東京の空でもHαナローを使えばM8がバッチリ撮れることが以前の撮影で分かっているのだけど、LPS-V4ならどれくらいに写るのかが試したくて、雲が湧き上がってくる前に撮影してみた。
AZ-GTiは追尾性能がよいときと悪いときがあるような気がするのだけれど気の所為だろうか。ガイドしようかどうか考えたけれど、南天の低空は電線問題があるので、いずれにしてもそう長くは撮影できない。
ひさしを超えたタイミングで撮影を開始するのだけれど、15分を超えたあたりから電線がひっかかってきた。電線をトリミングすれば、もう少し粘れるけど限界は限界。下の写真は16分。
これ以上、強く処理するとレンズだかフィルターだかの汚れが目立ってしまうのでこの程度にとどめた。ダーク引きは身についたけど、フラットにも慣れなければだな。明るい星雲ならV4で乗り切れるかも。
東京の空でも満足の行く星雲が撮りたい。電柱、地中化してほしい(´;ω;`)
ついでなので、レンズの汚れが浮いてきた画像ものせておく。
撮影データは残しておくと後々の役に立つ。
■撮影データ
・撮影日:2019年8月4日
・鏡筒:BORG 36ED (D=36mm, fl=200mm, F5.6)
・補正光学系:なし
・カメラ:ASI385MC
・フィルター:LPS-V4
・ガイド:経緯台追尾
・架台:AZ-GTi
・露出:総露出時間16分(15sec×64 Gain=300:ShapCap LiveStack)
初めてのナローバンド撮影、モノクロHαで撮った干潟星雲
前回は四苦八苦して干潟星雲を撮影したところまでを報告しましたが、ようやくコンポジットが終わりました。モノクロでかつ1936×1216をビニング2で撮影していたので、SI8の処理がなんと速かったこと! さて、初めてのナローバンド撮影で、本当に...
この記事へのコメント
>撮影データは残しておくと後々の役に立つ
禿同
けむけむさん、過去ログ読み返して、どんな機材で撮影したのか不明なことが多いので、毎回の習慣にします。
私も同意。
ブログは自分自身の備忘録でもありますしね。
LPS-V4、光害対策に好適なようですね。
LEDに対してもある程度の効果が得られているのではないでしょうか。
あぷらなーとさん、スペック通りにLEDを極力回避してくれているように感じます。こんどはアクロマートとの組み合わせで試してみないとですね。
「Astro Nier」出撃♪
しゅっつげーき!
レンズの汚れ発見できず。
心眼は見たくないものはオミットしてくれるようだ。^^
なので、2枚目の方が迫力あって好きだな。(あくまで個人的な意見)
前回と比べて低高度の対象。
角速度が関係してるかもしれないね。
色々とっていくうちに、その辺が自然とみえてくるかもしれない。
是空さん、見たくないものは見えない心眼、いただきました(笑)本当はもうちょっと炙り出せて、牡蠣のひだ?耳?が出せるんですけどね。今回は遠慮気味です。ナローに迫れるような術を編み出さなければ。