私のメインPCはMacなので、天体の撮影や画像処理はWindowsノートでやっている。ステライメージとかレジスタックスはMacで動かないからね。
そうした画像処理をしようとしたときには、Windowsノートを狭い机の上に置くのだけれど、これが邪魔。「なんとかならないだろうか?」。そう考えて行き着いたのはリモートデスクトップだった。なんで、もっと早くにやらなかったんだろう。MacとWindowsじゃなくても、Windows母艦とWindowsノートをつなぐのはこの方法が有用だと思う。
Microsoftのリモートデスクトップを使うので、WindowsノートにはWindows Homeじゃなくて、Proがインストールされていないといけない(別にVNCでもいいんだけれど)。やることは大きく下の4つ。
- WindowsノートをMacと同じルーターに有線でつなぐ
- Windowsノートをリモートデスクトップが使える状態にする
- Windowsノートをクラムシェルモードに設定する
- MacにMicrosoft Remote Desktopをインストールする
クラムシェルにすることで、Windowsノートのディスプレイを閉じたまま部屋の片隅に置いておける。つまり省スペース、邪魔にならない。私は引き出しと机の天板の間にある隙間に置いた。これで、Windowsを27インチの大画面で操作できるようになる。
Windowsで画像処理したい場合は、MacでMicrosoft Rrmote Desktopを立ち上げるだけ。カンタン(PC名の後ろに.localをつける)。
そのうちWindowsを使っているのか、Macを使っているのか分からなくなるくらいシームレス。キー操作が微妙に違うけれど、ほとんど慣れの問題だと思う。
Parallelsとか入れて頑張っていたのはなんだったんだろう。リモートデスクトップは、レスポンスが悪いというイメージを持っていた。でも、ラズパイをリモート環境で操作するようになってから、ほとんど問題がないと分かって、この快適さに気づいた。食わず嫌いだな。RDPの有用さは、T-Studioさんに教えていただいたようなものだ。ありがとうございます。
ラズパイでNASを組みたくなってきた。
この記事へのコメント
にゃあさん
RDPの快適さを天体カメラのPC操作でも実現できるといいんですけどね。。
カメラ側とPCソフト側に一眼レフのようなプレビュー・ライブビュー用のエンジンがあれば実現できるんですが。。
この辺は後日記事にしたいと考えています。(妄想記事になりますが(笑))
追伸
マイナーですがSiriLかなり良いですよ。(Windows、Mac、Linuxいずれでも使用できます。)
おっしゃっていたようにラズパイと操作用PCを有線でつなぐのはありな気がしてきました。撮影場所と鏡筒は10mも離れないでしょうから、LANケーブルのリールを買ってくれば事足りるような…。妄想記事、心待ちにします!
ベランダでAstRPiを使う時は、AstRPiとMacはLANで繋いでます。
WiFi接続に比べ、嘘みたいに、タイムラグありません。
遅れて画像がウニョウニョ付いてくるのが、好きは人は別ですが。(笑)
10mの極細LANケーブルを使ってます。
オヤジさん、あのウニョウニョはストレスですね。特に大きい画面を使おうとするとタイムラグが大きいので、ラズパイでも有線を検討してみます。自宅用だと15mくらい必要になりそうですが(笑)
大邸宅にお住まいですね。
15mですか。
でも、敷設しっ放しが出来るなら便利ですよ。
とにかくLAN、早いです。
Bus接続かと、思う位ですから。(笑)
直線で15mなら私も嬉しいのですが、残念ながら、うねうね迂回して15mです(笑)今度、試してみます。ありがとうございます!