですか。その半分で1万3500円でアプリを買うってなると、やっぱり手がでません。月額380円のサブスクなら3年使って、1万3500円くらいになるので、それなら手が出しやすいかなぁとも。3000円買い切りはかわいそう? おっしゃるとおり「うちは望遠鏡屋だ」っていうのが大きいと思います。実際は試してみたいだけだったりします…

  5. こういう先進的デバイスに疎いので知らなかったのですが、記事読んで良く分かりました。
    スターセンスの画面がスムーズに動いてチョッと感動しますね。
    有料で売ればいいのに単体販売が無いって残念ですね。
    WindowsのDSP版みたいに安っすいアイピースかなんかと抱き合わせて呉れないんでしょうかね(と思うのは、ワタシだけ?)・・

    • DSP版みたいな販売があるとうれしいですね! 使い道のないメモリとの抱き合わせで買った覚えがあります。いまはもうダウンロード販売になってしまいましたが、アキバのお店を渡り歩いてOS探しをしたいい思い出です。2000円のエクセルとかもCDだかDVDで買ったっなぁ。いまじゃエクセルもサブスクリプションで、えんらいぼられてます。サブスクリプションでいいので単体販売してほしぃ~です。

  6. StarSense ExplorerってSkySafariがベースなのでSkySafariにこの機能ついてくれたらなんて考えますが、セレストロンとの契約で難しそうです。

    アストロイドは開発時はアプリのみの販売もあると言っていたので期待していたのですが、ハードとセットのみになりましたね。(そして結構高額になってしまいました。)

    Solve後、星図へのリアルタイム追尾やライブスタッキング、極軸調整まであるので、カメラを自由に選べればかなり面白そうだったのですが。。。

    • SkySafariがベースなのですか。いわれてみると、雰囲気似てますね。アストロイドはT-Studioさんに教えていただいたわけですが、こんなに高額になるとは思っていませんでした。天体系のアプリってあんまり盛り上がってる雰囲気がないので、誰かが作ってくれそうな雰囲気はあまりないですね。首を長くして待つことにします。

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