先日、「ステライメージ8.0iの自動処理モードって機能してる?」というエントリーを書いたのと同時にアストロアーツさんのサポートさんに問い合わせをしていたところ、返事があった。サポートさん、ありがとう。
サポートさんによると「自動処理モードでのFTS形式画像のRGB変換は、ステラショット2で撮影したものにのみ対応」とのこと。要は、8.0iアップデートはステラショット2ユーザーのためにあったということ(アトムさんのコメント情報ではSharpCapでも自動処理は使えるらしいです)。
ステラショット2以外のソフトウエアで撮像した場合、事前にディベイヤー(RGB変換)とダーク(&フラット)補正もを済ませておきましょうという内容だった。ただ、これだと自動処理の意味がない……。
ステラショット2以外のAPTとかEKOSで撮影しているユーザーにとっては自動処理モードにアップデートした意味はなくなるんだが、そういうものだから仕方がない。
ステラショット2で撮影した画像なら、そのままステライメージの自動処理モードが使えるというのはアストロアーツさんの純正らしい挙動だし、そういう戦略だろうから、それはそれでいいと思う。ステラショット2ユーザーさんには朗報だしね。
ただ、期待していただけに残念なのは正直なところ。はじめに大きく書いておいてくれれば期待しなかったのになぁ。そうは書いてなかったのだよ。
ステライメージの使いやすさは海外製と比べても抜群に良いとは思うんだけれど、バックグラウンドのノーマライゼーションとかフィルター対応とか、コンポジット以外の機能に関してはPixinsght(約28,000円)やAPP(約18,000円)が良いなと思っているし、お値段もステライメージ(約28,000円)と同等か安くすむ。
そういうもんだから、次にステライメージ9が出ても機能的に海外勢に近づかないと買い換えるべきかどうか悩んでしまう。アップグレードは優待価格で安くはなるはずだけど、7と8くらいの性能差でアップグレードし続けるのは個人的には痛い。
この記事へのコメント
超拡大するとミクロンぐらいの大きさで書いてあったりして(^^;)
あるいは、透かして読んでみるとかですね(^^;
ええええ?
以前、彗星のデータを8.0iで自動処理したら、ちゃんとディベイヤーされたらような気がします…
あれ~?
で、彗星のデータをメトカーフコンポジットで自動処理したら、ほんわり緑が出ました…
M33 のデータだとダメなのかな?
やってみて大ビックリっすよ
メトカーフコンポジットはカラーなのにコンポジットはモノクロっすよ
どゆこと?
けむけむさん、ご安心ください。そういう仕様です。
というか、何ができて何ができないのかアナウンスがほしいっす。
いやいや、たぶん、えんじにゃさんも仕様を把握してないような気がしてきました。
情報ありがとうございます。
私のモノクロになってしまった情報は今年3月の話で、その時もサポートが近いうちにバージョンアップで対応するという話でした。
私もステライメージ8.0iにアップデートしていたのに、気づいていませんでした。
早速私の持っているステラショット2で最近撮った画像をステライメージ8で自動処理させてみました。
面白いのがステライメージに取り込むときに取り込んだステラショットで撮影した画像はステライメージ上で「モノクロ」で表示されます。ただこれを気にせずに自動処理させると「カラー」画像になって出てきます。
なんだか不思議な感じですが、これが仕様なんでしょうね。
ステライメージ2との連携は快適そうですね! 手の混んだ処理もできるのでしょうけれど、ステライメージはカンタンさが売りなのかなという気がしていますよ。