うちのベランダから木星が見えるようになるのは午前2時くらいから。明日はお休みなので、AP赤道儀をベランダに出して、木星を撮影することにした。記録によれば、木星を撮影するのは約1年ぶり。
うちで惑星用望遠鏡といえば、セレストロンのC5。惑星用カメラといえば、ASI385MC。2.5xのバローを噛ませた。ご多分に漏れず、大変だったのは導入。ファインダーと鏡筒の光軸を合わせるのが面倒くさい。十字線のあるタイプだと木星が隠れてしまうことがあるので、最近はスポットファインダーを使うことにしている。雑な性格なので、適当に済ませたいところだけれど、そうは行かないのがこの作業だな。
極軸は取れていないので、画面の端から端まで木星が出ていくまで500コマくらいしか撮れなかった。そのうち20%をスタック。Registaxをかけたのがこちら。すごくみずみずしく出来上がってびっくり。シーイングが良かったんだろうな。DyadicじゃなくてLiniarで処理したことも効いているかもしれない。初めて遠征先で木星を撮ったときを思い出した。そこまでディテールは出てないけど、満足したよ。
機材で気になったことメモ。AP赤道儀のコントローラーでDECが動かない(以前も同様の症状があったような)。C5だかASI385のレンズが汚い。
この記事へのコメント
なんか最近みんな惑星撮ってるなぁ~
梅雨明け後、あんまり天気良くなくてなんだかなぁ~です…
もっとも私の場合は、撮れるのが月か惑星かだからですけどね。星雲とか銀河とか遠いやつは、私の魂のやる気待ちです。
木星、ばっちりだね。^^b
大赤斑があれば、文句なしの優勝。^^
そこそこ木星の写真は撮っているはずなのですが、大赤斑が写った写真は、過去に3枚くらいしかないです。ハズレ馬券ばかりです(><) そういえば、大赤斑の出現が予想できるプラネタリウムソフトは、ステラナビゲータ以外にはないんだという話でした。
みずみずしい、というのがとても素敵です。
仕上がりもキレイ。私もこんな木星を撮りたいなあ。
めりーさん、ありがとうございます! すっきり写ったのは本当に久しぶりです。何をすれば、こんなふうに写るのかが分かっていないので、再現性ゼロなのが辛いですねぇ。バローは欲張らないというのはありそうなのですが。がむばります!
赤い目玉が写るか写らないかで、テンションかなり違いますねー
見えたらラッキー。
昔、天文年鑑に載ってた気がしましたけど、確認したら、四大衛星のグラフは載ってたけど、目玉の位置図は無いようでした・・・
何処かで計算式?見たような気もしますけど、記憶が定かでないです。
ステラナビゲータは、大赤斑って規則を持って動いているのでしょうけど、戻ったり進んだりしてドリフトすることもあるので計算が難しいため、実際の動きのデータで補正しながらシミュレートしているという話のようでしたよ。私は計算式を見てもさっぱりだと思います!(笑)
うちの30年選手、日本特殊光学製スペース10より解像してますね!
※リンク先はスペース10(10cmf10+3倍バーロー+385MCです)
あぴさん、ありがとうございますー。カメラは同じ、バローと鏡筒は似た感じといったところでしょうか。リンク先、開けないみたいです(><)
ありゃ。facebookなので登録しないとみられないのかな。こっちだといかがです?
あぴさん、見えました! ありがとうございます! スペース10とC5の100mm級の見え方の感じがよく分かりました。私の写真は縮小マジックが効いているかもしれませんが(笑)
ED80sf入手して木星撮ったら、先のものより解像してしまいました(w
時間分解能の差のような気がしているので、fps違いで試してみます。
なるほど、ED80sfの方が明るいのですね。拡大すると暗くなりそうなので、感度上げが効いてくるかもしれないというわけですね!