木星や土星、夏の大三角が目視できる空模様だったので、久しぶりに星撮りをしました。今回は近くの街灯がLEDに変更されてしまったことによる光害を避けるためにLPS-V4を試しました。あとASI385を撮影用に回したところも新しいです。使った望遠鏡はおなじみの36EDとAZ-GTiです。本当に気軽に撮れます。ポラリエで極軸を取って、手動導入していた昔がうそのようです。
こちらの写真がLPS-V4なしの写真。星雲を撮ってるわけではないから、街灯の影響はそんなにない感じ。ひとまずM13を6分撮ってみました。星の粒状感もよく分かります。
■撮影データ
・撮影日:2019年8月3日
・鏡筒:BORG 36ED (D=36mm, fl=200mm, F5.6)
・補正光学系:なし
・カメラ:ASI385MC
・撮影:SharpCap LiveStack
・フィルター:なし
・ガイド:経緯台追尾
・架台:AZ-GTi
・露出:総露出時間6.3分(10sec × 38frames : Gain=300)
次はLPS-V4を装着。断然、暗くなります。そのぶん1コマあたり10秒から20秒に伸ばして撮影。見た目、星の数が少ないですね。フィルターのないほうがよく写ってるかも。もう少し露出をかけるべきだったし、星雲を撮影するときにフィルターを使うべきでした。使い所を間違いましたね。10分と40分ではこんなに視野回転が違うんですね。
■撮影データ
・撮影日:2019年8月3日
・鏡筒:BORG 36ED (D=36mm, fl=200mm, F5.6)
・補正光学系:なし
・カメラ:ASI385MC
・撮影:SharpCap LiveStack
・フィルター:LPS-V4
・ガイド:経緯台追尾
・架台:AZ-GTi
・露出:総露出時間40分(20sec × 120frames : Gain=300)
上2枚をコンポジットしたのがこちら。遠征先で撮ったM13のキラキラ感はありませんでしたが、23区内で撮影した球状星団としては及第点でしょうか。
■撮影データ
・上の2枚をコンポジット
・露出:総露出時間46分(20sec × 120frames : Gain=300)
撮影用兼現像用PCの電源ケーブルがいよいよダメになってしまいました。
なので、今回はお仕事用のSurfaceにSharpCapをインストールして撮影し、Parallelsの上でステライメージを走らせてしのぎましたとさ。
この記事へのコメント
おぉ、なかなかよく写ってますなぁ。
いっぱい撮って、コンポジットして、円形写野にしましょう!
Nano1を載せるならナノトラッカーかなぁ、と思っていたら、
原村星祭りでオルゴール赤道儀 MusicBox EQ(中古)が生えました(笑)
31.7mm-M12アダプターも生えたので、これでNano1を望遠鏡に付けられます。
あとは晴れるのを待つだけ・・・
せろおさん、やっぱり円形になるまで撮るべきですかね! やってみようかな。あ、でも電線が強敵だしな。1時間はやってみるかなぁ。そうそう、実は私もMusicBox EQを検討しましたよ。そして、NanoトラTLに行きそうになって、そこでふと我に返りました(笑)NANO1がらみでおもしろいモノ(安物)が生えたのでまたご報告しますね。
えぇがな、えぇがな。👍
球状星団はきれいだよね。
M13かぁ。文章をすっ飛ばして見てたから、最初M4だと思っちゃった。^^;
星団の左側やや下の明るめの星、これがアンタレスか?と色々疑問がいっぱい。
ちゃんと読んで自分の誤りに気が付いた。^^v
是空さん、なんとなく配置がさそり座に見えますね。見出しにM13と書いただけで、あとは文末に天体の名前が出てくる文章なので、誤解ごもっとも。付け足します(汗)
配置がなんとなく似てるよね。
特に、↑で言ってる左やや下の明るめの星(アンタレスもどき)と、上やや右の明るめの星の位置が。^^
ただ、色々と違和感を感じさせるものが多いのも事実。