スポンサーリンク

3Dプリンターのモデルにサーフェイサーを吹く

3Dプリンターで印刷したモデルの表面処理の話の続き。いきなりピカチュウのフィギュアの塗装をするのは少しハードルが高い気がしたので、練習用に別のモデルを用意することにしたんだ。ハロウィーンも近いし、棺桶型のお菓子ケースを印刷してみたんだよ。バネを使ったフタの開閉機構の勉強にもなる。リンクはこちら。例によってThingiverseだ。

Twist Lock Coffin by 3d-printy
This trick box has a hidden latch mechanism that will keep it securely closed until you twist a particular section of the lid. This remix of the original Twist ...

サーフェイサーというのは、塗装するに先立って、モデル表面に噴霧する塗料のことなんだけど、パテ状の液体も成分に入っているんだって。サーフェイサーを吹くのは、(1)塗料の乗りをよくすること=足付け、(2)多少の傷を埋めてしまうこと、(3)印影が見やすくなるので、塗装前の傷などの確認をすること、なんかが目的らしいよ。色は、白、グレー、黒があるみたい。グレーが扱いやすいということで、グレーのサーフェイサーを入手した。サーフェイサーには、ヤスリのように500,1000,1500などと番手がある。ヤスリと同じで数字が小さいほど、キメが荒い。私は1000番にした。

まずは棺桶の表面を確認する。印刷フィラメントは黒のPETG。表面に白いゴミがついているけれど、これは、プラットフォームシートに食い付いた白いフィラメントが付着したもの。食いつきがよすぎて、ヘラで削っても取れなかったの。塗装するし、関係ないよね?

モデルの表面はザラザラ。積層痕も見える。今回は、積層痕を消さずに残すことにした。サーフェイサーでどれくらい積層痕が埋まるかというのを確認したかったということもあるし、棺桶らしい風合いも残るだろうと思ったんだ。なので多少のブツブツも残した。サーフェイサーの乗りをよくするため、60番の紙やすりで、全体に引っかき傷だけ作っておいた。また、マスキングテープの代わりに、パーマセルテープでサーフェイサーがかからいようにした。背後に見えるのは、ダンボールで作った簡易塗装ブースだよ。屋内じゃなくて、ベランダに置いて塗装した。

プラスチックに塗装するなんてのは、小学生以来。プラモも小学生のときに作ったのが最後だ。缶をよく振って、サーフェイサーを吹き付ける。5~10cmくらいの距離感で吹くのが良いらしい。吹いてみる。PETGのざらざらテクスチャがほぼそのままグレーになった雰囲気。ブツブツもそのまま。何重にも吹けば消えるのだろうけれど、積層痕は消えない。これが気になるようなら、塗装前に本気で削ったり、パテで埋めたほうが良さそうだね。表面のざらざら感は、毛羽立ち?も含めていい感じ。紙やすり60番、覚えておく。

棺桶のふたの方を見てみるよ。ドクロの輪郭は凹の筋になっているんだが、深いところまではサーフェイサーが入り込んでいない。1500番なら埋まるんだろうか。本塗装でなんとかなるかもしれないし、まぁ、いいや。

本日の天気は雨、気温は13℃。肌寒い。乾くのに20〜30分はかかった。ラッカー系の塗料は臭いな。ダンボールに新聞紙を詰めたらいいというアドバイスがあったけれど、うちでは紙の新聞なんて、10年はとっていないのだよ。代わりにポスティングされたチラシを詰めてみたんだが、これだと噴霧の吹き返しは不可避。外での塗装なので、換気扇まではいらないと思うけれど、工夫は必要。マスクはしておいたほうがいいな。

今回使ったサーフェイサーはこちら。以前、使ったトップコートと同じメーカーのシリーズなのかな(トップコートは四次元に召されてしまった)。

次は、塗装をしてみる。筆じゃなくて、エアブラシを使うつもり。別途調達が必要。FDMのモデルに着色できると思うと、ちょっと楽しい。

この記事へのコメント

  1. うむむむむ。なかなかうまくいかないのかな?
    この手の積層痕はパテよりもサフェーサーが最適だと思ったけど。
    この辺はいろいろやってみて、ノウハウを構築していくしかないのかも。

    • 是空さん、いまのところ特性を見ているだけなので、特に問題ないですよ。モデルによっては、0.1mmで積層するとか、ヤスリがけするとかが必要だと分かったのでOKです。いきなりピカチュウでやらなくてよかったのは確かです!

  2. エアブラシはちょっと前に手に入れたもののsれから全く使っていません。
    こういうの興味アリアリです。
    面白そー!!!

    • 昔、エアブラシで絵を描きたいなぁって思っていたこともあったので、結構、憧れのツールです。うまく使えるかどうかは別の話ですが、わくわくしています〜

  3. オモシローイ。この棺おけケース。ただの趣味悪いデザインの箱かと思ったら、意外に凝ったシカケが入ってる。
    他にも色々デザインしてるみたいですね。
    こういうパズル?的なの大好物です。
    しゃべり全く解らないんですが、最初、何を剥いている?と思ったら、ブリムっちゅうヤツ?ですかね。

    • この棺桶の機構、おもしろいですよね。こんなバネもあるんだと感心しています。フタを開いては閉じ、開いては閉じして遊んでいますが、よく考えられていますね。剥いてるのはブリムですね!

タイトルとURLをコピーしました