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自作レデューサー、AC No.2とNo.4では雲泥の差

まさかこんなに違うとは思わなかった。ケンコーのACクローズアップレンズNo.4で自作したレデューサがすごくいいところまで行ったのだけれど、ちょっとだけ満足できなかったので、さらにNo.2のレンズでさらにレデューサを作ったというところまでが前回の話。

今晩は久しぶりに晴れていたので、No2をテストすることにした。もちろん鏡筒はNC77。ベガはすでに低空にまで降りていたのでサドルを狙った。ASI1600MCをSharpCapにつなぎ、Gain300にして、10秒のコマを30枚を撮影。そしてコンポジットした。

Flat Aide Pro で四隅を切り出してみた。見るからにダメな結果だった。しかし、こうも違うものなのか? 何か手順を間違ったのではないかと疑いたくなる。

参考の為に、No.4の画像を載せておく。逆に言うと、上のように恐ろしく歪んでいても、レデューサーを使えばまともになるってことだよね。No.4で手を打っていいような気がしてきた(笑)思い返すに「ANT-6はNo.4で補正できないくらい歪んでた」わけだ。比較に置いてNCクローズアップレンズは対物レンズとしてかなり優秀なレンズだと思う。

ただ、No.4にはゴーストの問題があってですね。巨大オーブが現れた写真を紹介しておく。

((((;゚Д゚)))))))

この記事へのコメント

  1. ありゃりゃ。補正効果が弱めで扱いやすいはずのNo2が暴れちゃいましたかー。
    まさかとは思いますが、いつの間にか裏表がひっくり返ってたなんてことは・・・ないですよねぇ。

    それぞれのレンズの設計値(各面の曲率半径とガラス材)が判明すれば、ビシッと最適値が計算できますし、スポットダイヤグラムも出せるんですがねぇ・・・。

    • あぷらなーとさん、そうですよね。裏表逆になってないかとか、ちゃんと確かめてみないとです。計算して解を導けるに越したことはないのですが、こうやってああでもない、こうでもないとやっているのは推理小説みたいで面白いです。まだまだひるみませんよ!

      • 撮影結果にこだわるのも有意義なのですが、仰るとおり途中過程の試行錯誤って面白いですよねぇ。

        こちらはSE120の三連装作戦が成功した途端、興味がSE102の試行錯誤に移ってしまい、なかなか作品が増えません。

        • あぷらなーとさん、レデューサーの裏表は合ってました(^^)/  私の無頓着な試行錯誤だと、すでにSE120とかSE102が買えていると思います。トホホ

  2. レデューサーの設定ってなかなか難しいそうだね。
    なんかレデューサー効果が全然効いていないように見える。
    No2でも追い込めばもう少しよくなりそうな気もするけど。(根拠なし)

    昨日(正確には今朝)は久々にいい星が見れた。
    3時過ぎ頃、「HIROPONさんもいつもの公園でオリオン見てるんだろうな」と思いながら見てたよ。
    昨日は今シーズ1のオリオンだったな。

    • 是空さん、全然効いてない感じですよね。まさかつけ忘れ?私のことだからありそうで怖い。帰って確認してみます。うちからはまだオリオンは見えませんが、季節までになんとかしたいところです。

  3. クローズアップACって、メニスカスになっているので、むかーし、100SDUFで言われていた中央集光が出ちゃうんですよねぇ・・。
    自分も、昔、BORG76EDで使っていた時はあ結構悩まされました。
    フラットで補正しきれなくても、素直な円形なので、今だったら、マスク使って補正、ですかねー・・

    こういうのは試行錯誤している時が一番楽しいですよね。
    ボクもずいぶん昔にいろいろやった名残で、クローズアップAC、沢山持ってます。
    52mmを裏表に装着するためにOMリングとかも買った筈なんですが、どこいったかなぁ・・。

  4. UTOさん、ありがとうございます。こういう現象に皆悩まされてきたのですね。一筋縄で行かないところが面白いですね。変なゴーストは手に負えなさそうなので、回避する方向で考えます(汗)OMリング、初めて知りました。これも楽しそうなパーツです。そのうち買っていそうです!

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