BORG 55FLとASIカメラの組み合わせで起きる片ボケが気になって仕方がないyo。EOSを撮影に使ったときは片ボケがないので、おそらく「TマウントアダプターEOS用」がたわんでるんだと思うんだ。
いろいろ複数のリングを組み合わせていけば光軸がブレやすくなるというのは理解できる。なので、これらのリングをひとつのパーツにまとめることができたら、たわみもなくなるんだろうなと想像している。
私が55FLとASI1600MC-COOLをつなぐ場合、55FLの終端となるカメラマウントホルダーM【7000】より後ろは、こんな構成になっている。
キヤノンEOSマウント【5005】10.8mm
EOS-Tマウントアダプター 24.5mm
M42アダプタ 11mm
※ TマウントアダプターとM42アダプターの間に、T2エクステンター(ローレットリング)がいるのかいらないのかが気になっていたんだけど、これを挟むと無限遠が出なかったよ。
理屈では、7000番より後ろ、光路長にして46.3mmのアダプタを制作すればいいわけだ。どこか作ってくれる工房さんないかなぁと、悩んでいたところ、随分昔にZWOのサイトからリンクされていたショップさんを思い出した。
「PRECISE PARTS」というショップさんで、アメリカはマイアミの会社が運営しているらしい。望遠鏡側のパーツとカメラ側のパーツ、光路長を指定すると、それに見合ったアダプタを制作してくれるらしいんだ。
サイトでは、望遠鏡側のパーツとして、たとえばキヤノンやボーグが選べるようになっている。さらに細かくメーカーごとのパーツタイプを選択できるのがすごい。
私の場合、上に書いたような構成がほしいので、望遠鏡側は「Borg-Hutech」、カメラ側は「ZWO」を選択した。[NEXT]ボタンを押して、次の画面に進む。
望遠鏡側のパーツタイプは「Borg camera mount AD(7000)」を選んで、カメラ側のパーツタイプは「ZWO ASI1600 Series without adapter」として、Adapter Effective Lengthに46.3mmを入力。
すると、すぐさま見積もりが表示されると同時に3Dモデルが閲覧できるようになる。
上の組み合わせだと135ドル(送料別)だった。これを高いとみるか、リーズナブルとみるか、すぐに判断できなかったのと、本当に46.3mmでいいのか自信がないので悩み中。レデューサー【7880】を終端にする組み合わせもできるなぁ。
悶々…
この記事へのコメント
素晴らしいですね、これ。
でも、オヤジはこの辺がルーズで、有り合わせの延長筒で適当(いい加減)に組んで、ピントが出て、周辺像も見るに耐えたら終わりにしてますが。
某、Blogさんでは、延長筒、小数点以下まで指定されて発注されてるので驚きです。
確かに、フレキシブルに筒が長くなったり短くなったり、BORGではそんな筒がありますが、あれで、像を確認して長さを出して発注でしょうね。
メモリましたが、発注する時は、ボタンを押せないような気がします。(笑)
まずは手持ちのリングでお試しですよね。そう思います。リングを組み合わせて作ってみます。できるかなぁ。0.3mmはどうしようもないですが(笑)
ほかにクレイフォードのフォーカサーがあるので、それで長くしたり、短くしたりできるといいのですが、レデューサーのレンズがかなり末端にあって、フォーカサーを短くすると筒がレンズに当たってしまいます。レデューサーがなければそれでいけるんですけど、残念です(><)
私は細かい調整は諦めました(笑)
3mmの延長筒欲しくて高い買いましたが、結局は1mmスペーサー2枚とスケアリング調整アダプタで1mm余分に開けて済ませました
結局は温度変化でズレるから細かいことはいいんだよってなりましたね
スケアリング調整アダプタも気にはなっているのですが、カメラとの接続がねじ込み式の場合、都度調整する必要はないのでしょうか? 毎回、ばっちり決まってくれればいいのですが、それこそ細かいことは気にしなくていいんですかね。確かに、細かいことを気にしすぎているような気もします。。。
天文屋は色んなチューブをいっぱい持っている。
理由はこの記事の通りだな。^^
いろいろなケースがあるからバラバラで組み合わせで調整できた方が都合がいいけど、精度という意味では一体化がいい。
なんとも歯がゆい。
さぁ、この局面をどう乗り越えるか。
^^人柱
「それは他人が買おうかどうか迷う物(もしくは購入先)を誰よりも先に買い、評価し、迷っている人の判断の道しるべになる者をいう。」byナントカノヤイバ
全集中、人の呼吸、壱ノ型 気絶押下!
イッテミタカッタダケデス…
このショップはオモシロイ!ブクマさせてもらいました。
私は、夏の終わりにカメラレンズ~Cマウントアダプタの部品を国内メーカに作ってもらいましたが、結構いい値段という印象でした。材質選んだり、慣れないJW-CADで図面を描いて・・・と。ヒトに作ってもらうって、出来上がるまでドキドキでした。天文に特化したショップなら、安心ですね。
3Dプリンタで試作してから発注すれば、より確実なんでしょうね。
i*matさん、HELPページもみてみたのですが、ここはおそらくCADデータを送らなくてもやってくれるというのが特徴みたいです。逆にいうと、プルダウンのなかからしか選べないという感じでしょうか。完全オリジナルな出力サービスというのもどこかにありそうですよね。探してみよっと♪