にゃあさん天才か。こんな簡単な方法でレデューサーが組めるとは思わなかった。もっと早く思い付けたものを。既知の方法かもしれませんが、自分用のメモを兼ねて共有しますね。
用意するもの
(1)ケンコーACクローズアップレンズ52mm径 No.2〜5お好きなもの
(2)BORGカメラマウントホルダーM【7000】
(3)バシュポ延長筒 14mm(別にBORG延長筒MとかLでも良い)
理屈は簡単で、BORGのカメラマウントホルダーMの内側に52mmフィルターが装着できることを応用したものです。このため、ケンコーのACクローズアップレンズは52mm径でないといけません。ただし、カメラマウントホルダーMに52mmがねじ込めるのは、新ロットからです。旧ロットはねじ込めないらしいのでご注意を。レンズの凸面は対物側を向いています。
バシュポ延長筒の部分は、14mmよりも長くても短くても構いません。14mmの長さがあると一番ぶ厚いNo.5を収めるのにほぼちょうどいいサイズでしたので、私はこれを使うことにしただけです。それぞれねじ込んだら作業終了。
この方法のメリットは大きく2つあります。
(1)特殊な工具がいらない
これまで、私がやっていた方法は、カニ目レンチやラバーレンチなどがどうしても必要でした。しかし、この方法では特殊工具が必要なく、リングにレンズをねじこむだけでレデューサーが製作できます。No.5をNo.4やNo.3に変えたい場合も簡単です。
(2)マウントを選ばない
これまでの方法だと、T2リングにレンズを埋め込んでいましたので、カメラマウントごとにT2リングを用意しないといけませんでした。この方法だと、BORGから発売されている各種カメラマウントEOS用【5005】、ニコン用【5003】など必要に応じて装着できるので、レデューサー本体は1つで済みます。
他にもT2リングには収まり切らないNo.5も使えてしまうと言うメリットがあります。
延長筒でクローズアップレンズをケーシングした状態がこちら。これでM57のBORG延長筒に接続できます。私はM57回転装置DX【7352】に接続してみました。対物側をM42に接続したい場合は【7528】を使うことになると思います(接続確認済み)。
追記:あぷらなーとさんの記事(2015年 01月 03日)ハケーン!

この記事へのコメント
いろいろと、ゴソゴソされてるようで。
工具要らないのもいいですが、カニ目って何か憧れます。持ってないし、レデューサ作ったりしないので不要だけど (^o^)
けむけむさん、あのメカメカしい雰囲気がいいですよね。時計の裏ブタも外せるらしいですよ。そんな時計持ってないですけど(笑)
環状星雲、オリオン大星雲がどうしたって?
Mxxって、メシエカタログナンバーでしょ?^^;
是空さん、メシエのカタログよりBORGのカタログの方が複雑ですぜ。
BORGの製品番号にはM57やM42とか出てこないもん。(*^^*)
M57 とか M42 とか、武器(銃)にもありそう…
確かにアーマーライトな名前っぽい。
はじめまして。
天リフ編集部のブログ更新情報でお見かけしてやってきました。
この方法、ヤフオクで買ったBORGセットで見たことがあります!
カメラマウントを付けて組まれた一式で、撮影で使っておられたそうです。(たぶん天体以外の)
届いたBORGをウキウキしてバラしていたら、中から全く同じ方法で取り付けられたACクローズアップレンズが出てきて驚きました。
もしかしたらカメラ撮影方面ではメジャーな方法なのかも知れません。
BORGはカメラレンズとして使われる方がたくさんおられるのに、天文とカメラで世界が分かれちゃってノウハウが共有されにくいのはもったいないなあと思います。
zhyaさん、初めまして! ヤフオクに出品されていましたか。情報をいただいてありがとうございます! なるほど、カメラ界隈のBORGのノウハウを学んでくると言う手がありましたね。おっしゃる通りです。幅広く情報収集してみますm(_ _)m
にゃあさん、初めまして。
このやり方はPENTAXのAFアダプターを使ってBORGをオートフォーカス化する際によく用いられているやり方ですね。
BORGで野鳥撮影をされている方の中ではよく知られている方法だと思います。
外からは中に組み込まれているクローズアップレンズが見えず、スマートですよね。
私も8年ほど前からこのやり方でBORG71FLをオートフォーカス化して使っています。
TANKOさん、初めまして! TANKOさんは8年も前からすでに使いこなしてらっしゃるんですね。私はそれを知らずに分解してました(笑)T2リングに埋め込む方法も一石二鳥なところもあるので、使い分けしていきます!
おお、ついにこの方法に辿り着きましたかー。
私もこのやり方に近いです。
BORGのパーツには内部に52mmネジが切られていることが多いので便利ですよね!
あぷらなーとさん、試行錯誤の結果たどり着きましたが、なぜこの方法を最初に試さなかったのかと。先入観って怖いですね(笑)
52mmパーツはあちこちに転がっているようなので、材料費はだいぶ安くなりそうです。でも、どうしてもフォーカサーの部分だけが安くなりません。SE102を買ってきてバラした方が安いってどういうことかと思います(汗)
よくわかんないレンズです。
実はデッカイ巨人用の接眼レンズを探してます。
例えば普通の交換レンズを覗いてみても向こうはよく見えません。
カメラとレンズの間に入れるテレコン
これを交換レンズの後ろに入れて覗いたら見えるでしょうか?
ではちょうどテレコンの逆みたいレジューサならどうでしょうか?
今回安いのを買ったので届いたら試してみます。
でも、・・・まーだ 天体写真初めた事ないんですうう
ねこ丸さん、はじめまして! 天体写真はじめられるのですね。沼ですよ、沼! 星景用のカメラレンズのほうが、望遠鏡より高かったりしますので、最初にきちんとした製品を買ったほうが結局、安くつくかもです。お気をつけください!(笑)
今ここまで来たんですが、
単焦点デジカメに広角・望遠ズームレンズを取り付けるアダプタを作る。
https://bit.ly/3vSUi8Z
眼では結構いい線いってるけど、
カメラレンズだと射出瞳径が足りない。
倍率が上がりすぎる。
イメージサークルが小さい。
などの問題がデッカイ接眼レンズが欲しい。
レジューサがいい効果があるかれない。
というところで足踏みしています。
次に画像を出しました
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https://bit.ly/3C16JmU
下に行って
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おもろい 昔々有るところに
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ーーーーーーーーーーーーーーーー
このように目で見ると良いんですが。
カメラで撮ると瞳径が小さく画角が切れてしまいます。
これをもっと大きなレンズに変えて、
レジューサーを付けたらどうなるか?
をヤッてみたいと思います。
瞳径とかイメージサークルとか難しいことはわかりませんが、いろいろ試してみて、いい結果が出るといいですね。
これってケンコー反射望遠鏡SE200Nの焦点距離の長さで視野が狭く星探しに難儀している私向きですか?
本田 和道さん、はじめまして! このレデューサーは、焦点距離をさらに広くして、かつ周辺像のコマを修正するものです。屈折と反射では、レデューサーのレンズの向きが逆になるのでお気をつけください。
星探しにお困りでしたら、ファインダーをより焦点距離が短い広角側に変えられるとよいかと思いますー。